<魂のリアリズム>
(1〜3)
投稿者:
佐藤、A、カメ
(1)
魂のリアリズム
名前: 佐藤
投稿日時:17/12/11(月)
Seigoさん。ご無沙汰しておりました。数年ぶりの書き込みです。
お元気にお過ごしでしょうか。私も定年退職をして、現在は派遣社員として、非常勤講師をしながら親の介護と孫の世話で元気に過ごしております。
最近はこのボードもドストエフスキーの真骨頂ともいうべき人間の魂の深淵を探ろうというような迫真にせまるような投稿がみられず残念です。(失礼!)
人間の魂を探求するにはドストエフスキーの作品を読むこが最も不可欠であり、正攻法であるとういうのが私の持論であるのですが、そういうことに対して、
おこがましいことですが世の中の理解はまだまだ熟成しておらないと思う次第です。以前にも書き込みさせていただきましたが再度書き込みます。
<ペテルブルグ年代記>より
『もしある人が満足を得られないとなると、もしその人が己の思う所を言い自分の中にある少しはましなものを外に現す手段が無いとなると(それを現すのは、
虚栄心からなのではなく、おのが『自我』を現実の生活の中で自覚し、実現し、確定したいとう、人間の最も自然な要求から出たことなのである)、その人はたちまち、何か全くありそうもない出来事にはまり込んでゆく。こんな言い方をして失礼かもしれないが、呑んだくれになってしまうとか、イカサマ賭博に手を出
してインチキをやりだすとか、やたら決闘ばかりするようになるとか、あるいはついには、自尊心のために気が狂ったりする。しかも同時に、こころの中では自尊心なるものを全く軽蔑しており、自尊心のようなつまらぬことで苦しむ破目になってしまったということで苦しんでさえいるのである。』
60数年の人生を過ごしてきて、様々な人々の生き様を見てきました。改めて
ドストエフスキーの指摘の鋭さに脱帽です。
(2)
魂が、見たい
名前: A
投稿日時:17/12/16(土)
魂って、あるんですか?
魂を見たいなぁ〜。
ドストエフスキイの発言の魂を心に置き換えれば、
理解可能ですが。
(3)
RE:<魂のリアリズム>
名前: カメ
投稿日時:18/03/26(月)
佐藤さん、お久しぶりです。といっても、おたがいここでももうお会いすることもないかもしれませんが。
私は、ドストエフスキーのおかげで、神の存在を知りました。あれから約40年になります。この間、信仰とは何か?と疑問に思ってきました。ですが、ちっとも納得のいく概念に出会うことはできませんでした。
最近、経営コンサルタント・投資家・ビジネスオーナー・心理カウンセラーなどの考えを、ネットで調べることにして、やっと謎が解ける思いがしています。
聖書は普通の人が、理解できるように説明されていない、と確信しました。4つのマトリックスなどの概念説明が全く無いのです。宗教を説明する人は、聖書の教えを述べようとし、真実を学ばないと思えてなりません。原理原則を理解しない。聖書ではなく、真実を述べてくれ、と思えます。
これだけ聖書に否定的な見解を、述べてもらってもいいですよ。私は知りませんから。
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