名言の泉 (名言集)
(
更新:24/11/06)

 



【名言・113選】

すでに掲載済み・投稿済み
の名言のうち、特にすば
らしいと思う名言を掲
げた。ドストエフスキー
の名言も入れています。



名言・113選





自分が名言と思った言葉を、
82のテーマに分けて、現在、
以下に、計874ほど、掲載。
(
更新:24/11/06)



【事項・テーマ】

[   ]はそのテーマに
掲載の名言の数。
は知られた名言。
は特に感銘を受けた名言。
「※〜〜」は語注・解説など。

なお、ドストエフスキーの名言
や文学についての名言は、
ページ内の他のコーナー
に掲載した。

追加24/11/06
 4つを、
付して追加。





生命、生について[12]

自然、宇宙について
[14]


人間について[21]
各個の尊厳について[]


人生について[52]
日々の生[29]


労働・職業・仕事のこと[16]

仕事に取り組むこと
[]
問題の解決のこと[10]
共同で取り組むこと[]


時間のこと[12]

今を大事にすること
[]
途中・過程のこと[]

習慣のこと[]

目的・目標を
掲げること
[11]
計画を立てること[]


平凡な事のこと[]

完璧主義・完全
主義のこと
[]

限定化・単純化
のすすめ
[]


決心・決意のこと[]
意欲・願望のこと[]


自制、克己のこと[12]
努力のこと[]

勤勉のこと[]

忍耐のこと[11]

集中・熱中のこと[]


謙虚さのこと
[10]
感謝のこと[10]
足るを知ること
[]


自分を大事にすること[16]
自分の側のこと[19]

身近なもののこと[]


心身の健康、元気
のこと
[26]
病気のこと[14]
休息・ゆとりの
こと
[11]

ユーモアのこと[]

前向き・心の明るさ
のこと
[]
笑顔があること[]

好きなことを持つこと[]
得意なこと・向い
ていること
[]
適材・適所のこと[]


幸福について[43]
生きがいについて[]
快楽、快について[]

美について[]

音楽について[]

芸術について[]

苦痛・苦悩について[]
苦労について[]
苦難、不幸について
[17]

心配、不安のこと[13]

執着のこと[]

悪・善について
[39]

自由について
[20]

物事の因果について[]

運命・宿命について[]


孤立・孤独について[]

出会いについて[]

人と共に生きること[11]

人や社会に尽くすこと
[13]
与えることのすすめ
[]
人を喜ばすこと[]

愛のすすめ
[31]
思いやりの態度
[]

愛することと
愛されること
[18]

愛と憎しみについて
[]

男、女について[]
恋、恋愛について
[]

結婚、夫婦について
[]
族、家庭について
[]

対人関係について
[16]
礼儀、マナー
について
[]

言葉について[]
会話について[]

10

迷いと悟りのこと
[]

生と死について
[]

道徳について[]

宗教、神・仏について
[24]

11

書物、読書について[10]

思考の尊厳のこと
[]
哲学について
[]

物事のとらえ方・
見方のこと
[]

楽観主義のこと[10]

知ることについて
[]
真理の獲得のこと
[]

学ぶことと考えること
について
[10]

知識・知恵について[]


教えることについて
[]

12
衣食住、生活環
境のこと
[]
お金、経済について[]

戦争と平和について[]




その言葉を多く挙げている人物
( )は挙げている名言の数。
(
更新:24/10/14)


・ゲーテ(28)
・孔子(14)
・トルストイ(13)
・エマーソン(13)
・カール・ヒルティ(11)
・シェークスピア(10)
・アラン(10)
・吉田松陰(9)
・アリストテレス(9)
・デール・カーネギー(8)
・マハトマ・ガンジー(8)
・パスカル(7)
ショーペンハウエル(7)
・松下幸之助(7)
・稲盛和夫(6)
・プラトン(6)

・サルトル(5)
・ヘレン・ケラー(5)
アインシュタイン(5)
・ベンジャミン・フランクリン(5)
・ジョセフ・マーフィー(5)
・瀬戸内寂聴(5)
・ニーチェ(5)
・ソクラテス(4)
・ヘッセ(4)
・アンドレ・ジイド(4)
シュバイツァー(4)
ヴィクトル・ユーゴー(4)
エイブラハム・リンカーン(4)
・武者小路実篤(4)
・空海(4)
・老子(4)
・ロマン・ロラン(3)
・マザー・テレサ(3)
・勝海舟(3)
・夏目漱石(3)
・中村天風(3)
・ジェームズ・アレン(3)


鋭い言葉がいくつかあって当コーナーにその言葉を挙げたが、その鋭さには感心する人物

・プラトン
・アリストテレス
・アウグスティヌス
ショーペンハウエル

・ヘルダーリン
・モーム
・ロマン・ロラン
・老子
・空海
・道元
・勝海舟





 生命、生について

[
生命・生の価値のこと]

生命はあらゆる財宝
の最高のものである。

[
ハインリヒ・ハイネ]


生命以外に富はない。
[
ラスキン(イギリスの評論家)]


君の命には、黄金なんて比べ物にならないほどの価値がある。

[ボブ・マーリー(ミュージシャン)]

生への畏敬こそ、倫理の根本原理をわたしに啓示するものである。それは、善は生命を維持し促進し高めることのうちにあり、それを破壊し損傷し妨げることは悪であるということだ。

・畏敬=畏(おそ)れ、敬う心。
[
シュバイツァー]

 
命というものは、はかないからこそ、 尊く、厳(おごそ)かに美しいのだ。

[トーマス・マン]


[奇跡としての命・生のこと]

命はそこにあるだけで奇跡である。

[アニメ『輪廻のラグランジェ』のディセルマインの言葉]

 

自分がこうして生きていること自体が、ものすごい奇跡なのである。

[ながれ おとや(言葉遊び研究家)]


人生にはたくさんの奇跡があると思うの。 ここにこうして生きていることも奇跡だし。奇跡にみんな気がついてないのよ。

[ダコタ・ファニング(アメリカの女優)]


[この世での生という貴重な
チャンスを与えられたこと]

この世に生を受けたこと。それ自体が最大のチャンスではないか。 
[
アイルトン・セナ(F1レーサー)]


今こそ「人生」という素晴らしい冒険をこの地球上で行える唯一の機会である。だから、できる限り豊かに幸福に生きる計画を立て、実行することだ。
[デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


この世は興味あるもので満ち満ちている。こんなすばらしい世界で、だらだらと人生を送るのは、もったいない。
[デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


人生は無尽蔵の価値を基底とする。何らかの意味においてこの宝庫に参じ、これをひらき人生をゆたかにすることにおいて、生きていく道の意味がある。
[
天野貞祐(哲学者)]


[生きていることへの感謝]
 
今生きていることに感謝。

[北川 悦吏子『ビューティフルライフ』より。]



 自然、宇宙について

[
宇宙の秩序・パワーのこと]


この宇宙を動かしているのは混乱ではなく秩序である。

[ジェームズ・アレン(イギリスの作家)]

 

 

この宇宙のパワーが何なのかは説明できません。ただ、それが存在することだけは確かです。

[アレキサンダー・グラハム・ベル(科学者・発明家)]


無神論は馬鹿げています。太陽系を見た時、地球は太陽から適切な距離に置かれており、ちょうどいい熱や光を受け取っています。これは偶然には起こり得ないことなのです。
[アイザック・ニュートン]


大自然の秩序は宇宙の建築家の存在を立証する。
[カント]


 
幸福とは 今日も おひさまが 昇ること

[バカボンのパパ(漫画『天才バカボン』の登場人物)]


[自然の秩序や驚異のこと]

自然は、我々の知性にとっては限りなく驚嘆すべきことを、最高度の容易さと単純さとで行なっているのです。
[ガリレオ・ガリレイ]



自然が暴威をふるわないところでは、自然は合理的な姿に己(おのれ)を現(あらわ)してくる。

・合理的な姿に=合理的な姿で。

[和辻哲郎(哲学者)]


[大自然の公平性のこと]

天に私覆なく、地に私載なく、日月私照なし。

[『礼記』より。]


[自然の美のこと]

自然が本当に好きなら、あらゆるところで美を見いだせるだろう。
[フィンセント・ファン・ゴッホ(画家)]


