〔事項〕
ドストエフスキーという
人物をめぐる謎
〔1〜12〕
思想信条をめぐる謎
〔13〜23〕
性癖や趣味をめぐる謎
〔24〜32〕
交渉があった人物をめぐる謎
〔33〜35〕
家族や友人知人をめぐる謎
〔36〜41〕
家系や子孫をめぐる謎
〔42〜43〕
創作やモデル等をめぐる謎
〔44〜50〕
作品の内容をめぐる謎
〔51〜68〕
生涯の事跡をめぐる謎
〔69〜84〕
小説の特徴・手法をめぐる謎
〔85〜93〕
後世への影響をめぐる謎
〔94〜99〕
冒頭の番号を赤字にした事項は、これまで研究され議論されてきた知られた事項。
冒頭の番号を青色にした事項は、主催者側の独自の着目や問題意識により独自に取り上げ、問いかけている事項。
○は、その答えが大体知られている事項。
☆は、その事項についての証言や指摘を、主催者がいくらか聞いたことがある事項。
△は、その研究や検証が十分には行われていないと主催者が思っている事項。
◎は、その方面の研究や検証をほとんど聞いたことがない事項。
◎は、ドストエフスキーファンの中でもあまり知られていない内容を含む事項。
□は、いまだ定説がない事項。
ドストエフスキーという
人物をめぐる謎
1.
ドストエフスキーの背丈はどのくらいだったか。
◎○
2.
ドストエフスキーの視力はどの程度だったか。ドストエフスキーは眼鏡をかけることがあったのかどうか。
◎○
3.
ドストエフスキーはどういう声をしていて、話し方にはどういう特徴があったか。
○
4.
生前に撮られたドストエフスキーの写真や描かれた肖像や刻まれた彫像は、ドストエフスキー関係の本などでよく見かけるが、まだ日本に紹介されていない分も含めて、いったい、いくつあるのか。
◎
5.
小沼文彦氏(ドストエフスキーの作品の翻訳家)の、ドストエフスキーは日頃ほとんど笑うことがなかった、という指摘は正しいのかどうか。
☆△
6.
自ら語った「猫の活力」とは何か。
☆
7.
ドストエフスキーの頭の回転の速さや記憶力はどの程度のものだったのか。
☆△
8.
ドストエフスキーは晩年に至るまで、夜の営みは絶倫であり、性豪だったというのは本当か。
☆△
9.
ドストエフスキーは、青年期はおくてだったというのは本当か。
☆△
10.
アンナと結婚したのちはドストエフスキーは浮気はしていない、というのは本当か。
☆
11.
ドストエフスキーが作品や著述を通して示した予見・予言の才にはどういった背景が考えられるか。
☆★
12.
ドストエフスキーの幻聴体験・幻覚体験は、どういったものだったのか。
☆△
ドストエフスキーの
思想信条をめぐる謎
13.
ドストエフスキーは、実生活においては、「信仰の人」だったのかどうか。
□★
14.
ドストエフスキーは当時のロシア正教会を実際どう見ていたのか。
☆△
ドストエフスキーの信仰したキリスト教は、どういったキリスト教だったのか。
☆□
15.
4年間の流刑生活の間の、ドストエフスキーの言う「信念の更生」とは、どういったものだったのか。
☆
16.
ドストエフスキーが説いた「生ける生(ジヴアヤ・ジーズニ)」とは何か。
◎☆
17.
ドストエフスキーは「終末」「イエスの再臨」「死者の復活」「新しき生、新しき世界(新しきエルサレム)」を信じていたのかどうか。その各々の内容はどういったことか。
☆
18.
ドストエフスキーは死後の世界について、どう考えていたのか。
☆
てんかんによって仮死状態に陥っている間、死後の世界を垣間見(かいまみ)るような体験はあったのかどうか。
◎
19.
ドストエフスキーにはフリーメーソンとの関わりはあったのかどうか。
◎☆
20.
