書簡集
(更新:25/08/30)
概要
・ドストエフスキーは筆まめであり、実家のモスクワを離れたペテルブルグでの学生時代から、身内や知人や出版社等に、こまめに手紙を出した。現在まで、
960余通
が残っている。
・最初に、本国で、ドリーニン(ソビエトのドストエフスキー研究家)の編集により、
「ドストエフスキー書簡全集」
が刊行された。
(1928〜1959に編集し、1959年に刊行。900余通が収められている。)
・氏は日々日記の類を書かなかったが、今取り組んでいる創作のことや氏の信仰告白としてのアドバイスや思いが記されているものなど、手紙を書いた時点での氏の事跡や考えなどが知れる貴重な資料になっている。
・作品『貧しき人びと』に見られる通り、手紙の冒頭や結びにおける相手への親愛や敬いの表現から氏の好ましい人柄がうかがえる。
《所収・一覧》
・河出書房版全集
巻16〜巻18「書簡
集(上・中・下)」
米川正夫訳。
※計863通を収めている。
・『ドストエフスキー全書簡集
完全版』
米川正夫訳。2019年
3月25日刊。kindle版。
古典教養文庫版のぶん。
※全集と同じく計863通を収
めている。
・筑摩版全集
巻15〜巻17「書簡
集」(1〜3)」
小沼文彦訳。
※計961通を収めている。
宛名索引あり。
・新潮社版全集
巻20〜巻23「書簡
集(1〜4)」
工藤精一郎他訳。
※計936通を、宛名別に
まとめて、収めている。
・『書簡集・妻への手紙』
岩波文庫。全2冊。
米川正夫訳。
・『ドストエフスキーの手紙』
中村健之介編訳。
北海道大学図書刊
行会1986年初版。
※時系列に102通を抄録。
語注を付している。
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