自然は神の芸術なり。

・芸術なり=芸術である。
[
ダンテ]



[自然から学ぶということ]


どういうふうにしようかと迷ったとき、他人のやったことを真似(まね)してみたり、すでに昔からあるものを手本にしなければならないということはない。そうではなく、自然のありかたから学ぶことができる。自然を観察し、そこから新しい教えや導きを受け取ることができる。
[ウィトゲンシュタイン(哲学者)の『反哲学的断章』より。]


自然は教師なり、自然を眺(なが)めて学び、自然に即(そく)して考える。

・教師なり=教師である。 
・自然に即して=自然を基準にして。
[
山岡鉄舟(幕末の幕臣)]



自然は征服するものではなく、学ぶものである。
[植村直己(登山家)]


本当にすばらしい行いや生き方は、水のようです。水は万物(ばんぶつ)をうるおし、利()をあたえているけれど、だからといって自分を主張することはなく、いろいろな器に添()って形を変えるので対立なく争わない。また皆がいやがる下のほうに身をおいているのです。

・利=利益。
[
老子]



 人間について

[
人間の不思議さ・定
義の難しさ・不明さ]

不思議なものは沢山ある。しかし、人間ほど不思議なものは絶無である。

[ソフォクレス(古代ギリシャの劇作家)]


すべての定義が失敗するほど、人間は幅広く、多岐多様なものである。

[マックス・シェラー『宇宙にお
ける人間の地位』より。]



あらゆる人間の知識のうちで最も有用でありながら、最も進んでいないものは、人間に関する知識であるように思われる。
[
ルソー]


[人間の偉大さと卑小さ]

人間はなんという不思議な作品だろう! 理性はなんと気高く、能力はなんと無限で、形と動作はなんと適切で見事なことだろう! その行動はなんと天使に似、その理解力はなんと神に似ていることだろう!――でもその人間が、私にとっては、たかのしれた塵芥の精髄としか思われない。
[
シェークスピア『ハムレット』より。]


人間とはいったい何という怪物だろう。何という新奇なもの、何という妖怪、何という混沌、何という矛盾の主体、何という驚異であろう。あらゆるものの審判者であり、愚かなみみず。真理の保管者であり、不確実と誤謬との掃きだめ。宇宙の栄光であり、屑(くず)

[パスカル『パンセ』より。]


[パラドックスの人間のこと]

人間とはパラドックスの体現であり、矛盾の塊である。
[
オーギュスト・コント(社会学者)]


[人間の内の神・悪魔、善・悪]


人間のなかには、何かしら悪魔的なものもあると同様、神に似た何ものかが存在する。

[ネルー(インドの政治家)]


人間は、神と悪魔との間に浮遊する。[パスカル『パンセ』より。]


人間はすべて善でもあり悪でもある。極端はほとんどなく、すべて中途半端だ。
[
ポープ(英の詩人)]


人間は生まれながら神の性と、悪魔の性と、誰でも二つ持っている。
[吉川英治『宮本武蔵』より。]


平生(へいぜい)はみんな善人なんです。少なくともみんな普通の人間なんです。それが、いざという間際に、急に悪人に変わるんだから恐ろしい。
[
夏目漱石]


人間は天使でも、獣(けだもの)でもない。そして不幸なことには、天使のまねをしようと思うと、獣になってしまう。
[パスカル『パンセ』より。]

 
辛い現実はあるものの、私は、今でも人間の心は本質的に善であると信じている。

[アンネ・フランク『アンネの日記』]


[人間の欠点・不完全さ]
 
聖人とされる人でも完璧な人はいない。

[天海]

 
神はわれわれを人間にするために、何らかの欠点を与えた。

[シェークスピア]


[何が人間をつくったか]

人間は神がつくったということは僕は信じられない。神がつくったものとしては人間は無常すぎ、不完全すぎる。しかし自然が生んだとしたら、あまりに傑作すぎるように思うのだ。

[武者小路実篤『人生論』より。]


[人間の能力のこと]

人間とは、自分の運命を支配する自由な者のことである。

[カール・マルクス]

 
人間の最大の価値は、人間が外界の事情にできるだけ左右されずに、これをできるだけ左右するところにある。

[ゲーテ『ヴィルヘルム・マイステル』より。]

 
人間はその潜在能力を引き出すことで、素晴らしく変化する。
[
広岡達郎(元プロ野球選手)]


[様々な人間観]

人は皆、同じ。

[アインシュタイン]


生物学的に考療すると、人間は最も怖ろしい猛獣であり、しかも、同じ種族を組織的に餌食にする唯一の猛獣である。

[ウィリアム・ジェームズ『回想と研究』より。]




 各個の尊厳について

みんなちがって、みんないい。
[
金子みすゞ(詩人)]


人間はみな同じではないが、同じように尊重されるべきなのだ。
[
マーガレット・サッチャー(元英首相)]


すべての人には個性の美しさがある。
[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)

 
大統領や総理大臣には代わりがいるだろうが俺の代わりはいないんだ。
[
星新一(作家)]


人間はみな、なにほどかの純金を持って生まれている。聖人の純金もわれわれの純金も変わりはない。

[吉田松陰]



 
人生について

[
人生で大事なこと]


愛があるところに人生がある。

[マハトマ・ガンジー]

何かを愛することだけが、あなたの人生を手にする出発点かもしれない。

[アリス・コラー]


人生に意味あるは即(すなわ)ち熱意あるが故(ゆえ)なり。

人が熱意を持って取り組むゆえに人生に意味がある、ということ。
[
北村透谷(明治期の評論家)]


人間は心構えを変えることによって、その人生を変えることができる。
[
ウィリアム・ジェームズ(哲学者・心理学者)]


何のために意味なんか求めるんだ? 人生は願望だ、意味じゃない。

[チャップリン]


人間にとって大切なのは、この世に何年生きているかということではない。この世でどれだけの価値のあることをするかである。

[オー・ヘンリー(アメリカの作家)]

 
人生を明るいと思う時も、暗いと思う時も、私は決して人生をののしるまい。

[ヘルマン・ヘッセ]


一切の人生の果実は、その人が蒔()いたとおりに現れる。

[中村天風(実業家、思想家)]


[人生と夢・希望・願望]

生命のあるかぎり、希望はあるものだ。
[セルバンテス(スペインの小説家)


希望があるから前に進めるのだ。
[アレキサンダー大王(古代マケドニアの王)


もっといい人生、もっと素晴らしい世界が、地平線の彼方には広がっている。そう願い信じるからこそ、私たちは何度でも立ち上がってきた。

[フランクリン・ローズヴェルト(第32代アメリカ合衆国代大統領)]


希望に生きる者はつねに若い。

[三木清(哲学者)]

 
夢を見るから、人生は輝く。

[モーツァルト]


夢なき者に理想なし、理想なき者に計画なし、計画なき者に実行なし、実行なき者に成功なし。故に、夢なき者に成功なし。
[
吉田松陰]


人間、夢と欲があるから努力するのとちゃうか。

[杉原輝雄(プロゴルファー)]


 
俗物(ぞくぶつ)とは、精神的な欲望をもたない人間である

・俗物=世間的な名誉や利益などに心を奪われている、つまらない人物。俗人。
[
ショーペンハウエル(哲学者)]


自分の夢に向かって確信を持って歩み、 自分が思い描く人生を送ろうと努めるならば、きっと思いがけない成功にめぐり合うだろう。
[
ソロー(アメリカの作家・思想家)]


どっさり夢がある暮らしなら、お金やモノは、そんなにたくさんなくても、毎日はキラキラ光を放ってくるものだ。

斎藤茂太[精神科医]



[人生・生活を楽しむこと]


最も大事なことは、人生を楽しむこと、幸せを感じること、それが全てです。
[オードリー・ヘップバーン(女優)]


「生きること」に深刻になりすぎるな。 人生は楽しむためにある。
[
高橋 歩(実業家・著作家)]


楽しまずして何の人生ぞや。

・楽しまずして=人生において楽しまないでいるならば。 
・何の人生ぞや=その人生にどのような意味があるのか。その人生は人生とは言えまい。
[
吉川英治(作家)]



自分の今行なっていること、行なったことを心から楽しめる者は幸福である。
[ゲーテ]


