論者と著作(3)
(更新:26/10/06)



・青字の書は、重要な、
あるいは、研究者必携の本。
・「」は、学術論文や、
ある本の中の文章。


< 日本―1-3 >
ロシア文学の翻訳・研究家


亀山郁夫
(
かめやま いくお)

ロシア文学・ロシア文化論専攻。
1949
〜。現在、名古屋外国
語大学学長。

「スタヴローギン―使嗾する神―」
[
『ドストエフスキーの現在』(江川
卓・亀山郁夫共編。JCA出
版1985年刊。)に所収。]

「小説という名の怪物が生まれ、
二人の予言者が現れた。」
「観念という狂気」
「人間の深淵を描く」
(
週刊朝日百科『世界の文学』の
第15号「ドストエフスキー、トル
ストイ」(1999年10月刊)に所収。)

『ドストエフスキー父殺し
の文学(上・下)
』
(
NHKブックス。日本放送
出版協会2004年7月刊。)

『『悪霊』神になりたかった男』
(みすず書房2005年6月刊。)

『大審問官スターリン』
(2006
年1月25日小学館刊。)

『「カラマーゾフの兄弟」続編
を空想する
』
(光文社新書2007年9月
光文社刊。)

『ドストエフスキー 謎とちから』
(文春新書2007年11
月青土社刊。)

『新訳『カラマーゾフの兄弟』
を読む 「父殺し」の深層
』

(文春新書2008年10月
日本放送出版協会刊。
NHK
ラジオ放送「文学の
世界」のテキスト。)

『ドストエフスキー 共苦する力』
(2009
年4月東京外国語
大学出版会刊。)

『ドストエフスキー 『悪霊』の衝撃』
(光文社新書2012年4月刊。)

『謎とき『悪霊』』
(新潮選書2012年8月刊。)

『ドストエフスキーと59の旅』

(2010年6月日本経済
新聞出版社刊。)
『偏愛記:ドストエフスキー
をめぐる旅
』
(
新潮文庫2013年5月初版。上
書を改題し文庫化したもの。)

『100分de名著 ドスト
エフスキー『罪と罰』』
(NHK
テレビ放送でのテキ
スト。2013年11月刊。)


『そうか、君はカラマーゾフ
を読んだのか。 仕事も人生
も成功するドストエフスキー
66
のメッセージ』
(
小学館。2014年12月刊。)

『新カラマーゾフの兄弟』
(
河出書房新社2015年11月刊。
続カラマーゾフの兄弟として戦
後の日本を舞台にした小説。)

『ドストエフスキー 黒い言葉』
(
集英社新書。2021年7月刊。)
12
の章にわたって、ドストエ
フスキーのテーマや事項
を論じている。


『100分de名著『カラ
マーゾフの兄弟』
』
(NHK
テレビ放送でのテキ
スト。2019年11月刊。)
『100分de名著『カラ
マーゾフの兄弟』
』
(NHK
テレビ放送でのテキ
スト。2021年10月刊。
上書の再放送のぶん。)


『ドストエフスキーとの旅:
遍歴する魂の記録
』
(
岩波現代文庫 文芸 340。
2021
年10月刊。)
ドストエフスキーとの関
わりをめぐる自伝的エッセイ。


『集中講義 ドストエフスキー:
五大長編を解読する
』

(別冊NHK100分de名著ム
ック2021年11月刊。)

『『罪と罰』ノート』
(平凡社新書2009年5月初版。)
『『罪と罰』ノート』
(2023年8月平凡社刊。
上書の増補版。)


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『カラマーゾフの兄弟』
(
光文社古典新訳文庫。
2006
年9月〜2007年7月刊。
全5巻。)

『罪と罰』
(
光文社古典新訳文庫。
2008
年10月〜2009年7月刊。
全3巻。)

『悪霊』
(
光文社古典新訳文庫。
2010
年9月〜2011年12月刊。
全3巻。別巻・2012年2月刊。)

『新訳 地下室の記録』
(
集英社2013年3月刊。)

『白痴』
(
光文社古典新訳文庫。
2015年11月〜2018年1月刊。
全4巻。)

『賭博者』
(
光文社古典新訳文庫。
2019年12月刊。)

『未成年』
(
光文社古典新訳文庫。
2021
年11月〜2023年1月刊。
全3巻。)




