時々用いられる注目した
い比喩表現をメモ。
1
(直喩表現)
★は巧みな面白い比喩。
・泥のように眠る★
・鈴を転がすような声
・滝のような汗
・めくるめくような恋★
・むせかえるような花の香り★
・ハトが豆鉄砲を食らったよ
うな驚きの顔★
・狐につままれたような顔
・頭からざんぶとばか
り冷や水を浴びせら
れたような気持ち
・竹を割ったような性格
・車軸を流すような大雨
・目を皿のようにして見る
・鬼のような形相
・顔を紙のように白くする★
・青く湿った能面のような顔★
・砂を噛むような味気なさ★
・大理石のような肌★
・彫刻のような胸板★
・後ろ頭をハンマー(金槌)で殴
られたような衝撃
・はげしい強打を突然頭に
喰(くら)ったような衝撃
2
(暗喩表現)
・赤子の紅葉の手
・立て板に水の弁舌
・犬猿の仲
・水と油の関係
・海山の恩
・花の顔(かんばせ)
・鬼嫁
・悪魔の所業
3
(比喩として用いる動詞)
★は用いたい表現。
・浮き彫りにする★
・浮かび上がらせる
・縁取り(ふちどり)する
・輪郭をはっきりさせる
・沸き立つ(わきたつ)
・際(きわ)だたさせる
・鮮明にする
・露わにする
・照らし出す
・映し出す
・炙り出す(あぶりだす)★
・さらけ出す
・刻み込む
・染み込む(しみこむ)
・刷り込む(すりこむ)
・抉り出す(えぐりだす)
・抉る(えぐる)
・暴く(あばく)
・燻る(くすぶる)★
・折れる★
・凹む(へこむ)★
・硬直化する
・和らぐ(やわらぐ)
・静まる
・輝く★
・光っている★
・高鳴る
・突き抜ける
・躍り出る
・躍動する
・穿つ(うがつ)
・撃つ(うつ)
・鉄槌を下す
・爪痕を残す、
爪痕が残る
・たぐり寄せる
・逆(さか)なでする
・睨(にら)みをきかす
・鷲づかみにする
・鵜呑み(うのみ)にする
・よくかみ砕いて説明する
・よく揉む(もむ)
・束ねる(たばねる)
・消化する
・昇華する
・腐る(くさる)
・失速する
・伸びきる
・エスカレートする
・干される
・干からびる
・墓穴を掘る
・天に唾する
・湛える(たたえる)
・滲ませる(にじませる)★
・滲み出る(にじみでる)
・溢れる(あふれる)
・醸し出す(かもしだす)
・馴染む(なじむ)
・慣れる
・フィットする
(比喩として用いる名詞語句)
(更新:24/11/05)
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・カンフル剤
・起爆剤
・バネ
・引き金
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・潤滑油
・クッション
・一服の清涼剤
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・剣が峰
・分水嶺
・天王山
・試金石
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・袋小路
・風前の灯
・袋の鼠
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・茨の道
・針の筵(むしろ)
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・諸刃の剣
・バンドラの箱
・地雷
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・橋頭堡
・一里塚
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・氷山の一角
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・金字塔
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・コロンブスの卵
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・虎の子
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・張り子の虎
・砂上の楼閣
・嚢中(のうちゅう)の錐(きり)
・泥中の蓮(はす)
・掃き溜(だ)めの鶴
・高嶺の花
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・象牙の塔
・伏魔殿
・巣窟(そうくつ)
・バンドラの箱
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・大海の一滴
・対岸の火事
・青天の霹靂
・雨後の竹の子
・頼みの綱
・他山の石
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・坩堝(るつぼ)
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・免罪符
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・錦の御旗
・葵のご紋
・伝家の宝刀
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・青写真
・羅針盤
・地の塩
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・扇の要(かなめ)
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・左団扇
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・温床(おんしょう)
・叩き台
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・軛(くびき)
・柵(しがらみ)
・ネック
・板挟み
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・色眼鏡
[色眼鏡で見られる]
・眉唾物(まゆつばもの)
・玉虫色
・不透明
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・足踏み
・勇み足
・及び腰
・二の舞い
・二の足
・噴飯物
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・猫の額
・雀の涙
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・高飛車
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・濡れ衣
・袖の下
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・火消し
・火の車
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・昼行灯(ひるあんどん)
・青瓢箪
・唐変木
・寄生虫
・鉄面皮
・小悪魔
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・本の虫
・虫の息
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・連理の枝
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・比翼の鳥
・烏の行水
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・時の氏神
・疫病神
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