幸せになりたいと願って幸せになれるものではない。大切なのは、常に楽しみ喜ぶ気持ちを持って暮らすことである。これこそが幸福を呼び込む秘訣だ。
[洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]


やっぱり自分が楽しくないと、生きててもつまらないですよ。だから何でもいいから、自分のために喜びを見つけなさい。そうすると生きることが楽しくなりますよ。

[瀬戸内 寂聴]


情熱もなく、仕事もなく、楽しみもなく、精神の集中もなく、完全な休息状態にあるほど、人間にとって耐えられないことはない。その時、人間は、自分の虚無、自分の見捨てられたさま、自分の足りなさ、自分の頼りなさ、自分の無力、自分の空虚をひしと感じる。たちまち、人間のたましいの奥底から、退屈、憂い、悲しみ、悩み、怨み、絶望が湧きだしてくる。
[パスカル『パンセ』より。]

朝目覚めたら、生きること、考えること、楽しむこと、愛することの特権について思いを馳せよ。
[マルクス・アウレリウス(古代ローマの哲人皇帝)]


人はいつも真面目くさってばかりいて、少しの楽しみもくつろぎも味わわずにいると、知らず知らずのうちに心を病んでしまう。
[
ヘロドトス(古代ギリシャの歴史家)]


楽しいことをすれば元気が出る。
[池田清彦(評論家・生物学者)]

 
「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生。

[斎藤茂太(精神科医)]


[思いは実現していくこと]

星に願い事をする事を軽く考えないで。お願い事は実現するの、例(たと)えどんな願い事であっても。
[
オノ・ヨーコ(前衛芸術家・ジョン-レノンの奥様)]


あなたの願望を心に描いたら、それは実現する。
[ウォルト・ディズニー(アメリカのアニメーター・映画監督)]


思いは必ず実現する。それは、人が「どうしてもこうありたい」と強く願えば、その思いが必ずその人の行動となって表れ、実現する方向におのずから向かうからです。ただそれは、強い思いでなければなりません。漠然と思うのではなく、「何がなんでもこうありたい」「必ずこうでなくてはならない」といった、強い思いに裏打ちされた願望、夢でなければ実現しないのです。
[稲盛和夫(実業家)]


信じなさい。あなたの人生は、あなたの思い描いた通りになると。
[
デカルト]


[人生と使命]


我々は皆、この世でやるべき仕事がある。その仕事を見つけられるかどうかが、生涯において最も重要なことである。
[ホーソン(アメリカの作家)


それをやりにおれが生まれてきた。そのことだけを考えればよい。
[ヘミングウェイ『老人と海』より。]


世に生を得るは事を為()すにあり。
[坂本龍馬]


自分の使命を思うと、人生もこわくないわ。
[チェーホフ『かもめ』より。]


[若さ、青年について]


青年は未来があるというだけで幸福である。
[ニコライ・ゴーゴリ(ロシアの作家)]


後生(こうせい)(おそ)るべし

・後生=先の長い若者。

・畏るべし=将来、大成する可能性はあるので、年少だからと言って、見下したりせずに、畏れて敬うべきである。
[
孔子]


[老いについて]

年齢というものには元来意味はない。若い生活をしているものは若い。老いた生活をしているものは老いている。

[井上靖(作家)]


[人生の再出発]

私はいつも、こう自分に言い聞かせている。これからが最良の人生なんだ、と。
[フェイ・ダナウェイ(アメリカの女優・映画「俺たちに明日はない」のボニー役)


志を立てるのに遅すぎるということはない。
[ポールドウィン(イギリスの政治家)


目標を設定したり、新しい夢を追うことに年齢はまったく関係ない。

[CS・ルイス(イギリスの小説家、英文学者、神学者)]


人間はいくつになっても、可能性がある!

[三浦雄一郎]


終わることを悲しまず、終わることはすなわち始まることだ。

[中国の諺]


すべてが失われようとも、まだ未来が残っている。

[ボヴィー(アメリカの作家・弁護士)]


人生でもっとも輝かしい時は、いわゆる栄光の時なのでなく、落胆や絶望の中で人生への挑戦と未来に成し遂げる展望がわき上がるのを感じたときなのだ。

[フローベール(フランスの小説家)]



 日々の生

[日々のかけがえのない大事さ]


日々是れ好日
 
(にちにち これ こうじつ)

毎日毎日が無事でよい日であるということ。
世界では日々よくないこともよいことも起こっているが、どんな日も特別な一日であり、もう二度とやってこない、かけがえのない人生の一日、社会の一日であるということ。
[『碧巌録』の中の雲門文偃の言葉。]


日々、私たちが過ごしている日常は、実は奇跡の連続なのかもしれない。

[漫画『日常』の笹原幸治郎の言葉。]



一日一生。一日は貴い一生である。これを空費してはならない。
[内村鑑三『一日一生』より。]


一日一日を大切にしなさい。毎日のわずかな差が、人生にとって大きな差となって現れるのですから。
[
デカルト]


すべての日がそれぞれの贈り物を持っている。
[
マルティアリス(古代ローマの詩人)]


[日々の成長・進歩・向上]

一日生きることは、一歩進むことでありたい。

[湯川秀樹]


人にとって最も恐ろしいのは、惰性で日を送ることである。向上心があれば飽きることがない。仕事・生活の中に、向上の道を残さねばならない。向上を求めねばならない。
〔西堀 栄三郎(登山家)


人生というものは、そこに進歩と向上があってこそ生きがいを感じ、勉強もし、努力もするんだぜ。
〔中村天風(実業家・思想家)


結果にこだわるな、成功にこだわるな、成長にこだわれ。
[本田圭佑(サッカー選手)]


人生の目的は勝利することではない。成長すること、分け合うことだ。
[ハロルド・クシャナー(牧師)


[日々反省し、改めていくこと]

もし自分の行動や発言に反省すべき点があれば、改めなければなりません。反省のある毎日を送ることは、人格を向上させ、人間性を高めていくことにつながります。日々の反省が、自分の悪い心を抑え、よい心を伸ばしてくれるからです。常に進歩向上できる人は、「反省のある毎日」を送っている人なのです。
[稲盛和夫(実業家)]


誰でもそうやけど、反省する人は、きっと成功するな。本当に正しく反省する。そうすると次に何をすべきか、何をしたらいかんかということがきちんとわかるからな。それで成長していくわけや、人間として。
[松下 幸之助(実業家)]


謙虚な姿勢、毎日の反省、日々の感謝、この3つをやっておけば人生自然とうまくいくと思う。
[中澤祐二(プロサッカー選手)]


反省もいい形でできるようになったからか、優しい目で自分を見られるようになりました。
[米倉涼子(女優)]


反省はしろ! 後悔はするな!
[松岡修造(テニスプレーヤー)]


反省は未来に繋(つな)がるが、後悔は過去に縛(しば)られているだけだ。
[ゲーテ]


よい忠告は、聞くのはつらいが反省し行いを正せば、自分のためになる。
[サイト「癒しツアー」より。]


自分の過ちを認めることほど難しいものはない。事態を解決に導くには、素直に自分の落ち度を認めるのが何よりである。
[ベンジャミン・ディズレーリ(イギリスの政治家・小説家)]


強い反省を心に持たなきゃだめだ。その反省がやがておまえをよりもっと幸福なものにしてくれる原動力になる。
[
カリアッパ(チベット仏教の僧侶)]


[日々自ら行動を選
び活動していくこと]


人間は自由であり、つねに自分自身の選択によって行動すべきものである。
[サルトル(フランスの哲学者)]


君は自由だ。選びたまえ。つまり創りたまえ。
[サルトル(フランスの哲学者)]

 
道は見つけるか、なければ作るものだ。
[
ハンニバル・バルカ(カルタゴの将軍)]


大道行くべし、又何ぞ妨(さまた)げん。

・大道行くべし=大道を進んで行け。

・又何ぞ妨(さまた)げ=大道を行く人を、何が)妨げることができようか、いや、何も妨げることはできないだろう。反語の文型になっている。

・「又」は、文にリズムをつけるために添えている意味のない語。
[木戸孝允(明治の政治家)



不決断こそ最大の害悪である。
[デカルト]


