外国の主な詩人と作品
(更新:25/07/14)
赤字は、代表的な詩人。
青字は、その他の詩人のう
ち、特に注目したい詩人。
▲は女性。
『 』「 」は知られた詩集、詩。
古代
〈古代メソポタニヤ〉
『ギルガメシュ叙事詩』叙事詩
〈古代ギリシャ〉
ホメロス
(前8世紀の人)
『イーリアス』長編叙事詩
『オデュッセイア』長編叙事詩
ヘシオドス
(前8世紀の人)
『労働の日々』
『神統記』
〈古代ローマ〉
ウェルギリウス
(〜前19[51])
『アエネイス』
『牧歌』
『農耕詩』
ホラティウス
(〜前8[58])
『カルミナ』
『風刺詩』
マルティアリス
(〜101[63])
『エピグラム』
ルクレティウス
(〜前55[44]哲学者)
エヴェナリス
(〜128[68])
※名言「健全なる精神は健全
なる身体に宿る」を残したこと
で知られる。
中世
〈イタリア〉
ダンテ
(〜1321[56])
『神曲』長編叙事詩
〈中東〉
アブ−・ヌワ−ス
(8〜9世紀のアラブの詩人)
『詩篇』
(「飲酒詩」など)
オマル・ハイヤーム
(セルジューク朝期ペルシア
の人・〜1131[83]学者)
『ルバイヤート』四行詩
近現代
〈フランス〉
ヴィクトル・マリー・ユゴー
(〜1885[83]小説家)
『静観詩集』
シャルル・ボードレール
(〜1867[46])
『悪の華』(初版・
第二版・第三版)
『パリの憂鬱』散文詩集
散文
『人工楽園』
小説
『ラ・ファンファルロ』
アフォリズム集
『火箭』
『赤裸の心』
文芸批評
「エドガー・ポー、その生
涯と作品」
「フローベル『ボヴァリ
ー夫人』」
「ヴィクトール・ユ
ゴー『レ・ミ
ゼラブル』」
美術批評
「ウージェーヌ・ドラクロア
の作品と生涯」
音楽批評
「リヒャルト・ヴァーグ
ナーと『タンホイザー』
のパリ公演」
ポール・マリー・ヴェルレーヌ
(〜1896[52])
『サテュルニアン詩集』
(「秋の歌(落葉)」)
『艶なる宴』
『叡知』
『言葉なき恋歌』
ステファヌ・マラルメ
(〜1898[56])
『半獣神の午後』
『骰子一擲』
アルチュール・ランボー
(〜1891[37])
『地獄の季節』
ジェラール・ド・ネルヴァル
(〜1855[47])
『幻想詩集』
テオフィル・ゴーティエ
(〜1872[61]
小説家・劇作家)
『七宝とカメオ』
小説
『モーパン嬢』
ポール・ヴァレリー
(〜1945[74])
ジャン・コクトー
(〜1963[74]
小説家・劇作家・画家)
『ポエジー』
『アラジンのランプ』
小説
『恐るべき子どもたち』
戯曲
『オルフェ』
評論
『美女と野獣』
ロートレアモン
(〜1870[24])
『マルドロールの歌』
『ポエジー』
ギヨーム・アポリネール
(〜1918[38])
『アルコール』
『カリグラム』
※、ダダイスムやシュールレ
アリスムなどの前衛派
の先駆者。
アンドレ・ブルトン
(〜1966[70])
評論
『シュルレアリスム宣
言』(1924年)
※、ダダイズムを経て、
シュルレアリスムを創始した。
ルイ・アラゴン
(〜1982[85]小説家)
『祝火』
『フランスの起床ラッパ』
『エルザ狂い』
※、最初、ダダイズム運
動、超現実主義運動
に関わった。
ポール・エリュアール
(〜1952[57])
『苦悩の首都』
『自由な手』
『苦しみの武器』
※、ブルトン、アラゴンらと
ともにダダイスム、シュル
レアリスムを牽引した。
アベル・ボナール
(〜1968[85]
随筆家・政治家)
『親しき人々』
随筆
『友情論』
『恋愛論』
ジャック・プレヴェール
(〜1977[77]
映画作家・童話作家)
『がらくた集』
『物そのほか』
ジュール・シュペルヴィエル
(〜1960[76]小説家)
『万有引力』
『未知の友だち』
アンリ・ミショー
(ベルギー出身・
〜1984[85]画家)
『わが領土』
〈イギリス〉
(更新:25/07/13)
ジェフリー・チョーサー
(〜1400[57])
『トロイルスとクリセ
