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近現代の主な歌人
(更新:26/05/13)
赤字は、近現代日本の
代表的な歌人。
『 』は主な歌集。( 1 )は、
その歌集の短歌(全歌)を掲
載しているページ。
歌人名の横の[〜]は、下方
に挙げた名歌の番号。
[ 1〜 ]はその歌人や作品に
関するネット上のページや
記事。▲は、その歌人や作品
についてのヤフー知恵袋で
の質問と回答の記事。
〈男性の歌人〉
佐佐木 信綱
金子薫園
尾上柴舟
落合直文
正岡子規
伊藤 左千夫
長塚 節
(ながつか たかし)
『鍼の如く』
(大正3〜大正4)
島木赤彦
若山牧水[1]
『海の声』
(明治41年)
『別離』
(明治43年)
前田夕暮[2]
石川啄木[3]
『一握の砂』
(明治43年)( 1 )
『悲しき玩具』
(明治45年)( 1 )
[ 1▲ ]
与謝野 晶子[4]
『みだれ髪』
(明治34年)( 1 )
[ 1
]
与謝野 鉄幹
吉井
勇
北原白秋[5]
『桐の花』
(大正2年)
『雲母集』
『雀の卵』
土屋文明
窪田空穂[6]
土岐善麿
古泉千樫
太田水穂
太田青丘
会津八一
釈 超空[7]
『海やまのあひだ』
『倭をぐな』
石原 純
岡
麓
平福百穂
明石海人
斎藤茂吉[8]
『赤光』
(大正2年)
『あらたま』
『白き山』
木下利玄[9]
中村憲吉[10]
川田 順
近藤芳美
宮 柊二
木俣 修
佐藤 佐太郎
柴生田 稔
前川 佐美雄
坪野哲久
田谷 鋭[11]
吉野秀雄
塚本邦雄[12]
寺山修司[13]
『空には本』
『血と麦』
『田園に死す』
(65年)
[ 1▲ ]
岸上大作
高安国世
上田 三四二
佐佐木 幸綱
窪田 章一郎
岡井 隆
島田修二
前 登志夫
春日井 建
五味保義
鹿児島 寿蔵
滝沢 亘
福島泰樹
(やすき)
『バリケード・一九
六六年二月』
(69年)
穂村 弘
(ほむら
ひろし)
『シンジケート』
(90年)
[ 1
]
加藤治郎
荻原裕幸
生沼義朗
黒瀬珂瀾
笹 公人
島田幸典
松村正直
斉藤斎藤
光森裕樹
佐藤弓生
笹井宏之
木下龍也
鈴木 加成太
千種創一
斉藤斎藤
光森裕樹
萩原 慎一郎
『滑走路』
(17年)
[ 1
]
〈女性の歌人〉
九条武子
山川 登美子
若山 喜志子
四賀光子
五島 美代子
山中 知恵子
大西民子
岡本 かの子
葛原妙子
生方 たつゑ
安永路子
高鍋 美恵
君島夜詩[14]
河野裕子
中城
ふみ子
斉藤 史[15]
(ふみ)
馬場 あき子
俵 万智[16]
(たわら
まち)
『サラダ記念日』
(87年)
[ 1
2▲ ]
紀野
恵
辰巳泰子
水原紫苑
東 直子
松野志保
石川美南
永田 紅
野口恵子
松本典子
平岡直子
佳品・名品の短歌
(更新:26/05/13)
心に残った好きな近現代の
短歌を以下に挙げた。
(現在、1〜16の16首。)
「※・〜=〜」は、語注。
1
若山牧水
白鳥は/哀(かな)しからずや/
海の青/空のあを(あお)にも/
染(そ)まずただよふ
※
・哀しからずや=悲しく
ないことがあろうか、いや、
きっと悲しいに違いない。
2
前田夕暮
向日葵(ひまわり)は/金の油を/
身にあびて/ゆらりと高(たか)し/
日のちひささよ
※
・高し=丈(たけ)が高いことよ。
・日のちひささよ=太陽の
方が小さく見えてしまうほどだ。
3
石川啄木
病院の/窓によりつつ/
いろいろの/人の元気に/
歩くを眺(なが)む
※
・よりつつ=身を寄せて。
・歩くを=歩くのを。歩く姿を。
・眺む=眺めたことよ。
4
与謝野 晶子
やわ肌の/あつき血汐(ちしお)に/
ふれも見(み)で/さびしからずや/
道を説く君
※
・ふれも見で=触れてもみ
ないで。
・さびしからずや=寂しくない
ことがあろうか、いや、きっ
と寂しいに違いない。
・道=行うべき人の道。
5
北原白秋
昼ながら/幽(かす)かに光る/
螢一つ/孟宗の藪(やぶ)を/
出(い)でて消えたり
※
・孟宗の藪=孟宗竹の竹藪。
・出でて消えたり=出てどこ
かへ消え去ってしまったよ。
6
窪田空穂
鉦(かね)鳴らし/信濃の国を/
行き行かば/ありしながらの/
母見るらむか
※
・ありしながらの=昔のままの。
・母見るらむか=母を見
るであろうか。
7
釈 超空
葛(くず)の花/踏みしだかれて/
色あたらし/この山道を/
行きし人あり
※
・踏みしだく=足で踏みつける。
・行きし人=通って行った人。
8
斎藤茂吉
最上(もがみ)川/逆(さか)白波の/
たつまでに/ふぶくゆふべと/
なりにけるかも
※
・ふぶく=風が強く吹き荒れる。
・なりにけるかも=なってし
まったことよ。
9
木下利玄
牡丹(ぼたん)花は/咲き定まりて/
静かなり/花の占めたる/
位置のたしかさ
※
・静かなり=静かであるよ。
・占めたる=占めている。
10
中村憲吉
日の暮れの/雨ふかくなりし/
比叡山/四方結界に/
鐘を鳴らさぬ
※
・なりし=なった。
・四方結界(よもけっか
い)に=寺院の四方へと。
・鳴らさぬ=鳴らさないことよ。
11
田谷 鋭
よいとまけの/綱ひく声す/
余剰の/思想もたざる/
清く充(み)ちしこゑ(声)
※
・よいとまけ=地固め
のために綱を付けた重
い槌(つち)を滑車を用
いて上げ下げすること。
・声す=掛け声が聞こ
えることよ。
・充ちしこゑ=充実
した声だなあ。
12
塚本邦雄
ずぶ濡れの/ラガー奔(はし)るを/
見おろせり/未来にむける/
ものみな走る
※
・ラガー奔るを見おろせり=ラ
グビー選手が激走するのを観
客席から見下ろしている。
13
寺山修司
ラグビーの/頬傷は野で/
癒(い)ゆるべし/自由をすでに/
怖(お)じぬわれらに
※
・野で癒ゆるべし=野原で
猛練習を繰り返すうちに
治っていくだろう。
・怖じぬわれらに=怖れな
い我々若者においては。
14
君島夜詩
さはやかな/音して骨壺に/
落ちてゆく/昨日まで我を/
離さざりし母
※
・離さざりし母=付き添い、離
そうとしなっか母よ。
15
斉藤 史
降りたき階の/ボタンを押して/
乗る昇降機/そこに踏むべき/
床あるを疑わず
※
・床あるを=床があるのを。
16
俵 万智
さくらさくら/さくら咲き初(そ)め/
咲き終わり/なにもなかった/
ような公園
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