自分の思い通りにはならない。でも、ひとつひとつの決断や行動が、自分の人生をいい方向に変えていってくれる。
[
アンジェリーナ・ジョリー(アメリカの女優)]


われわれの本性は怠惰へ傾いている。だが、われわれは活動へと心をはげます限り、その活動に真の悦びを感ずる。
[ゲーテ『若きヴェルテルの悩み』より。]


幸福な人間とは、客観的に生きる人である。自由な愛情と広やかな興味を持てる人である。これらの興味や愛情を通して、さらにまた、次にはその代わりに彼自身を他の多くの人々にとって愛情と興味の対象にさせるという事実を通して、その幸福を確保するところの人である。
[バートランド・ラッセル『幸福論』より。]


[信念を持って生きていくこと]

自分の考え方や信念をしっかり持ち、自分が主体となってさまざまな物事を推()し進めていく人は、成功してもおごらず、失敗してもくよくよしない。こういう人は、どこで暮らそうとも、何が起きようとも悠然と構えていられる。一方で、自主性に乏しく、他人まかせ、環境まかせの生き方をしている人は、苦境に陥ると他人や環境のせいにして腹を立て、うまく物事が進めば今度は、その成功に執着する。こういう人は、ごくささいなことにも縛(しば)られ、身動きがとれなくなってしまう。

・自分が主体となって=主体的に。他に強制されたり、盲従したり、また、衝動的に行なったりしないで、自分の意志、判断に基づいて行動するさま。 
・推し進める=推進する。
〔洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。〕


「頼りがいのある上司とはどんな人物をさすか」と私はよく人にたずねる。すると「信念を持った上司」「哲学を持った上司」という回答が返ってくる。ある新聞社が同じ趣旨のアンケート調査をやったことがあったが結果は同じであった。驚くまでもないことだ。環境の変化や活動条件の変化の中で、しっかりした信念を持って活動するリーダーこそ頼れる人である。誰もがいつでも、このような人物を求めているのである。
[加藤邦宏(マネジメント・コンサルタント)の『アランの言葉』(PHP文庫)より。]

著者の後注: ここでいう哲学とは、ゆるぎない、その人なりの考え方であり、少々の議論や試みによってはビクともしない思想の体系であり、人間についての理解の仕方であり、そこから生まれる一貫した行動様式であり、ひとりよがりのヘリクツではだめで、すぐれた合理性と文化的な奥行(おくゆき)の深さがなくてはならない。


理想を持ち、信念に生きよ。理想や信念を見失った者は、戦う前から負けているといえよう。そのような者は廃人と同じだ。

[織田信長]




 労働・職業・仕事のこと


労働なくしては、人生はことごとく腐ってしまう。

[アルベール・カミュ]

 
職業はわたしたちの生活の背骨になる。背骨がなければ、人は生きていけない。仕事にたずさわることは、わたしたちを悪から遠ざける。くだらない妄想を抱くことを忘れさせる。そして、こころよい疲れと報酬まで与えてくれる。
[
ニーチェ]


人生で仕事が大きなパートを占めていくだろうけど、本当に満足する唯一の方法は、素晴らしいと信じる仕事をすることです。
[
スティーブ・ジョブス]

 
幸せを与えてくれるのは、富でも豪華さでもなく、穏やかさと仕事である。

[トーマス・ジェファーソン(3代アメリカ合衆国大統領)]


何かに打ちこんでいるほど幸せなことはない。

[竹内均(物理学者)]


仕事を追え、仕事に追われるな。
[
ベンジャミン・フランクリン]


仕事をする時は上機嫌でやれ。 そうすれば仕事もはかどるし、体も疲れない。 
[アドルフ・ワグナー(作曲家)]


よく遊ぶ者は、よく勉める。
[
アナカルシス(哲学者)]


多すぎる休息は、少なすぎる休息と同じく人を疲労させる。
[
カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)]


人並みにやっていたら、人並みにしかならない。
[
神永昭夫(柔道家)]


簡単にできあがったものはもろく簡単にこわれる。これは永久不変の法則である。
[
吉田松陰]

 
命をかけるというほどの熱意を持って仕事に打ち込んでいる人は、少々忙しくても疲れもせず、病気もしないものです。
[
松下幸之助]

 

 

仕事をするようになったら、病気もすぐ治った。
[
ココ・シャネル(ファッションデザイナー)]

 
働くということは元気のもとだ。仕事がなければ恐れと不安があるだけだよ。

[ジョン・レノン(ミュージシャン)]


人間は仕事がないと、健康を損なうばかりでなく精神的にも退廃する。

[アダム・スミス(経済学者)]


不幸に陥らない秘けつは、人を愛して、働くことだ。
[ヴィクトル・ユーゴー]



 仕事に取り組むこと

「そのうちに」を口ぐせにしている人は、永久に「そのうち」を繰り返す。
[
朱子]


いつやるの? 今でしょ!
[
林修(予備校講師・タレント)]


心の準備、百年したって、できやしない。
[
伊藤 守(教育事業家)]


行動しなさい。そうすれば力が湧()いてきます。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


物事はもっとやってみれば、もっとできるものである。
[
ウィリアム・ヘイズリット(作家)]


やり始めれば心が燃え上がり、続ければ仕事は完成する。
[
ゲーテ(ドイツの文豪)]


人は必要に迫られるとすぐに実力を発揮する。

[ピタゴラス]

 
素晴らしい計画」は不要!計画は5%、実行が95%だ。

[カルロス・ゴーン(経営者)]


人生における問題のほとんどは、考えずに行動するか、行動せずに考え続けるかの二つの理由によるものだ。
[
ジグ・ジグラー(アメリカの作家、セールス・モティベーター)]



 問題の解決のこと


問題を正しくつかめば、半ば解決したも同然である。

[チャールズ・ケタリング(米の技術者・発明家]

 

問題を出すということが一番大事なことだ。うまく出す。問題をうまく出せば即ちそれが答えだ。

[ベルグソン(仏の哲学者)]

 
どんな問題にも解決はあることを信じなさい。

[ノーマン・V・ピール(米の宗教家)]



きっと そうだよ/いつかきっと/真心が何かに変わるんだよ
[
馬場俊秀の曲「スタートライン」より。]


我慢より、思案を選べ。


問題ある事態に対して我慢してしのごうとするよりも、その事態の内容や原因をよく探ってその打開策を考えて実際に解決していきなさい、ということ。いかにも賢者だった小早川隆景の言葉だ。
[
小早川隆景(戦国時代の武将)]


一つひとつの問題の本質を正しく掴(つか)め。仕事を分割して適当に時間割りせよ。
[ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家・学者)]



 共同で取り組むこと

一人で事に当たるな。
[
宇喜多 直家(戦国時代の武将)]


自分ひとりでやるよりも、他人の助けを借りる方がよりよい仕事ができると悟ったとき、人は偉大なる成長を遂げる。
[
デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


人間は孤独だから人間と繋がり協力しあってコラボする。一人で出来ることには限りがあるから一丸になってみんなで頑張る。

[辻 仁成(作家・歌手)]


多くの人は助けを求めないから得られないことが多い。

[スティーブ・ジョブズ]


周りの人と、社会とともに生き、共同共感する時人は生き甲斐を感じる。
[yumetarou
さんのブログより。]



 
時間のこと

[時間の貴重さ]


時は金(かね)なり
[]

・金なり=お金(おかね)である。時間はお金と同様に貴重なものだから、決して無駄にしてはいけないということ。

ベンジャミン・フランクリンが言った、「Time is money」を訳して言ったもの。


時間を無駄にするな。有益なことに常に従事せよ。あらゆる不必要な行動をやめよ。
〔ヘンリー・キッシンジャー(国際政治学者)  


常に現在の時間にしっかりしがみつけ。刻一刻過ぎて行く時間には、無限の価値がある。
〔ゲーテ(ドイツの文豪)


時間を浪費するのが最も愚かしい。
[サイババ(インドのスピリチュアルリーダー)]


人生を大切にしたければ、時間を浪費してはならない。
[
ベンジャミン・フランクリン]



[平等に与えられてい
て十分にある時間をう
まく有効に使って時
間を充実させること]



時間だけは神様が平等に与えて下さった。これをいかに有効に使うかはその人の才覚であって、うまく利用した人がこの世の中の成功者なんだ。
[本田宗一郎]