ドストエフスキーの「イスラム教・マホメット」観はどういったものだったか。
◎☆
21.
ドストエフスキーは、トルストイに比べ、仏教思想や東洋思想(老荘思想・儒教など)にどの程度接し、どう思っていたのか。
◎◎☆★
22.
ドストエフスキーが対外戦争を賛美し宣揚した事情や背景として、どういったことが考えられるか。
☆
23.
ドストエフスキーのツアリー(ロシア皇帝)崇拝の事情や背景として、どういったことが考えられるか。
☆
ドストエフスキーの
性癖や趣味をめぐる謎
24.
ドストエフスキーの読書癖の実態はどういったものだったか。
◎
ドストエフスキーが広く読書し得た背景として、どういったことが考えられるか。
☆
25.
ドストエフスキーがラファエロ作「システィナのマドンナ」をこよなく愛したのはなぜか。
☆
26.
ドストエフスキーがワグナーの曲が嫌いだったわけは何か。
◎◎
27.
ドストエフスキーにひそかな深酒癖は無かったのかどうか。
☆
ドストエフスキーが甘党だったのはなぜか。
☆★
28.
ドストエフスキーには男色体験あるいは男色趣味はあったのかどうか。
◎★
29.
ドストエフスキーは、どの程度のフェミニストだったのか。
☆
30.
ドストエフスキーのドイツ(ドイツ人)嫌い・ポーランド(ポーランド人)嫌い・ユダヤ人嫌いの理由や背景は何か。
☆★
31.
生前、ドストエフスキーは日本のことをどの程度知っていて、また、日本にどの程度関心があったか。
◎☆
32.
ドストエフスキーが日記を書かなかった事情は何か。
◎
ドストエフスキーが
交渉があった人物をめぐる謎
33.
ドストエフスキー及びその創作に強い影響を与えている作家や思想家は誰と言えるか。
○△
34.
ドストエフスキーは、同国同時代人として、トルストイとどの程度交渉があったか。
○
二人は、お互いをどう思っていたのか。
☆△
35.
ドストエフスキーのツルゲーネフとの仲違(なかたが)いの原因は何だったのか。
△★
ドストエフスキーの
家族や友人知人をめぐる謎
36.
ドストエフスキーが16歳の時に病死した母マリアは、どういった女性だったのか。
☆
ドストエフスキーは母からどういった影響を受けているか。
☆
37.
ドストエフスキーが18歳の時に領地の農奴に殺された父ミハイルは、実際、どういった人物だったのか。
○△
また、この父が農奴に殺されたわけは何か。
○
38.
ドストエフスキーは父の死を願っていたのかどうか。もし願っていたとするなら、なぜ願っていたのか。
△
父ミハイルは、ドストエフスキーにどういった影響を与えたか。
△
39.
兄ミハイルはどういった人物だったのか。
○
ドストエフスキーが逮捕された際に兄ミハイルはドストエフスキーを官憲に売った、というのは本当か。
☆◎★
40.
愛人アポリナーリヤ・スースロワとの付き合いの実情はどういったものだったのか。
☆△
41.
最初の妻マリアとの7年間にわたる夫婦生活はどういったものだったのか。
△
ドストエフスキーの
家系や子孫をめぐる謎
42.
ドストエフスキーの祖先は何人(なにじん)か。次女が主張したウクライナ人説は正しいかどうか。
☆△
43.
ドストエフスキーの血筋は現在も残っているのか。
☆△★
ドストエフスキーの
創作過程、小説の文体、作品
のモデルや典拠、をめぐる謎
44.
ドストエフスキーは、債鬼に追いまくられて書き、内容や構成を十分に整理できずに書いた、というのは正しいかどうか。
△
45.
深夜の創作活動や昼間の口述筆記は、どういったふうになされたのか。
☆★
46.
ドストエフスキーの小説の原ロシア語の文章は悪文なのかどうか。
☆
47.
