ドストエフスキーの小説や
著作に関して論じている古
今東西の本論文のうち、
おすすめの分を以下に
列挙しました。
<主要小説のほぼ全作品>
『ドストエーフスキイ研究』
(米川正夫著。米川正夫個人訳
全集の別巻。1970年初版。)
の中の「主要作品研究」。
『ドストエフスキー人物事典』
(中村健之介著。朝日選書399。
朝日新聞社1990年初版。)
『ドストエフスキーを読む』
(寺田透著。筑摩書
房1978年初版。)
『ドストエフスキー論』
(エルミーロフ著。ソビエト研
究者協会文学部会訳。
青木書店1956年刊。)
『ドストエフスキーの創造』
(ペレヴェルゼフ著、長瀬隆訳。
みすず書房1989年初版。)
『ドストエーフスキイの世界』
(荒正人編著。河出ペーパ
ーブックス。河出書房新社
1963年刊。)
『ドストエフスキイ論集』
(埴谷雄高作品集10。河出書房
新社1987年初版。)の中の
「討議ドストエフスキイ全作品」(埴
谷雄高を含む六人の論者に
よる共同討議。五大長編と
『貧しき人々』『死の家の記
録』『地下生活者の手記』の論。)
<五大長編
について論じているもの>
『道化の風景 ―
ドストエフスキーを読む』
(清水孝純著。九州大
学出版会1994年初版。)
『ドストエフスキー
― 無神論の克服』
(冷牟田幸子著。近代
文芸社1988年初版。)
「ドストエフスキイの作品」
(小林秀雄著。新訂小林秀
雄全集第6巻。新潮社
1978年初版。)の中の
「罪と罰について(1・2)」
「白痴について(1・2)」
「悪霊について」
「未成年の独創性について」
「カラマアゾフの兄弟」
『ドストエフスキイ』
(桶谷秀昭著。河出書
房新社1978年初版。)
『ドストエフスキーの世界』
(作田啓一著。筑摩
書房1988年初版。)
『ドストエフスキイ ―
近代精神超克の記録』
(吉村善夫著。新教出版社1
965年初版。1987年に復刊。
『貧しき人々』『虐げられ
し人々』の論も含む。)
『私のドストエフスキー体験』
(椎名麟三著。教
文館1967年刊。)
<途中、五大長編
について各々論じている評伝>
『ドストエフスキー』
(E‐H‐カー著。筑摩叢書106。
松村達雄訳。筑摩書房
1968年初版。)
『ドストエフスキイ伝』
(トロワイヤ著。村上香住子訳。
中央公論社1982年刊。1988年
に文庫本化。)
『ドストエフスキー』
(ラヴリン著。ロロロ伝記叢書。
平田次三郎訳。理想社1972
年初版。1983年に新装版。)
『ドストエフスキー』
(グロスマン著。北垣信行
訳。筑摩書房1978年刊。)
『ドストエフスキー』
(小沼文彦著。日本基督
教出版1977年初版。)
『ドストイエフスキイ
― 人文学思想』
(新城和一著。愛宕
書房1943年刊。)
『評伝ドストエフスキー』
(1947年刊、1980年再版。
K・モチューリスキー著、松下
裕松下恭子訳。筑摩書房
2000年5月刊。)
<『罪と罰』『白痴』『悪霊』『カラ兄弟』
について論じているもの>
『ドストエフスキー』
(J‐M‐マリ著、山室静訳。
アポロン社1960年初版。
山室静訳泰流社1977年初版。
1983年に泰流社より新装版。)
『ロシア文学講義』
(ナボコフ著、小笠原豊樹訳。
TBSブリタニカ1992年初版。)
の中の「フョードル・ドス
トエフスキー」。
『ドストエフスキイ ―
その生涯と作品』
(埴谷雄高著。NHKブックス31。
日本放送出版会1965年初版。)
『ドストエーフスキー覚書』
(森有正著。筑摩叢書。