うまく使えば、時間はいつも十分にある。
[
ゲーテ]


時間を充実させることが幸福である。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


一流の人というのは、時間をリッチに使える人のことです
[
柴田励司(実業家)]



人類永遠の課題は、起きている時間をどのように構成するかだ。
[
エリック・バーン(精神科医)]


[その他(時間のこと)]


一番多忙な人間が一番多くの時間をもつ。
[
アレクサンドル・ピネ(スイスの神学者)]


時間こそ、我々がその中でいっそう賢くなり、いっそう良くなり、いっそう成熟し、いっそう完全なものとなるために、我々に与えられた貴重な贈り物である。
[トーマス・マン]



 
今を大事にすること

今を生きることが全て。未来も過去も存在しない。時間は作り物。
[
ポール・マッカートニー(ミュージシャン)]


幸福になる本当のコツ、それは、現在に生きることです。
[
ジーン・ウェブスター(アメリカの女流作家)]


真の幸福は現在を楽しむこと。
[
セネカ(古代ローマの哲学者)]


どんなに悔いても過去は変わらない。どれほど心配したところで未来もどうなるものでもない。今、現在に最善を尽くすことである。
[
松下幸之助(実業家)]


人は何ものにもとらわれない無心な生き方をしたいと願っているが、大切なのは、過去の出来事にとらわれず、未来のことをあれこれ思い悩まない、そして今日の前で起きていることを淡々と片づけていくことだ。このような生き方を心がけていれば、自然と無心の境地に入(はい)っていくことができよう。
[洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]


われわれは現在だけを耐え忍べばよい。過去にも未来にも苦しむ必要はない。過去はもう存在しないし、未来はまだ存在していないのだから。
[アラン(哲学者)]

 
人生において大切な時それはいつでもいまです。
[相田みつを(書家・詩人)]



 途中・過程のこと

いつかゴールに達するというような歩き方ではだめだ。一歩一歩がゴールであり、一歩が一歩としての価値を持たなくてはならない。
〔坂村真民(詩人)、ゲーテ〕


人生の目的は、すべてをやりとげることではなく、その一歩ずつの過程を愉(たの)しみながら、愛情のある暮らしを送ることにある。
[
R・カールソン(米の作家・心理療法士)]


終着点は重要じゃない。旅の途中でどれだけ楽しいことをやり遂げているかが大事なんだ。

[スティーブ・ジョブズ]


捕まえたときに、追いかける楽しみは終わる。
[
エイブラハム・リンカーン]


喜びとは、勝利それ自体にではなく、途中の戦い、努力、苦闘の中にある。[マハトマ・ガンジー]


終着点はどうだっていい。そこへ行くまでの道のりがすべてよ。
[ウィラ・キャザー(米の女流作家)]



 習慣のこと


習慣が人間生活の主導者であるのだから、人々はぜひとも、よい習慣を身につけるように努力するがよい。
[フランシス・ベーコン(イギリスの哲学者・政治家)


人生はズバリ「習慣」です。習慣が変われば、間違いなく人生は変わります。

[佐藤 伝『魔法の習慣』より。]

 
習慣に早くから配慮した者は、おそらく人生の実りも大きい。

[日野原 重明(医者)]


人は習慣で行動するので、正しい思考と行動を早いうちに習慣化すべきだ。人生の成否は、どれだけ正しい習慣を身に付けるかに左右されます。
[ウォーレン・バフェット(アメリカの経営者・慈善家)]


(じつ)のところ、失敗者と成功者のただ一つの違いは習慣の違いにある。
[
オグ・マンディーノ(アメリカの作家)]


 目的・目標を掲げること
 
あなたの夢は何か。あなたの目的とするものは何か。それさえしっかり持っているならば、必ずや道は開かれるであろう。
[
マハトマ・ガンジー]

 
常によい目的を見失わずに努力を続けている限り、最後には必ず救われる。
[
ゲーテ]

 
人間は、目標を追い求める動物である。目標へ到達しようと努力することによってのみ、人生が意味あるものとなる。

[アリストテレス]


目標の達成を目指し、自分が行うべきことを集中して行い続けたなら、人生はとても単純で幸せなものになる。
[
ジェームズ・アレン(作家)]


何か目標を持って活動している人の方が元気です。

[日野原 重明(医者)]


自分の目標が定まり、やる気を失ったり迷ったりしなければ、必ず助ける人があらわれる。
[吉田松陰]


空虚な目標であれ、目標をめざして努力する過程にしか人間の幸福は存在しない。
[
三島由紀夫『小説家の息子』より。]


自分の人生を自分で決めて、そのゴールに向かって一生懸命努力すれば、決して敗北しない。どのような形であれ、勝利に終わる。それが私の人生における哲学だ。

[ロナルド・レーガン(アメリカの第40代大統領)]


明確な目的があれば、起伏の多い道でも前進できる。目的がないと、平坦な道でも前進できない。
〔トーマス・カーライル(イギリスの著述家・歴史家)   


目指す港がないような航海をしていたら、どんな風が吹いても助けにならない。
[
モンテーニュ(フランスの思想家)]


人生の目的は、目的のある人生を送ることだ。
[
ロバート・バーン(アメリカのチェスプレーヤー)]



 計画を立てること

計画のない目標は、ただの願いごとにすぎない。

[サン=テグジュベリ(フランスの作家)]


計画もなく、時間の使い方がただ成り行き任せにされていると、たちまち混乱と無秩序の支配するところになる。

[ヴィクトル・ユーゴ―]


毎朝、その日の行動計画を立て、それを実行する者は、多忙な人生の中で迷路に迷い込んでも出口につながる”魔法の糸”を手にしている。

[ヴィクトル・ユーゴ―]


目標をつくり、計画を立て、それを確実に実行する時は、間違いなく目標に到達する。

[江頭匡一(実業家)

 

 

今こそ「人生」という素晴らしい冒険をこの地球上で行える唯一の機会である。だから、できる限り豊かに幸福に生きる計画を立て、実行することだ。

[デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]




 決心・決意のこと

彼は決心した、というのはいい言葉だ。一語で、決心と解決という二つの意味を示している。
[
アラン(フランスの哲学者)の『幸福論』より。]


決意あるところに道あり
[
古い諺(ことわざ)]


自分の心に堅く決意すれば、目的は既に半分達成されたも同然だ。
[
エイブラハム・リンカーン(16代アメリカ合衆国大統領)]


必要なのは、勇気ではなく、覚悟。決めてしまえば、すべては動き始める。
[
高橋 歩(実業家・著作家)]


夢は魔法によって叶うものではない。汗と決意と努力によって叶うものである。
[
コリン・パウエル(アメリカの政治家・陸軍軍人)]


継続と決意こそが、絶対的な力なのである。
[
カルヴィン・クーリッジ(30代アメリカ合衆国大統領)]



 意欲・熱意のこと

意欲と愛は偉大な行為にみちびく両翼である。
[ゲーテ]


大切なのは、偉大な意欲を持ち、それを貫くだけの技量と根気を持つことだ。
[ゲーテ]


自分に本当に向いた、本当に心から打ち込める仕事から、働く意欲と励みを見出(みいだ)して、成功への道を踏み出すことだ。
[グラハム・ベル(科学者・発明家)]


何事も、熱意を持たない限り、立派な仕事はできません。
[アーノルド・J・トインビー(歴史学者)]


人生・仕事の結果=考え方×熱意×能力
[稲盛和夫(実業家)]


人間は意欲すること、そして創造することによってのみ幸福である。
[アラン(フランスの哲学者)]



 自制、克己のこと


山中の賊(ぞく)を破るは易く、心中の賊を破るは難し。
[王陽明]


心の師となるも、心を師とせざれ。
[仏典の中の言葉]

・心の師となるも=身勝手で弱い自分の心を自制により導いていくことはあっても。
・心を師とせざれ=身勝手で弱い自分の心にそのまま従わないように努めよ。


(おのれ)を制し得ぬ者は自由人とは言えない。
[エピクテトス]


自制心のない者に、自由はない。
[
ピタゴラス]


自分を抑えることなしには、善の生活は存在しないし、存在することはできない。
[トルストイの宗教論書「最初の段階」より。]