イデ』恋愛物語詩
『公爵夫人の書』追悼詩
『カンタベリー物語』説話集
『トロイルス』「イーリ
アス」の翻案
エドマンド・スペンサー
(〜1599[47])
シェークスピア
(〜1616[52]劇作家)
ジョン・ダン
(〜1631[59])
ジョン・ドライデン
(〜1700[69])
ジョン・ミルトン
(〜1674[66])
「失楽園」長編叙事詩
アレキサンダー・ポープ
(〜1744[56])
オリヴァー・ゴールドスミス
(アイルランド出身・
〜1774[44]小説家・劇作家)
『寒村行』
「旅人」長編詩
小説
『ウェイクフィールドの牧師』
喜劇
『お人よし』
『負けるが勝ち』
サミュエル・ジョンソン
(〜1784[75]
批評家・文献学者)
ジョン・キーツ
(〜1821[26])
『詩集』
『エンディミオン』寓意叙事詩
『ハイペリオン』哲学的叙情詩
パーシー・ビッシュ・シェリー
(〜1822[30])
「鎖を解かれたプロメテウス」
ジョージ・ゴードン・バイロン
(〜1824[36])
『マンフレッド』詩劇
『チャイルド・ハロルド
の遍歴』詩物語
『ドン・ジュアン』詩物語
ウィリアム・ブレイク
(〜1827[70])
『無垢の歌』詩画集
『経験の歌』詩画集
サミュエル・テイ
ラー・コールリッジ
(〜1834[62])
「クーブラ・カーン」
「老水夫行」
「クリスタベル姫」
ウィリアム・ワーズワース
(〜1850[80])
『ワーズワース詩集』
アルフレッド・テニスン
(〜1892[83])
『イノック・アーデン』物語詩
ロバート・ブラウニング
(〜1889 [77])
「ヒッパが通る」劇詩
マシュー・アーノルド
(〜1888[66]批評家)
『マシュー・アーノルド詩集』
評論
『教養と無秩序』
D.H. ロレンス
(英・〜1930[44]
小説家)
T・S・エリオット
(〜1965[77])
『荒地』
ハーバード・リード
(〜1968[71]
文芸批評家・美術批評家)
『詩集』
「ある戦争の終わり」
評論
『芸術の意味』
エドマンド・ブランデン
(〜1974[78])
『大戦徴韻』
〈ドイツ〉
ゴットフリート・フ
ォン・シュトラースブルク
『トリスタンとイゾルデ』
ハルトマン・フォン・アウエ
『哀れなハインリヒ』
ヴォルフラム・フォ
ン・エッシェンバッハ
『パルツィヴァール』
ヨハン・ヴォルフ
ガング・ゲーテ
(〜1832[82])
『西東詩集』
『ローマ悲歌』抒情詩集
『ヘルマンとドロテー
ア』叙事詩
フリードリヒ・フォン・シラー
(〜1805[46])
「歓喜に寄す」
ハインリッヒ・ハイネ
(〜1856[59])
『歌の本』
ノヴァーリス
(〜1801[28])
『夜の讃歌』
小説
『青い花』
フリードリヒ・ヘルダーリン
(〜1843[73])
『ヘルダーリン詩集』
書簡体小説
『ヒュペリオーン』
戯曲
『エンペドクレス』
ライナー・マリア・リルケ
(〜1926[51])
『時祷詩集』
『新詩集』『新詩集(別巻)』
『ドゥイノの悲歌』
『オルフォイスへのソネット』
小説
『マルテの手記』
物語集
『神さまの話』
書簡
『若き詩人への手紙』
『若き女性への手紙』
ヘルマン・ヘッセ
(〜1962[85]小説家)
『ロマン的な歌』
エーリッヒ・ケストナー
(〜1974[75]小説家)
『腰の上の心臓』
小説
『エーミールと探偵たち』
『飛ぶ教室』
『ふたりのロッテ』
シュテファン・ゲオルゲ
(〜1933[65])
『魂の四季』
『生の絨毯』
ハンス・カロッサ
(〜1956[78]小説家)
『全詩集』
『新詩集』
小説
『ルーマニア日記』
ベルトルト・ブレヒト
(〜1956[58]劇作家)
『家庭用説教集』
『ブコウの悲歌』
パウル・ツェラン
(〜1970[50])
『罌粟と記憶』
ハンス・マグヌ
ス・エンチェンスベルガー
(〜2022[93]小説家)
〈その他の欧州の国〉
ジュゼッペ・ウンガレッティ
(イタリア・〜1970[82])
ウィリアム・バト
ラー・イェイツ