筑摩書房1967年刊。)
『ドストエフスキー』
(内村剛介著。人類の知的
遺産51。講談社1978年初版。)
『ドストエフスキーの天使たち』
(高橋康雄著。大和
書房1989年初版。)
<『罪と罰』『悪霊』『カラ兄弟』
について論じているもの>
『アウトサイダー』
(コリン‐ウィルソン著、中村保男
訳。集英社文庫。1988年初版。)
の中の「アイデンティティーの
問題」「大いなる綜合」。
『ドストエフスキー』
(勝田吉太郎著。潮新書43。
潮出版社1968年初版。教文
社より1984年に改訂版初版。)
<『白痴』『悪霊』『カラ兄弟』
について論じているもの>
『悪の哲学ノート』
(中村雄二郎著。岩波書店
1994年初版。)の中の
「ドストエフスキーと悪」。
<『カラマーゾフの兄弟』
について論じているもの>
『カラマーゾフの王国
―
「カラマーゾフの兄弟」論』
(ウォルインスキー著、川崎浹
訳。みすず書房1974年初版。
『ドストエフスキイ』(みすず
書房1987年刊)に所収。)
『謎解き「カラマーゾフの兄弟」』
(江川卓著。新潮選書。
新潮社1991年初版。)
『交響する群像 ―
『カラマーゾフの兄弟』を読むT』
(清水孝純著。九州大
学出版会1998年初版。)
『闇の王国光の王国 ―
『カラマーゾフの兄弟』を読むU』
(清水孝純著。九州大
学出版会1999年初版。)
『新たなる出発 ― 『カラマ
ーゾフの兄弟』を読むV』
(清水孝純著。九州大
学出版会2001年初版。
シリーズ「『カラマーゾフ
の兄弟』を読む」の完結編。)
『「カラマーゾフの兄弟」
について』
(本間三郎著。審美
社1971年初版。)
『ドストエフスキーとカント ―
「カラマーゾフの兄弟」を読む』
(ゴロソフケル著、木下豊房
訳。みすず書房1988年刊。)
『世界の十大小説』
(モーム著、西川正身訳。
岩波新書1960年初版、
1997年岩波文庫。)
の中の「ドストエフスキ
ーと『カラマーゾフの兄弟』」
<『罪と罰』
について論じているもの>
『ドストエフスキーノート
―
「罪と罰」の世界』
(清水孝純著。九州大
学出版会1981年初版。)
『ドストエフスキー
「罪と罰」の世界』
(清水正著。創林社1986
年刊。鳥影社1991年初版。)
『ドストエフスキーの ―
作品に隠された数々の神秘
的符合から浮かび上が
る<予言>とは?』
(清水正著。日本文
芸社1994年初版。)
『謎解き「罪と罰」』
(江川卓著。新潮選書。
新潮社1986年初版。)
『「罪と罰を読む ―
「正義」の犯罪と文明の危機」
(高橋誠一郎著。刀
水書房1996年初版。)
『ドストエフスキー』
(井桁貞義著。センチュリー
ブックス人と思想。1989年
清水書院初版。)の中の
「『罪と罰』―再構築と破壊」。
『ドストエーフスキイの
リアリズムの独自性 ―
ラスコーリニコフの思想と挫折』
(キルポーチン著。黒田辰
男訳。啓隆閣1971年初版。)
『「罪と罰」注解』
(ベローフ著。糸川紘一訳・江川
卓監修。群像社1990年初版。)
『ドストエフスキー生と死の感覚』
(中村健之介著。岩波書
店1984年初版。)の中の
「『罪と罰』の自然観 ―
生と死の感覚」。
『ドストエフスキー「罪と罰」 ―
青木雄二の世界文学講座』
(青木雄二著。講談
社2000年4月初版。)
<『悪霊』
について論じているもの>
『「悪霊」論 ―
ドストエ
フスキーの作品世界』
(清水正著。鳥
影社1990年刊。)
『ドストエフスキー
「悪霊」の世界』