自分で自分を支配することが出来ない人は、不幸になりやすい。

[武者小路 実篤(『幸福の条件』より。]


自分自身の支配権を握ることなく、ただ無造作に精神を解放すれば、破壊と堕落をもたらすだけである。
[
ゲーテ]


人間は束縛によってのみ、自己を絶滅から救いうる。
[アンドレ・ジイド(フランスの作家)


自分に打ち勝つことが、最も偉大な勝利である。
[
プラトン]


人に勝つより自分に勝て
[
嘉納 治五郎(柔道家)]


大切なのは金メダルを獲るための戦いではない。自分の中の戦い、誰もが心の中に抱えている目に見えない戦いこそが一番大切だ。
[
ジェシー・オーエンス(米の男子陸上競技選手)]

 
俺の敵はだいたい俺です。

[漫画『宇宙兄弟』より。]



 
努力のこと
 
努力をしても報(むく)われない奴(やつ)はいる。間違いなくいる。ただ成功した奴は、必ず努力をしている。

[長州力(プロレスラー)]



努力すれば報われる? そうじゃないだろ。報われるまで努力するんだ。

[リオネル・メッシ(プロサッカー選手)]



努力は必ず報われる。もし報われない努力があるのならば、それはまだ努力とは呼べない。

[王 貞治(プロ野球選手・監督)]


努力が効果をあらわすまでには時間がかかる。多くの人はそれまでに飽き、迷い、挫折する。

[ヘンリー・フォード]


努力よりほかにわれわれの未来をよくするものはなく、また努力よりほかにわれわれの過去を美しくするものはないのである。
[幸田露伴]

 
今日の成果は過去の努力の結果であり、未来はこれからの努力で決まる。
[稲盛和夫(実業家)]


努力そのものに喜びを見出せた人は、それだけで成功者と呼べる。
[
猪口邦子(政治学者)]


喜びとは、勝利それ自体にではなく、途中の戦い、努力、苦闘の中にある。

[マハトマ・ガンジー]



 勤勉のこと
 
身についた技(わざ)とか習性とかは、これは生(せい)あるかぎり失われはしない。たよりになるのは、やはり自分の身についた技(わざ)、身についた習性。だから、何か一つでもいいから、よき技(わざ)、よき習性を身につけたいものであるが、なかでもいわゆる勤勉の習性は、何にもまして尊いものに思われる。勤勉は喜びを生み、信用を生み、そして富を生む。人間のいわば一つの大事な徳である。徳であるかぎり、これを積むには不断の努力がいる。相撲に強くなるためには、不断に真剣なけいこを積まねばならないように、勤勉の習性を身につけるためには、まず日々を勤勉につとめる努力がいるのである。

・習性=習慣からできた性質。

[
松下幸之助(実業家)の『道を開く』より。]

 
勤勉に意識を集中させることは、確かに最初は難しいが、次第に習慣化されてたやすくなるのである。
[
サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家・医者)の『自助論』より。]

 
私は、時間厳守、整理整頓(せいとん)、勤勉の習慣なくして、また、一時に一つの事に専念するとの決意なくしては、私のしてきたことを決して成し遂()げられなかった。

・専念する=一つのことに心を集中する。そのことだけに熱心になる。)

[
チャールズ・ディケンズ(イギリスの作家)]

 
休息と幸福は誰しも渇望するところであるが、それはただ勤勉によってのみ得られる。

・渇望する=のどが渇いたとき水を欲するように、心から望む。切望する。
[
トマス・ア・ケンピス(中世の神秘思想家)の『キリストのまねび』より。]



 忍耐のこと

いまの若い人たちは、結果、成果、評価がすぐ出ないものにはのめり込めない傾向があるように思う。豊かになったがために、耐え忍ぶという風潮(ふうちょう)はたしかになくなってきている。世の中がそういう時代になっているのだから、それはある意味致し方(いたしかた)ないことかもしれない。だが、なにか事をなし遂()げたいと思うのであれば、忍耐はどうしても必要なものとなってくる。
[
鳥羽博道(実業家)]


忍耐することを学ぶためには、まず多くの忍耐をしなければならない。
[
スタニスラウ・レック(ポーランドの作家)]


忍耐と熟考(じゅっこう)で困難に当たれば、その度(たび)に成長することができる。
(
語注: ・熟考=物事をじっくり考えて判断すること。)
[
ジャン・アンリ・ファーブル(昆虫学者)]


忍耐と哲学をかければ、ものごとは動いていく。
[
緒方貞子(国連職員)]


逆境にへこたれない忍耐力と前向きな気持ちがあれば、光明(こうみょう)が見えてきます。
[
松本謙一(雑誌編集者・鉄道ファン)]


耐えることを学んで欲しい。耐えると言ってもただ受け身的に耐えるのではない。そんなものは愚かな従属だ。攻撃的な姿勢で耐えるのだ。
[
アイルトン・セナ(レーシング・ドライバー)]


忍耐と努力、この二つさえあればできないことはない。
[
メレジュコフスキー(ロシアの詩人・思想家)]


強い信念に基づく忍耐こそ成功の最大の要素である。
[
ロングフェロー(アメリカの詩人)]


強い信念をもち、忍耐して努力を続ければ、きっと大きなものを得ることができるのではないでしょうか。
[
本多時生(著述家)]


堪忍(かんにん)することは無事に長く安(やす)らかでいられる基本で、怒りは敵だと思いなさい。
[
徳川家康(徳川幕府の創設者)]


忍耐強く、じっくりと努力するという姿勢は大切だが、それは方向がしっかりと定まっているときに限られる。
[
竹村健一(ジャーナリスト)]



 集中・熱中のこと

人間は集中して夢中になっているときが、一番幸せで楽しいもんだよ。子どもが遊んでいるときの無心な顔は素敵だ。声をかけても聞こえないほど、自意識がない状態。あれが、幸せというもんだね。
[
黒澤明]



 限定化、単純化のすすめ

すべてを問題にすれば、すべてが危うくなる。
[アミエル(スイスの哲学者)


われわれの視野・活動範囲・接触範囲が狭いほど、われわれの幸福は大きい。それらが広いほど、われわれは煩(わずら)わしく、また不安に感ずる度合いが大きい。というのは、それらとともに心配・願望・恐怖が増大し、拡(ひろ)がるからである。
[ショーペンハウエル(哲学者)


身辺は、単純明快で良い。
[
秋山好古(陸軍軍人)]


つまり、簡単にすることだ。
[吉田松陰]



 
平凡な事のこと

平凡なことは非凡なことよりも価値がある。いや、平凡なことのほうが非凡なことよりも、よほど非凡なのである。
[GK・チェスタトン(推理小説作家)]


平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行することが、すなわち非凡なのである。
[アンドレ・ジイド(フランスの作家)]


人を陥(おとしい)れるような策略や奇妙な習慣、変わった行動や並はずれた(なみはずれた)能力というものは、この世を生きていくうえで、わざわいの元(もと)となる。本来、人間に備わっているごく平凡な人間性と平凡な行動によって、十分に、穏(おだ)やかで満ち足りた生活を送ることができるのだ
[
洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]



どんなに才能や手腕があっても、平凡なことを忠実に実行できないような若者は将来の見込みはない。
[小林一三(実業家)]


最も平凡で単純なもののうちにも美がある。
[アン・モロー・リンドバーグ(アメリカの女性飛行家・文筆家)]


みんながどうして平凡が好きなのか、きっと、何か理由があるんだよ。
[ウォルト・ディズニー(アニメ映画製作者)]



 完璧主義・完全主義のこと
 
完全を求めることは、人間の心を悩ませるこの世で最悪の病である。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


完全主義では、何もできない。
[
チャーチル]


完璧を目指さないこと。不完全、曖昧さを許容すること。会社も人生もすべて100%完璧ということはない。
[
神田昌典(経営コンサルタント・作家)]



 
謙虚さのこと

謙虚とは堂々として過信しないことだ。それは断じて卑屈であることではない。
[中岡 慎太郎(幕末の土佐藩の志士)]


謙虚さを失った確信は、これはもう確信とはいえず、慢心(まんしん)になってしまいます。

・慢心=いい気になって、おごり高ぶること。
[松下 幸之助(実業家)]