(アイルランド・〜1996[56])
『塔』
『螺旋階段』
フーゴ・フォ
ン・ホフマンスタール
(オーストリア・〜1929[55]
劇作家・小説家)
『全詩集』
フェデリコ・ガルシ
ーア・ロルカ
(スペイン・〜1936[38])
『ジプシー歌集』
フェルナンド・ペソア
(ポルトガル・〜1935[47])
『ポルトガルの海』
〈ロシア、ソ連〉
デルジャーヴィン
(〜1816[73])
アレクサンドル・プーシキン
(〜1837[38]
小説家・劇作家)
「ルスラーンとリュドミーラ」
「コーカサスの虜」
「バフチサライの泉」
「シベリアへ送る詩」
「ジプシー」
「ポルタワ」
「青銅の騎士」
韻文小説
『エフゲーニー・オ
ネーギン』
小説
『スペードの女王』
『大尉の娘』
短編集
『ベールキン物語』
(「駅長」「吹雪」
他3編)
戯曲
『ボリス・ゴドゥノフ』
ニコライ・ネクラーソフ
(〜1878[57])
「赤鼻のマロース」
「デカブリストの妻」
ミハイル・レールモントフ
(〜1841[27]小説家)
『詩人の死』
『商人カラーシニコフの歌』
小説
『現代の英雄』
ヴァシリー・ジュコーフスキー
(〜1921[74])
フョードル・チュッチェフ
(〜1873[70])
フォードル・ソログープ
(〜1927[62])
セルゲイ・エセーニン
(〜1925[30])
ニコライ・グミリョフ
(〜1921[35])
ヴェリミール・フレーブニコフ
(〜1922[37])
アレクセイ・クルチョーヌイフ
(〜1968[82])
ウラジミール・マヤコフスキー
(〜1930[37]劇作家)
『ズボンをはいた雲』
『これについて』
ニコライ・アセーエフ
(〜1963[74])
『セミヨン・プロスカ
ーコフ』叙情詩
セルゲイ・ボブロフ
(〜1971[82])
アレクサンドル・ブローク
(〜1921[41])
オシップ・マンデリシュターム
(〜1938[47])
アンドレイ・ベールイ
(〜1934[54])
ジナイーダ・ギッピウス▲
(〜1945[76])
ボリス・パステルナーク
(〜1960[70]小説家)
『雪の中の双生』
『わが妹――人生』
『シュミット大尉』
小説
『ドクトル・ジバゴ』
アンナ・アフマートワ▲
(〜1966[77])
ヨシフ・ブロツキー
(〜1996[56])
〈アメリカ〉
エドガー・アラン・ポー
(〜1849[40]小説家)
「大鷲」
ウォルト・ホイットマン
(〜1892[73])
『草の葉』
エミリー・ディキンソン▲
(〜1886[55])
『ディキンソン詩集』
1775篇の詩を残した。
ロバート・フロスト
(〜1963[89])
『ロバート・フロスト詩集』
ウィリアム・カーロ
ス・ウィリアムズ
(〜1963[80])
『パターソン』
エズラ・パウンド
(〜1972[87])
『エズラ・パウンド詩集』
〈中国〉
徐志摩
(シュ・ジーマ)
(〜1931[34])
聞一多
(ウェン・イードゥオ)
(〜1946[47])
艾青
(がいせい)
(〜1996[86])
海子
(ハイ・ズ)
(〜1989[35])
顧城
(こじょう)
(〜1993[37])
北島
(ペイ・タオ)
(1949〜)
「回答」
舒婷▲
(シュ・ティン)
(1952〜)
梅爾▲
(ばいじ、メイ・アル)
(?〜)
西川
(シーチュアン)
(1963〜)
〈韓国〉
尹東柱
(ユン・ドンジュ)
(〜1945[28])
〈インド・中東の国〉
ラビンドラナート・タゴール
(〜1941[80])
『ギタンジャリ』
(※原典はベンガル語。自ら
英訳しての刊行も行う。)
『ベンガルの修行者』
『少年の日々』
『庭師』
『郵便局』
佳品・名品の詩
心に残った外国の詩
を以下に挙げた。
(現在、以下の1〜2の3篇)
1
ロバート・ブラウニング
「春の朝」
2
ライナー・マリア・リルケ
「厳粛な時」
「秋」
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