近現代日本のドスト
エフスキーの受容
(更新:24/06/15)
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『ドストエフスキーと日本人』
(
松本健一著。朝日新聞社1975年刊。)
明治25年前後・明治45年前後・大正期・昭和9年〜12年・昭和20年〜昭和25年の五期に分けて、ドストエフスキーの影響を受けた日本の文学者・文芸評論家を網羅して取り上げ、彼らのドストエフスキー受容について論じた労作。


『ドストエフスキイと日本文学』
(
新谷敬三郎著。海燕書房1976年初版。)
ドストエフスキー文学の影響のもとにある島崎藤村の『破戒』・小島信夫の小説などについて論じている。


『近代日本文学とドストエフスキー ― 夢と自意識のドラマ』
(
木下豊房著。成文社1993年刊。)
二葉亭四迷・夏目漱石・萩原朔太郎・太宰治・昭和10年前後の文学におけるドスト氏について論じている。


「ドストエーフスキイ文献解題」の中のp185p191
〔木下豊房・文。『文芸読本ドストエーフスキー(U)(河出書房新社1978年初版)に所収。〕


「ドストエーフスキイ文献案内V」
〔『ドストエーフスキイ研究』(「ドストエーフスキイの会」編)の第3号(1986年刊)に所収。〕
ドストエーフスキイと日本文学についての文献が挙げられている。


「ドストイエフスキイの日本伝来について」
〔柳田泉・文。『浪漫古典』(1934年刊・創刊号)に所収。〕
 

「ドストエーフスキイの移入、その受容のいきさつ」「人道主義的受容の時代」
〔小沼文彦著『随想ドストエフスキー』(近代文芸社1997年初版。)に所収。〕
ドストエフスキーの文学の移入時のことや、大正期・昭和初期に出たドストエフスキー全集のこと、戦後までの日本の作家におけるドストエフスキー受容をまとめている。


ドストエフスキー翻訳作品年表 1
〔榊原貴教・筆。明治期から大正末までの分。『編訳と歴史』の17(20039月刊)に所収。〕
「ドストエフスキー翻訳作品年表 2」「ドストエフスキーの翻訳について」
〔榊原貴教・筆。『編訳と歴史』の18(200311月刊)に所収。〕


「ドストエフスキー作品別翻訳索引(抄録)」
「翻案とダイジェストの差異 付「罪と罰』翻訳年表」」

〔榊原貴教・筆。『編訳と歴史』の20(20043月刊)に所収。〕


「日本文学のドストエーフスキイ」
〔小沢政男・文。『文学』(19565月号)に所収。〕
 

「ドストエフスキーと日本文学」 
〔吉田精一・文。筑摩書房刊のドストエフスキー全集の別巻(1964年初版)に所収。〕


「ドストエーフスキイと日本文学」
〔小田切秀雄・文。『文芸読本ドストエーフスキー』(河出書房新社1976年初版。)p121128。〕


「日本におけるドストエフスキー」
〔清水孝純・文。『特集=ドストエフスキーその核心』(ユリイカ詩と批評6月号。青土社19746月初版。)p210215。〕


「戦後日本文学の中のドストエフスキー」
〔井桁貞義著『ドストエフスキー』(清水書院1989年初版。)p224229。〕


「ドストエフスキイと近代日本の作家」
〔佐藤泰正・文。『ドストエフスキーを読む』(佐藤泰正編。笠間書院1995年初版。)に所収。〕
 

※、近現代日本における「ドストエフスキー文学の翻訳史」や「ドストエフスキー論の流れ」に関する研究書や文献リストは、井桁貞義著『ドストエフスキー』(清水書院1989年初版)p242p244にも挙げられている。



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