常に謙虚であるならば、ほめられたときも、けなされたときにも間違いをしない。
[ジャン・パウル(ドイツの作家)]


謙虚さや素直さをもっている人が成長の伸びしろを感じる。

〜人が=〜人にこそ、私は。
[藤田 晋(実業家・馬主)]


愛はこの世でもっとも効果的な力だ。にもかかわらずもっとも謙虚である。
[マハトマ・ガンジー]


勤勉さと謙虚さを兼ね備えた人物に乗り越えられない壁などないのです。
[サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家・医者)


成功は偶然の出来事ではない。勤勉、忍耐、練習、研究、謙虚、そして何よりも愛情が必要である。
[ペレ(サッカー選手)]


謙虚な人は誰からも好かれる。それなのに、どうして謙虚な人になろうとしないのだろうか。
[トルストイ(ロシアの文豪)]


すべての偉大な人々は謙虚である。
[ゴットホルト・エフライム・レッシング(ドイツの詩人・思想家)]


(みの)るほど/(こうべ)を垂()れる/稲穂(いなほ)かな
[(ことわざ)]



 感謝のこと

感謝の気持ちを表すことは、最も美しい礼儀作法である。
[ジャック・マリタン(哲学者)]


「ありがとうの心」と「思いやりの心」は、人として常に持っていなければならない大切な心だと思うのです。
[村井 順(内務官僚・実業家)]


苦悩を数えてはいけない。幸せなことを数えて、それに感謝する時、人は幸せになることができる。
〔デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)


ほんのささいなことに対しても、喜んだり感謝できる人こそ、真の幸福者と呼べるのである。
〔植西 聰(カウンセラー・著述家)


ありがとう日記をつけるといいわ。毎晩、あなたが感謝したことを5つ、リストアップするの。そうすれば、毎日に対する、そして人生に対する、あなたの見方が変わり始める。
[オプラ・ウィンフリー(女優)]


エネルギーの中で最もパワフルな力を持つのは 感謝の気持ちです。どんなことにも感謝の気持ちをもって接すれば感情の質が変わってきます。生きていること、息をしていること……感謝の対象は何でもかまいません。
〔ジョー・ヴィターレ(米の著述家)


真に感謝して満足している人より幸せな人はいません。
[
ジョイス・マイヤー(聖書教師・作家)]


「感謝する心」は、人間社会のなかで心穏やかに生きる最高の発明品。
[
斎藤茂太]


起きること全てに感謝。一つ一つ、感謝しながら生きる。それだけで人生は変わるよ。病気になっても、「病気が見つかってよかった、ありがとう」「元気でいることのありがたみがわかったよ、病気さん、ありがとう」ってね。今日は何に感謝しよう。
[斎藤一人(実業家・著作家)]


生きるのに必要な心得は、 正しい判断、他人への愛、正直さ。 そして、目の前に起こる すべてのことに、納得し、 慣れ親しもうとする覚悟だ。
[
マルクス・アウレリウス(古代ローマの哲人皇帝)]



 足るを知ること

足ることを知って、及ばぬことを思うな。

[楠木正成]

・足ることを知る=現状に満足する。今の状態で十分だとする。


足りないものを嘆くのではなく、今あるものを大いに喜ぶ。それが真に賢い者である。

[エピクテトス(哲学者)]


自分の人生に何が欠けているかに焦点を当てるのではなく、今ある豊かさに感謝する方を選ぶなら……幻影の不毛の地はその姿を変え、私たちは地上の天国を体験する。

[サラ・バン・ブラナック(著述家)]


足るを知る者は富む。
[老子]

・足を知る=現状に満足する。今の状態で十分だとする。


足ることを知って足る者はつねに足る。
[徳川家康]

・足ることを知る=現状に満足する。今の状態で十分だとする。
・足る=満足する。


自足の最大の収穫は、自由である。
[
エピクロス]

・自足=自分の置かれた状況に満足すること。



 自分を大事にすること

[自分を気遣い、いたわること]

自分を気づかうことだ。自分には自分しかいないのだから。

[グルーチョ・マルクス(俳優)]


自己とは自分にとって最良の友人である。

[アリストテレス『ニコマコス倫理学』より。]

 
自分を甘やかすのと自分をいたわるのは違います。自分をいたわる事こそ人生を楽しく生きるために必要不可欠な物なのです。皆さん 自分をいたわって体調を常にいい状態に保ち己の心の揺らぎに勝てる精神状態をキープしておきましょう。全ては自分の体調次第です。
[Ichi_obousan(
住職)]


[自分を愛すること]

自分自身を愛することを忘れるな。
[キルケゴール]


人はおのれ自身を愛することを学ばなければならない。
[ニーチェ『ツァラトゥストラ』より。]

 
あるがままの自分を認め、受け入れ、愛することができてはじめて、人生の何もかもがうまく行き始める。

[ルイーズ・ヘイ(米のセラピスト)]


「愛」は奇跡をもたらす治療法。自分を愛すれば人生に奇跡が起きます。

[ルイーズ・ヘイ(アメリカの女性作家)]


[自分を尊敬すること]

万事に先立ち、汝自身を尊敬せよ。
[ピタゴラス]


自分が尊いことを知らないでなにができますか。
[北大路魯山人(画家・料理家)]


自分を尊敬できる人は、他人も尊敬できる。

[加藤諦三(著述家)]


いちばんいけないのはじぶんなんかだめだと思いこむことだよ。 
[
マンガ「ドラえもん」より。]

 
自分を蔑(さげす)まない。その一点で人生は開ける。
[
為末 大(陸上競技選手)]


[自分を大事にすること]

自分自身を大切にすることこそが道徳だ。
[ゲーテ]


[まず自分の幸福を築くこと]

まずは自分の足元から始め、自分の幸福を築かなければならない。その結果、全体の幸福も生まれてくるだろう。
[ゲーテ]


われわれが他人の幸福を考えねばならないのは当然だが、自分を愛してくれている人たちのためになし得る最善事は、やはり自分が幸福になることだ、ということは十分に言いつくされてはいない。
[アラン(フランスの哲学者)]



 
自分の側のこと

[外へと心を開くこと]

心が開いている時、この世は美しい。
[ゲーテ]


[外を見る新しい
目を持つくこと]

発見の旅とは、新しい景色を探すことではない。新しい目を持つことなのだ。

[マルセル・プルースト(仏の小説家)]


[自分は自分で
変えられること]


過去と他人は変えられない。しかし、自分と未来は変える事ができる。
[エリック・バーン(カナダ出身の医師)]

 
[もっと自分が強くなること]

人は強くなることによってしか救われない。
[加藤諦三(著述家)]


弱い心を強くしなければならないのである。それが本当の解決法である。
[
ひろ さちや(宗教評論家・仏教思想家)]


人生は弱さを許さない。

[アドルフ・ヒットラー]


背負う荷物を軽くすることよりも、背中を強くすることを目指しなさい。
[
匿名氏]


[自分で自分を救うこと]

人間は自分自身によってのみ救われる。自分によって、そして自分のうちで。

[カール・E・フランツォース(オーストリアの作家)]


[大事なものやことは自分の
内や自分の側にあること]

 

望むものはすでにあなたの中にある。奇跡はあなたを待っている。

[ジョー・ヴィターレ(米の著述家)]

 
求めるものは、全部わたしの中にあります。自分が愛になれば、愛を与えられる。喜べば、喜びを与えられる。幸せなら、幸せを与えられる。必要なものはすべて、内面にあるから。.

