・邦訳されている分を中心に掲載。青字の書は、重要な「ドストエフスキー」論書。
・「 」は、学術論文や、ある本の中の文章。
< ロシア以外の諸国(欧米) 5 >
〔 ステイナー 〕
フランスの文芸批評家・作家・詩人。1929〜。
『トルストイかドストエフスキーか』
(中川敏訳。白水社1968年初版。)
西欧の文学の影響の中で、両文豪の文学と思想の特質を、比較しつつ論じている。
〔 パスカル (ピエール・パスカル) 〕
フランスのロシア史・ロシア文学の研究家。1890〜1966。ソルボンヌ大学教授。
『ドストエフスキイ』
(作家と人間叢書。川端香男里訳。ヨルダン社1975年初版。)
〔 ラヴリン 〕
『ドストエフスキー』
(ロロロ伝記叢書。平田次三郎訳。理想社1972年初版。1983年に新装版。)
評伝、主要作品論。
〔 ジェフリ・C.カバト 〕
アメリカの社会学者。
『イデオロギーと想像力 ― ドストエフスキーの社会像』
(叢書ウニベルシタス187。小箕俊介訳。法政大学出版局1987年初版。)
ドストエフスキーの社会評論や作品に見られるロシア社会観・歴史観・世界観に関して論じた本。
〔 シュアレス (アンドレ・シュアレス) 〕
フランスの詩人。
『三人 ― パスカル・イプセン・ドストエフスキー』の中の「ドストエフスキー」
(1920年。宮崎嶺雄訳。山本書店1935年刊。 筑摩書房刊ドストエフスキー全集の別巻にも所収(宮崎嶺雄訳)。)
〔 マウリーナ 〕
ラトヴィアの女性の文筆家・翻訳家。1898〜。
『ドストエフスキー研究』
(1932年刊。)
『ドストエフスキー』
(1952年刊。岡元藤則訳。紀伊国屋書店1964年初版。)
〔 アヴラーム・ヤーモリンスキー 〕
アメリカの学者。1894〜1942。
『ドストエフスキー ― その生涯と芸術』
(1934年。1937年刊。改訂増補版は、1957年にロンドンで刊。)
|