ドストエフスキーの小説の
題名をパロる!
(1)〜(23)
(更新:25/03/28)
[515]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (1)
名前:胴長おじさん
17/08/21
更新:25/03/04
『カラ満足の兄弟』
← 『カラマーゾフの兄弟』
満ち足りたふりをしている兄弟の物語。
『爪(つめ)と撥(ばち)』
← 『罪と罰』
琴と三味線の弾き方の指導書。
[515]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (2)
名前:Seigo
23/08/13/(Sun)
更新:25/03/04
その他のコーナー(人文方面の情報)に新たに設けた「パロる!」(コーナー「どっちがどっち」内のぶんを独立させて移動したもの)にならって、ドストエフスキーの小説の題名をパロってみました。(ダジャレばっかりだ!)
『ツメとバツ』
← 『罪と罰』
結末の詰めが甘くて、バツが悪い物語。
『白紙』
← 『白痴』
末部で白紙になる物語。
『悪例』
← 『悪霊』
青年達の悪い生き様の例を並べた物語。
『見せられねいねん』
← 『未成年』
家でのズボラなザマを割愛して描いている関西人ふうのイケナイ青年の回想の物語。
『カルマにゾッとフルえる兄弟』
← 『カラマーゾフの兄弟』
己れの運命にゾッとして心震わす兄弟の物語。
[521]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (3)
名前:Seigo
23/08/25/(Fri)
更新:25/03/04
『気まずい人びと』
← 『貧しき人びと』
あまりに頻繁に逢(あ)いすぎて、相手の欠点が目に付くなどして、お互いに気まずくなってしまった老若の男女の物語。
『永遠におっとっと』
← 『永遠の夫』
女房を寝取られて相手に「おっとっと」を繰り返す男の物語。
『応答無しの女』
← 『おとなしい女』
内心の悩みを夫に応答できずに投身自殺をしてしまった妻を回想する夫婦の可哀相な物語。
[526]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (4)
名前:Seigo
23/09/01/(Fri)
更新:25/03/04
『捨て身パンチでボコボコ
村の住人』
← 『スチェパンチコヴォ村
とその住人』
あまりの傲慢さゆえに、地主から毎度捨て身のパンチを食らってボコボコにされながらも村に居座る粘り腰の使用人の物語。
『自由の家の気楽』
← 『死の家の記録』
無職で貧しくても拘束・束縛の無い自由な家で気楽に暮らす独り者の男の物語。
『黒夜(こくや)』
← 『白夜』
極貧(ごくひん)でエアコンも団扇も無い部屋に夏の夕べは電灯も火も灯(とも)せず、お先真っ暗な青年の物語。
[532]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (5)
名前:Seigo
23/09/15/(Fri)
更新:25/03/04
『惚け者(とぼけもの)』
← 『賭博者』
賭博の場でいつも惚(とぼ)けてばかりいる一攫千金を夢見る若者の物語。
『強いて平らげられた人々』
← 『虐げられた人々』
貧しい人々からも強(し)いて高利を取った街の悪徳の高利貸したちを懲らしめていく善意の青年の物語。
『百姓アレイ』
← 『百姓マレイ』
耄碌(もうろく)してしまったが子供を優しく抱きとめる力だけは衰えさせまいと日々鉄アレイで腕を鍛えている老農夫のアレイが登場する話。
[533]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (6)
名前:Seigo
23/09/19/(Tue)
『地下室の好き』
← 『地下室の手記』
地下室に居(お)ることが好きで、地下室に籠(こ)もって、ネットを通して地上の世間に毒舌をまき散らす自意識過剰で堂々巡りの独り身の中年男の終わりの無い話。
『ぼぼ、僕』
← 『ボボーク』
地下の墓の中から、「ぼ・ぼ、僕(ぼーく)は」を連発し恨み辛み(うらみつらみ)を発する幼稚な大人の亡霊の声々に耳を傾ける話。
『文人』
← 『分身』
善悪の両念に引き裂かれて二重人格気味になった文人(ぶんじん)が最後は頭上に雷の襲来をうけて心身が真っ二つ(まっぷたつ)になって息絶える話。
※語注
・文人=詩文・書画など、風雅の道に心をよせている人。
[689]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (7)
名前:Seigo
24/11/09/(Sat)
更新:24/11/22
『犯した人間の埋め合わせ』
← 『おかしな人間の夢』
夢の中で原始の楽園にいた人たちを堕落させ、その犯した罪の埋め合わせのために、目を覚ましてからは自殺をやめて今度は現世の人たちを教導しようと決意する男の物語。
[700]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (8)
名前:Seigo
24/12/02/(Mon)
更新:24/12/17
『千こく』
←『宣告』
(76年10月の「作家の日
記」に掲載された小品。
ある男が自殺の前に意識
することによる苦痛と虚
無感を人間に与えた「自
然」を糺弾した独白体
の作品。)
キリの無い独白の作品は勘弁願いたい、全体で1000文字の作品にしてくれと雑誌編集部に頼まれて、きっちり千文字にして、ある男が意識というものを人間に与えた「自然」に対する感謝をこいた小品。せんでもいい毒を吐(は)くことや自殺の念のない独白の佳品になっている。