『罪と罰』以前の各作品には、その創作ノートは無かったのかどうか。
◎
48.
愛人だったアポリナーリヤ・スースロワは、どの登場人物のモデルとなっているか。
☆△
49.
妻アンナは、ドストエフスキーの小説においてモデルになっていないのかどうか。モデルになっていないとすれば、それはなぜか。
☆
兄ミハイルは、ドストエフスキーの小説においてモデルになっていないのかどうか。モデルになっていないとすれば、それはなぜか。
◎
50.
ドストエフスキー自身や過去の自身の体験をかなりの程度モデルにしている登場人物や内容として、どの登場人物や内容が考えられるか。
☆△★
ドストエフスキーの
作品や小説の内容をめぐる謎
51.
ドストエフスキーが作中でしばしば述べている「ネワの幻」とは何か。
☆△
52.
『貧しき人々』の発表後、シベリア流刑までの作品は当時の批評家の評判が低かったのはなぜか。
☆△
53.
『地下室の手記』は、どういう点で、ドストエフスキーの創作における転換点や要(かなめ)と言われるのか。
☆△
54.
『罪と罰』は、ラスコーリニコフに父親が不在という設定になっているのはどういうわけか。
◎
55.
『罪と罰』において、ラスコーリニコフはソーニャとの間に肉体交渉はあったのかどうか。
☆△★
56.
『罪と罰』の、ラスコーリニコフという人物とその犯行、および、彼の老婆殺害には、モデルがあったのかどうか。
☆△
57.
少女を犯し彼女の縊死を傍観するという非道の内容(ドストエフスキーにも過去に少女凌辱疑惑あり)を含む「スタヴローギンの告白」の章を出版社に送るという大胆な思い切ったことをドストエフスキーがしたのは、ドストエフスキーのどういった考えや事情によるのか。
◎
58.
連載から外された「スタヴローギンの告白」の章は、その後、どうなったか。
○★
「スタヴローギンの告白」の章が外されたために『悪霊』が途中一年間も中断された間、『悪霊』のそのあとの内容はどう変更されたのか。
☆△★
59.
「スタヴローギン=インポ(性的不能者)」説は正しいかどうか。
□
60.
清水正氏の「スタヴローギンの死は他殺である」とする説は正しいかどうか。
◎□★
61.
清水正氏の「ピョートル=二重スパイ」説は正しいかどうか。
◎□★
62.
『未成年』において、アルカージイの、ロスチャイルドになるという当初の野望は結局どうなったのか。
☆
63.
『悪霊』『未成年』などで述べられる「黄金時代の夢」とは何か。
☆△
64.
『未成年』は、日本では、五大小説の中でも影が薄いのはなぜか。
☆△★
『未成年』は、本国や他国ではその点はどうか。
◎
65.
『カラマーゾフの兄弟』の最初に置かれてある文章「作者より」の書かれた時期はいつか。
◎★
作者のその意図は何か。
☆★
66.
題名『カラマーゾフの兄弟』の「カラマーゾフの」の意味内容は何か。
☆△★
67.
『カラマーゾフの兄弟』の続編をドストエフスキーは実際どういう内容として構想していたのか。
☆△★
68.
シベリア流刑後の二作品(『伯父様の夢』『スチェパンチコヴォ村とその住人』)がいずれも喜劇ふうの作品になった背景や事情は何か。
☆
ドストエフスキーの
生涯の事跡をめぐる謎
69.
青年期におけるドストエフスキーの少女凌辱事件は実際にあったのかどうか。
☆△★
70.
ドストエフスキーにてんかんの発作が初めて起きたのはいつか。
○
71.
ドストエフスキーの持病のてんかんは、どういった種類のものか。
☆△★
ドストエフスキーがてんかんの発作時に得る神秘体験は事実かどうか。
△
72.
ペトラシェフスキーの会に参加していた時期の仲間との共同生活の実態はどういったものだったのか。
☆△
73.