木下豊房
(
きのした とよふさ)

ドストエフスキー文学の研究
家・ロシア文学者。1936〜。
元・千葉大学国際言語文化
学科教授、「ドストエーフス
キイの会」代表。

「ドストエフスキイの
世界と芸術方法」
〔『理想(No.459)・特集ド
ストエフスキー』(理想社
1971
年刊)に所収。〕

「ドストエーフスキイ文献解題」
〔『文芸読本ドストエーフ
スキー(�U)』(河出書房新
社1978年刊)に所収。〕

『近代日本文学とドストエフス
キー―夢と自意識のドラマ』
(成文社1993年刊。)

「ドストエフスキー文学の魅力―
言葉なき対話について」
〔『ドストエフスキーを読む』(佐
藤泰正編。笠間書院
1995
年刊。)に所収。〕

「ドストエフスキーにおける
“サストラダーニエ”の
問題をめぐって」
〔1999年刊『ドストエーフスキイ
の広場』第8号に所収。〕

『論集・ドストエフスキーと
現代―研究のプリズム』

(木下豊房・安藤厚・編著、
多賀出版2001年刊。)

『ドストエフスキー
その対話的世界』

(2002年2月成文社刊。)

『ドストエフスキーの作家像』
(2016
年8月鳥影社刊。)


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『ドストエフスキーとカント―
「カラマーゾフの兄弟」を読む』
(
ゴロソフケル著。みすず書
房1988年刊。)

『アンナの日記』
(
アンナ‐ドストエフスカヤ著。
河出書房新社1979年刊。)



望月哲男

ロシア文学者。1951〜。
現在、北海道大学スラブ
研究センター教授。

「決疑論の展開―『カラマ
ーゾフ兄弟』の一面―」
〔『ドストエフスキーの現在』(JC
A
出版1985年刊)に所収。〕

「ドストエーフスキイ論の地平」
〔「ドストエフスキイ研究」�V号
(1986
年刊)に所収。〕

「『作家の日記』について」
(
「ちくま」1997年11月号に所収。)


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『ドストエフスキーの詩学』
(
鈴木淳一との共訳。
「解説」担当。ちくま学
芸文庫1995年刊。)

『白痴』
(
河出文庫。
2010
年7月〜9月刊。
全3巻。)
『死の家の記録』
(光文社古典新訳文庫。
2013
年3月刊。)



井桁貞義
(
いげた さだよし)

ドストエフスキー文学の研究家、
ロシア文学者。1948〜。
現在、早稲田大学ロシア文
学科教授。1995年4月より
1997
年3月まで「NHKテレ
ビ・ロシア語会話」の講師
をつとめる。

『私・他者・世界―ドストエフスキ
イにおける「意識」の問題』
(
清信社1972年刊。)

「シラーとドストエフスキイ」
〔「比較文学年誌」14号(1978
年3月号)に所収。〕

「ドストエフスキイとナポレ
オン―19世紀ロシア思潮の中で」
〔「理想」552号(1979年
5
月号)に所収。〕

「ドストエフスキイにおけ
る<分身モチーフ>」
〔「文集ドストエフスキイ」3号
(1983
年5月号)に所収。〕

「大地―聖母―ソフィア」
〔「ドストエフスキイ研究」�T
号(1984年刊)に所収。〕

「ファウスト伝説のなか
の『悪霊』」〔『ドストエフス
キーの現在』
(JCA
出版1985年刊)に所収。〕

「ドストエフスキイとピョートル大帝」
〔「ヨーロッパ文学研究」
34
号(1987年刊)に所収。〕

『ドストエフスキー』
(センチュリーブックス・人
と思想。1989年清水書院刊。
2014
年8月新版。)

『ドストエフスキイ・言葉の生命』
(
井群像社刊。2003年3月2刊。)

『ドストエフスキイと日本
文化―漱石・春樹、
そして伊坂幸太郎まで』

(教育評論社刊。2011年3月刊。)

『ドストエフスキイ文献集成』
〔本間暁氏との共編。
大正期から戦後直後の
期間の、日本で出版さ
れたドストエフスキー
研究の「著作・翻訳書」
を復刻して収めている。
全22巻。大空社
1995
年〜1996年刊。〕


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『やさしい女 白夜』
(
講談社文芸文庫。
2010
年8月刊)