(語注:・こく=述べる。)
[702]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (9)
名前:Seigo
24/12/07/(Sat)
更新:24/12/17
『まごついた白菜の老婆』
←『百歳の老婆』
(76年3月の「作家の日記」
に掲載された短編小説。
104歳の老婆が突然死
してしまう話。)
白菜が大好物の白髪の一人住まいの老婆が、噂の白菜を求めて遠出を敢行するが、帰り道で、買い占めた白菜を抱えて、もてあまし、迷子になって、まごついてしまい、哀れにも客死(かくし)してしまうという話。
白菜の/かがやく量を/もてあます
〔文挟 夫佐恵(ふばさみふさえ。
百歳で病没の女性俳人)の句〕
[703]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (10)
名前:Seigo
24/12/09/(Mon)
更新:24/12/17
『掃除機で遊ぼうとするな』
←『正直な泥棒』
(シベリア流刑になる前年
の48年4月に「祖国雑誌」
に発表された短編小説。恩
人に対して盗みをしたこと
を亡くなる時に正直に
述べたという話。)
長くで広い廊下を掃除するに掃除機とフローリングモップで遊び過ぎてツルツルにしてしまい、浮かれて調子に乗って途中でうっかり思いっきり滑(すべ)って半回転してしまって、頭の打ちどころが悪くて、過去の記憶も喪失してしまい、以前細君のへそくりの一部をこっそり盗んだことがあったことを最期に細君に謝罪できずにその日に亡くなってしまった男の話。
[705]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (11)
名前:Seigo
24/12/14/(Sat)
更新:24/12/17
『ポールでズッこける夫人』
←『ポルズンコフ』
(シベリア流刑になる前年
の48年2月に「祖国雑誌」
に発表された短編。
社交界で道化を演じてい
るポルズンコフが上司との
間の過去の失敗談を語
る話。)
日常生活や家庭で失敗やミスばかりしていて、そのたびに後退(あとずさ)りして、工事現場に立ててあったポールや転がっていたゴルフボールに触(ふ)れてはズッこけてばかりいるヘマでドジな夫人の物語。なお、彼女は曲「So Bad」を歌うポール・マッカトニーや曲「ズンドコ節」を歌う氷川きよしの大ファンでもあった
[700]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (12)
名前:Seigo
24/12/02/(Mon)
更新:24/12/17
『プロだと見栄を張るちんけな紳士』
←『プロハルチン氏』
(『貧しき人びと』発表の翌
年の46年10月に「祖国雑
誌」に発表された短編。
徹底的に倹約してペテル
ブルグの下宿で貧窮生
活を送るプロハルチン(中
年の独り身の下級官吏)の
生活ぶりを描いている。)
表向きは倹約のプロだと見栄を張っていた紳士が実は陰で贅沢をしていたことが死後皆にわかってしまうちんけな男の物語。
(語注: ・ちんけな=スケールの小さい小者(こもの)の。)
[709]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (13)
名前:Seigo
24/12/23/(Mon)
更新:24/12/24
『罠(わな)』
←『鰐(わに)』
(『地下室の手記』を発表
した年の翌年の65年3月
にドストエフスキー編集の
雑誌「世紀」に発表された
店の見世物だった鰐(わ
に)に夫が呑(の)まれて夫
が鰐の中から世間批評を
つぶやく騒動を描いている。)
矢庭(やにわ)に相手に罠(わな)にはめられた男が続いて逆に相手を罠にはめ、引き続いてまた相互に罠にはめられ続けるという飲み込みの遅い人を食った多弁の男達の物語。
(語注: ・矢庭に=いきなり。)
[711]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (14)
名前:Seigo
24/12/28/(Sat)
更新:25/01/03
『他人の妻とベッドでして追っ手』
←『他人の妻とベッドの下の夫』
(シベリア流刑になる年の前年の1848年に「祖国雑誌」に発表された中編小説。
妻の浮気を突き止めようとした亭主(寝取られ亭主)と妻に裏切られた妻の愛人たちのひょんなかち合わせとそのやりとりを面白おかしく描いている。)
他人の妻達と次々と不倫を重ねて、その夫達が放った追っ手に幾重(いくえ)にも付きまとわれている妻達と男の堂々回(めぐ)りの物語。
[712]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (15)
名前:Seigo
24/12/30/(Mon)
更新:25/01/03
『イケ親爺の正夢』
←『伯父様の夢』
(ペテルブルグに帰還する9ヶ月前のセミパラチンスクで服役していた59年3月に雑誌「ロシアの言葉」に発表された復帰後の第一作目の長編小説。
耄碌(もうろく)している大金持ちの老公爵(=伯父様)の争奪戦を面白おかしく描いている。)
イケ親爺(おやじ)になる正夢(まさゆみ)を繰り返し見て、耄碌(もうろく)親爺でなく、ますますイケ親爺になっていくイケイケ親爺の物語。
[718]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (16)