ペトラシェフスキーの会でのドストエフスキーの思想や活動の過激度はどの程度だったのか。
○
74.
ドストエフスキーは直前まで、銃殺刑の特赦を知らなかったのかどうか。
◎
75.
シベリア流刑時代の囚役や囚人たちとの監獄生活は、実際、どういったものだったのか。
△
ドストエフスキーが流刑期間の4年間を生き延び得たのはどういう事情によるか。
☆
76.
シベリア流刑後も、ドストエフスキーは、官憲の監視を受けていた、というのは本当か。
◎☆
77.
流刑後の、セミパラチンスクでの、5年余りのシベリア守備大隊としての服役生活はどういったものだったのか。
△
78.
ドストエフスキーが生涯債鬼に追い回された事情としてどういったことが考えられるか。
☆△
79.
ドストエフスキーの浪費癖の事情としてどういったことが考えられるか。
☆
80.
アンナと結婚後すぐに妻と欧州旅行に出発した理由は何か。
☆△
その旅行が4年2ヶ月余りの長い欧州滞在となったのはなぜか。
☆△
81.
ドストエフスキーのルーレット狂(賭博狂)の原因や動機は何か。
△
欧州長期滞在を終えての帰国後、ルーレット狂(賭博狂)が消えたのはなぜか。
☆△
82.
プーシキン講演は、なぜあんなに聴衆を熱狂させ得たのか。
☆
83.
ドストエフスキーの死因は何か。
☆△
文学の神がいるなら、文学の神はなぜ、『カラマーゾフの兄弟』の続編を完成させることなく、ドストエフスキーを天に召してしまったのか。
◎★
84.
ドストエフスキーの最期の様子や最期の言葉はどういったものだったか。
○
ドストエフスキーは自己が迎える死に対してどういう態度を持っていたか。
☆
ドストエフスキーの
小説の特徴・手法をめぐる謎
85.
ドストエフスキーの作品に、自然(山や海など)を舞台にした場面や自然描写が少ないのはなぜか。
△
ドストエフスキーの作品に、厠(かわや)の場面やトイレに行くシーンがほとんどないのはなぜか。
◎★
86.
ドストエフスキーは小説の登場人物の多くを、最後にまたは途中で他殺・自殺の形で死なせているのはどういう事情によるか。
★
87.
ドストエフスキーが作中で、幸福の絶頂にいる登場人物に、決まって、むごい仕打ちをするわけは、何か。
★
88.
ドストエフスキーの小説の作中における短時日性は、どういった事情によるのか。
☆△
89.
ドストエフスキーの小説を、バフチンの言うポリフォニー小説と称するのは、妥当なのかどうか。
☆△★
90.
ドストエフスキーが創始した小説の手法として、どういった手法が指摘できるか。
☆△★
91.
ドストエフスキーが歴史物をほとんど書き残さなかったわけは何か。
☆
92.
ドストエフスキーには戯曲を書く考えはなかったのかどうか。
☆
93.
ドストエフスキーの小説の欠点や不十分な点としてどういう点が指摘できるか。
△★
ドストエフスキーの
後世への影響をめぐる謎
94.
ドストエフスキーの作品や思想はナチスにどの程度影響を与えたのか。
☆△★
95.
ロシア革命後のレーニンの時代やスターリン時代に、ドストエフスキーの作品や思想はどういった待遇を受けたか。
○
96.
ニーチェは、ドストエフスキーの作品・思想からどの程度影響を受けているか。
☆△
97.
ドイツやフランスやアメリカの作家に比べて、イギリスの作家にはドストエフスキーの作風を嫌う者が多いが、なぜか。
◎
98.
日本の近現代の主要な文学者や思想家は各々、ドストエフスキーから、実際、どの程度影響を受けているか。
△★
99.
中央政府の要人をはじめ、現代のロシアは、ドストエフスキー文学をどう受けとめ、どの程度読み、どう思っているのか。
☆★
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