(清水正著。鳥影
社1991年初版。)
『「悪霊」の謎 ― ドス
トエフスキー文学の深層』
(清水正著。鳥影
社1993年初版。)
『悪霊論 ― 自我の崩壊過程』
(藤倉孝純著。作品
2002年7月初版。)
『『悪霊』神になりたかった男』
(亀山郁夫著。みすず
書房2005年6月刊。)
『偉大なる憤怒の書 ―
「悪霊」研究』
(ウォルインスキー著、埴谷
雄高訳、みすず書房1959
年初版。興風館1942年刊。
『ドストエフスキイ』(みすず書
房1987年刊)に所収。)
<『白痴』
について論じているもの>
『美の悲劇 ―
「白痴」論』
(ウォルインスキー著、大島か
おり訳、みすず書房1974年初版。
『ドストエフスキイ』(みすず
書房1987年刊)に所収。)
『ドストエフスキー「白痴」の世界』
(清水正著。鳥影
社1991年初版。)
『謎解き「白痴」』
(江川卓著。新潮選書。
新潮社1994年初版。)
『「白痴」を読む』
(新谷敬三郎著。
白水社1979年初版。)
『白痴』を読む ―
ドストエフスキーとニヒリズム』
(清水孝純著。九州大学出
版会2013年9月初版。)
<『未成年』
について論じているもの>
阿部六郎「「未成年」について」
(1948年新潮社刊『虚無
と実存』に所収。『文芸読
本ドストエーフスキイ2』(河出
書房新社1978年8月初版)
に所収。)
鈴木淳一「教養小説『未
成年』への招待」
(『ドストエフスキーの現在』(江川
卓亀山郁夫共編。JCA出版
1985年初版。)に所収。)
池田和彦「『未成年』の
混沌について」
(『ドストエーフスキイ広場』第4
号(1994年刊)に所収。)
東専一郎「『未成年』におけ
る父と子の問題 ― 「わ
たしの理想」をめぐって」
(『ドストエフスキー』(「理想」春
季特大号No.552。理想社
1979年5月刊。)に所収。)
<五大長編より前の各作品
について論じているもの>
『ドストエフスキー作家の誕生』
(中村健之介著。みす
ず書房1979年初版。)
『貧しき人びと』『分身』
『プロハルチン氏』『女あるじ』
『ポルズンコフ』『かよわい心』
『死の家の記録』
『虐げられた人たち』
『地下室の手記』の論。
『道化の誕生 ―
ドストエフスキーを読む』
(清水孝純著。美神
館1984年初版。)
『貧しき人びと』『二重人格』
『ポルズンコフ』『叔父様の夢』
『スチェパンチコヴォ村とそ
の住人』
『虐げられた人々』
『地下生活者の手記』の論。
『ドストエフスキー
初期作品の世界』
(清水正著。沖積
舎1988年刊。)
『貧しき人びと』『分身』
『プロハルチン氏』
『おかみさん』
『ポルズンコフ』
『弱い心』『正直な泥棒』
『白夜』『他人の女房
とベッドの下の夫』
『ネートチカ・ネズワーノワ』
『死の家の記録』
『おじさんの夢』
『スチェパンチコヴォ村と
その住人』の論。
『ドストエフスキー
中期二作品』
(清水正著。呼夢書房刊。)
『おじさんの夢』
『スチェパンチコヴォ村と
その住人』の論。
『神なき救済
ドストエフスキー論』
(藤倉孝純著。社会
評論社1996年初版。)
『貧しき人びと』『弱い心』
『死の家の記録』
『虐げられし人々』
『地下室の手記』の論。
<著作について論じているもの>
(更新:25/02/14)
『ドストエフスキーの戦争論
作家の日記を読む』
(三浦 小太郎著。萬
書房2019年初版。)
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