高橋 誠一郎

ドストエフスキー文学の研究家。
1949
〜。元・東海大学外国
語教育センター教授。

「ドストエーフスキイにおけ
る良心観―その変遷と意味」
(
『比較思想研究』第17号。
比較思想学会。1991年。)

『「罪と罰」を読む―「正義」
の犯罪と文明の危機―』
(刀水書房1996年刊。
2001
年11月新版。)

『欧化と国粋―日露の文明
開化とドストエフスキー―』
(刀水書房2002年1月刊。)

『ロシアの近代化と若
きドストエフスキー「祖
国戦争」からクリミア戦争へ
』
(成文社2007年7月刊。)

『黒澤明で「白痴」を読み解く』
(
成文社2011年9月刊
。)

『黒澤明と小林秀雄―「罪と
罰」をめぐる静かなる決闘』
(成文社2014年8月刊。)

『「罪と罰」の受容と
「立憲主義」の危機』
(
成文社2019年2月初版。)

『堀田善衞とドストエフスキー』
(
群像社2021年10月初版。〕




糸川紘一
(
いとかわ こういち)

ロシア研究家。現在、
新潟産業大学人文学部教授。

『「カラマーゾフ」の天地』
(
私家版)

「「生の家」の記録―
異説『死の家の記録』」
〔1992年刊『ドストエーフスキイ
の広場』第2号に所収。〕

「カザフ大草原―ドストエフ
スキー・復活の大地」
〔1993年刊『ドストエーフ
スキイの広場』第3号
に所収。〕

「『悪霊』の逆説―「僣称
者」スタヴローギンの明暗」
〔1998年刊『ドストエーフス
キイの広場』第7号に所収。〕


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『「罪と罰」注解』
(
ベローフ著。糸川紘一訳・
江川卓監修。
群像社1990年刊。)

『ドストエフスキーの妻』
(
ベローフ著。響文社
1994
年刊。)



金澤 美知子

ロシア文学者。現在、東京
大学スラヴ語スラヴ文
学研究室教授。


「若きドストエフスキイ
とフランス・ロマン主義」(ActaSlavicaJaponica,vol.9)

『ロシア文学』
(
放送大学教育振興会
1994
年刊。)の中の
項「ドストエフスキイ」。

「ドストエーフスキイの「文体」
―生き生きとした文学的
表現を求めて」
〔1993年刊『ドストエーフス
キイの広場』第3号に所収。〕



杉里直人
(
すぎさと なおと)

ドストエフスキー文学の
研究家・ロシア文学者。
1956
〜。

「ドストエフスキイの文学的出発」
(
「早稲田大学大学院
文学研究科紀要」別冊
第14集。1987年。)

「罪と罰」「悪霊」「カラ
マーゾフの兄弟」の項。
〔1988年友人社刊『一冊
で世界の名著100冊を読む』〕

「ゴリャードキン化する
語り手、ゴリャードキン
化する読者―『分身』
のナラティブについて」
〔1993年刊『ドストエーフスキ
イの広場』第3号に所収。〕


<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『詳註版 カラマーゾフの兄弟』
(
水声社2020年初版。)
欧米の最新の研究成果や註
を踏まえての『カラマーゾフ
の兄弟』の新訳。



番場 俊
(
ばんば さとし)

専攻はロシア文学・表象文
化論。新潟大学人文学
部准教授。1969〜。

『ドストエフスキーと
小説の問い
』
(
水声社2012年初版。)

『〈顔の世紀〉の果てに:
ドストエフスキー『白痴』
を読み直す
』
(
現代書館2019年初版。)

『臨時増刊号 総特集=
ドストエフスキー ―生誕
二〇〇年― ムック』

(
編著。現代思想臨時増刊号。
青土社刊。ドストエフス
キー生誕200年記念の
出版物。)
※、細目




安岡治子
(
やすおか はるこ)

ロシア文学者。1956〜。
元東京大学大学院総合
文化研究科教授。

<ドストエフスキー関係
の著作の翻訳>

『地下室の手記』
(光文社古典新訳文庫。
2007
年5月刊。)

『貧しき人々』 
(
光文社古典新訳文庫。
2010
年4月刊。)


『白夜/おかしな人間の夢』
(
光文社古典新訳文庫。
2015
年9月刊。)