名前:Seigo
25/01/08/(Wed)
更新:25/01/14
『拝み倒さん(おがみたおさん)』
←『おかみさん(家主の妻)』
(シベリア流刑になる年の二年前の47年10月・12月に「祖国雑誌」に発表された中編小説。
老人と過ごす若い女性を救い出そうとするストーカーの青年のことを描いている。)
ドストエフスキーばりの若い女性の細い綺麗な足先を下方(かほう)から拝み倒すことが大好きな足フェチのストーカー男の物語。
[719]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (17)
名前:Seigo
25/01/11/(Sat)
更新:25/01/14
『世はいい所』
←『弱い心』
(シベリア流刑になる年の前年の48年2月に「祖国雑誌」に発表された中編小説。
得た幸福を自分には身に余るものだと自責呵責の念にとらわれ役所の仕事にも粗相が多くなり、しまいにはついじ発狂してしまう下級官吏の青年の物語。)
私たちのこの世は良(い)い場所だと思いながら、幸福恐怖症によりなかなか幸せに辿(たど)り着けない男のもどかしい物語。
[720]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (18)
名前:Seigo
25/01/13/(Mon)
更新:25/01/14
『今際(いまわ)C調の話』
←『いまわしい話』
(『死の家の記録』の連載が終わった年の翌年の62年12月に兄ミハイルと共同で編集の雑誌「時代」に発表された中編小説。
上司の宴会で飲んで酔った帰りに同僚の結婚式に飛び入りで出席してその席上で失態をおかして式が台無しになってしまう話。)
忘年会の今際(いまわ)にC調の芸をこいて皆の顰蹙(ひんしゅく)を買った男の話。
[721]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (19)
名前:Seigo
25/01/15/(Wed)
更新:25/01/19
『キリストのユルキャラに
甘やかされし少年』
←『キリストのヨルカ
に召されし少年』
(76年1月に「作家の日記」に掲載された短編。
クリスマスの夜に孤児となって街をさまよい行き倒れて死の眠りに落ちた少年が天でキリストの元に召されたという話。)
クリスマスの日に思わぬ不慮の事故で昇天した気弱な少年が生前の家族の信仰の篤(あつ)さによって天国のキリストの元に召されたがキリストのユルキャラ(許キャラ)によりさらに甘やかされて脆弱(ぜいじゃく)な少年のままで終わったという話。
[722]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (20)
名前:Seigo
25/01/19/(Sun)
更新:25/01/19
『チーママの栄誉』
←『小さな英雄』
(獄中にいた時に書いた初恋』にセミパランチスク服役中に手を加えて成った中編小説。
訪れた田園の村里で不倫をしている婦人にひそかに恋い焦がれる少年のことを描いている。)
お店のチーママが、一念発起して、その手作りの栄養たっぷりのおつまみと若い者殺しのお色気でお店の繁昌への貢献の栄誉を勝ち取る話。
[723]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (21)
名前:Seigo
25/01/22/(Wed)
更新:25/01/26
『びっくりしました銀婚式』
←『クリスマスと結婚式』
(シベリア流刑になる前年の48年9月に 「祖国雑誌」に発表した短編。
クリスマスのパーティに招かれて金持ちの商人夫婦の娘に目を付けた中年の紳士がその娘に付く持五年後に見事その娘を花嫁にして結婚式を挙げた。)
結婚当初はシックリいっていなくて口喧嘩ばかりしていた旧友の夫婦が、久しぶりに会った銀婚式では仲睦(むつ)まじくしていたのには、びっくりしましたという話。
[725]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (22)
名前:Seigo
25/01/27/(Mon)
更新:25/01/28
『食い違う噂話』
← 『九通の手紙からなる小説』
(『貧しき人びと』を完成した半年後の45年11月に一晩で書き上げた。その1年後に「現代人」に掲載された。
似通った名前の二人の紳士が、用件があってお互いに会おうとするもいつも行き違いになり、そのことをそのつど伝え合う9通の書簡で成り立っている書簡体の長めの短編小説。)
人の噂話を聞き、それを人に話すのが好きな男が、その噂話が巡(めぐ)り巡(めぐ)ってその男のもとに帰ってきた時に、その聞いた噂話が、最初に聞いた時の内容とは食い違っていたという話。
[726]
ドストエフスキーの小説の
題名をパロる! (23)
名前:Seigo
25/01/29/(Wed)
更新:25/02/19
『けったいな小説からパクっ
た爆笑小説のプラン』
←『現代生活から取っ
た暴露小説のプラン』
(77年5月に「作家の日記」に掲載された短編。
ある男の匿名での悪口の投書を今後の創作の参考にしていきたいことをわたしが語っている。)
いくつかのけったいな小説の部分部分を誰にもわからないようにパクって爆笑の小説にしようと企(たくら)む男の創作活動の物語。
※、
今回にて、ドストエフスキーの全小説(全35作)の一通りのパロりを完遂!
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