[ミランダ・カー]


あなたの成功や目標達成をじゃまする唯一のものとは、あなた自身の考えや心で思っていることです

[ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教家・著述家)]

 


あなたの運命を決めるのは、あなたの心に張られた帆()であって風ではありません。

[ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教家・著述家)]


理想はわれわれ自身の中にある。同時に、理想の達成を阻むもろもろの障害もまた、われわれ自身の中にある。
[トマス・カーライル]


君子は之(これ)を己(おのれ)に求む、小人(しょうじん)は之を人に求む。
[孔子]

・君子=立派な人。
・之=物事。
・小人=道徳的に未完成の人。
・人に求む=失敗などを人のせいにする、などのこと。


人の己を知らざるを患(うれ)えず、人を知らざるを患うる也
[孔子]

・人の己を知らざる=相手が自分のことを思ってくれないこと。
・人を知らざる=自分が相手のことを思ってあげていないこと。
・患うる也=君子は気にかけるのだ。


[自分が自分を
束縛していること]


自由とは、まず第一にわたし自身からの自由である。
[D
H・ロレンス(イギリスの作家)]


もし真の自由を求めようとするのであるなら、心中の奴隷をとりのけることから始めねばならない。
[
梁啓超(中国の清代の思想家)]



 身近なもののこと

[身近にある幸せのこと]

人は幸福を求めて放浪するが、幸福はつねにごく身近に、私達の手の届くところに見いだされる。
[エドワード・ブルワー=リットン(イギリスの小説家・政治家)]


なぜいつも遠くへばかりいこうとするのか? 見よ、よきものは身近にあるのを。ただ幸福のつかみかたを学べばよいのだ。幸福はいつも目の前にあるのだ。
[ゲーテ]


一番不幸なのは幸せに気づかないこと。幸せはいつも身近にあります。
[田口久人(著述家)]


小さな幸せをたくさん集めましょう。大きな幸せがそうたくさんあるとは思えません。たくさんの小さな幸せを身近に拾ってご覧なさい。大きな幸せになりますよ。
[清水 雅(実業家)]


近すぎて見えない/奇跡があるね
[杏里(あんり)の名曲「SUMMER CANDLES」より。]


万事、外に向かってあれこれ求めてはならない。ただ手近なところを正(ただ)せばよいのだ。
(
吉田兼好『徒然草』より。]


与えられているものを受けよ。与えられているものを活()かせ。
[エピクテトス(古代の哲学者)]


世界平和のために何ができるかですって? 家に帰って、あなたの家族を愛しなさい。
[
マザー・テレサ]


私達の財産、それは私達の頭の中にあります。
[
モーツァルト]



 心身の健康、元気のこと

[
健康の価値・大事さ]



健康は第一の富である。
[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]



1番大事なものは健康で、2番目は愛。
[
尾畠春夫(大分県在住のボランティア活動家)]



健康には自由がある。健康はすべての自由で第一のものである。

[アミエル(スイスの文学者・哲学者)]


この世で最上の善とは何か。それは「健康」です。健康はあらゆる善の基礎となります。
[
デカルト]


[心身の健康と幸福]

幸福はまずなによりも健康のなかにある。
[G
W・カーチス(アメリカのジャーナリスト)]


幸福のこんな定義を聞いたことがあります。「幸福とは、健康と物忘れの早さである」ですって! わたしが思いつきたかったくらいだわ。だって、それは真実だもの。
[
オードリー・ヘップバーン(女優)]

幸福とは、健康と物忘れの早さである」は、イングリッド・バーグマン(スウェーデンの女優)が言った言葉だそうです。


心と体を健康にすれば、人生はもっと豊かになる。
[
小林弘幸(医師)]


生きている、健康である、手が動く、足で歩ける、目が見える、耳が聞こえる、この当たり前のことの中に、ただごとでない幸せがある。
[東井義雄(教育者)]


目の見える人間は、見えるという幸福を知らずにいるのだ。
[アンドレ・ジイド(フランスの作家)


幸福とは、健康の最高の形である。[ダライ・ラマ14(チベットの宗教指導者)]


健康と自由な一日を与えられれば、帝王の栄華も馬鹿らしく思われるほど幸福になれる。
[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


病気の王様より、健康な乞食の方が幸福だ。
[パスカル]


健康になるためには、まず幸せになることである。

[パッチ・アダムス]


[元気・健康と行動のこと]


元気が一番、元気があれば何でもできる!
[
アントニオ猪木]


スタミナ(愛に)/
スタミナ(あれば)/

気持ち(もっと)/
つよく(All right/

どんなに(辛い)/
Ah
 夜も(平気さ)/

愛にとどくよ/
everybody say!
/
 
    (※、、途中略)
スタミナが胸にないとね/

やさしさも愛も出せない/
 
    (※、、途中略)
Stamina
for your life/
Stamina
for your love/

最後は(そうさ)/
スタミナ(Goes men/

Wonderfulfor your dream/

Oh Wonderfulfor yourself/

しあわせのため/
[ブラックビスケッツ
の曲「STAMINA」より。]



楽しく生きるには、健康でいることが大前提です。健康体でいることで、新しいことにチャレンジできたり、積極的に出かけたりとアクティブな思考になります。楽しく生きるには健康な体を維持することが大切なのです。
〔メディア「smartlog」より。〕


[健康と食事のこと]

ストレスをなくすには、食事をきちんととって身体を動かすというベースが大事。朝はコーヒー一杯、昼はラーメン、夜は酒を飲んでお茶漬けじゃ健康になれるわけがない。
[
原 禮之助(元セイコー電子工学社長]


たいていの人は、剣によるよりも、飲みすぎ、食いすぎによって殺される。

[ウィリアム・オスラー]


[健康と運動のこと]

適度の運動は、健康を生み、育て、長もちさせる。

[アリストテレス]


牛乳を飲む人よりも牛乳を配達する人の方が健康である。
[
ヨーロッパの諺]


[健康と休息・睡眠のこと]

『休めない』という人は、どこかで休息や睡眠を無駄な時間だと思っているところがあります。しかし、健康でなければ仕事はできません。『仕事のひとつとして、健康に投資する』という意識を持っていただきたい。『休むのも寝るのも仕事のうち』ということです。
[
西田昌規(精神科医)]


[健全な身体と精神のこと]


健全なる精神は健全なる身体に宿る。
[エヴェナリス 『諷刺詩』より。]


[精神の健康のこと]

あなたの精神が健康か否かを計る尺度は、どこにでも良いことを見つけられるか否かである。

[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


[心の状態と健康のこと]

心も歓喜と快活に保つがよい。そうすれば百害を防ぎ、寿命をのばす。

[シェークスピア]


陽気でいることが肉体と精神の最上の健康法である。
[ジョルジュ・サンド(フランスの女流作家)]


栄養をとって運動をしても、精神状態が悪ければ病気を招きます。心をいつも健康な状態に保ちなさい。

[ジョセフ・マーフィー]



心の楽しみは良薬なり。

[『旧約聖書』より。]



 病気のこと

病気になると、健康の有難みがひしひしとわかります。それなのに治った途端、その有難さを忘れてしまうのは、わたしたちの悪い癖です。
[
魚住りえ(フリーアナ・タレント)]


病気が人生を発見させてくれて、謙虚になって帰って来た人は実に多い。

[曽野綾子(作家)]


病いは気から ― それで病気といいます。

[永 六輔(タレント・作詞家)]


病気の人は、十分に養生をして、無理をしてはいけない。また、病気について心配したり苦しんではいけない。気分が滅入(めい)って病気がいっそう悪くなってしまう。
[貝原益軒]


病気になったら、私が一番最初に気をつけることは何かというと、1日中、病気のことで頭をいっぱいにしないことである。

[宇野千代]



この世のすべての病気には、治療法があるかないかのどちらかだ。もしあるなら、それを見つけるようにしなさい。もしないなら、気にしないことだ。

[イギリスに伝わる伝承童謡『マザーグース』より。]


病気を忘れるとき病気が治る。

[五木寛之]


病気は火事と一緒で、ボヤの段階で手を打つのが大事。症状が悪化してからでは、合併症の発生率も死亡率も高くなる。

[天野 篤(外科医)]


予防は治療にまさる。

[デジデリウス・エラスムス(オランダの人文学者)]


死ぬ前に病気にならんことを決めたよ。ぽっくり死ぬのが一番だ。

[ソルジェニーツィン(ロシアの作家)]


ぼくはな、病気ばかりしていたけど、病気から逃げたことはなかったで。病気と仲よくつきあってきたんや。きみも、病気を恐れとったらあかん。病気は恐れて逃げとったら、あとから追いかけてきよるで。きみが病気と仲よく親しんで、これも修練と積極的に近づいていけばいくほど、向こうから逃げていきよるんや。病気と親しくなれば、病気のほうから卒業証書をくれるもんや。
[松下幸之助(実業家)]


健康な人には病気になる心配があるが、病人には回復するという楽しみがある。

[寺田寅彦(物理学者・随筆家)]


人は自然から遠ざかるほど病気になる。

 [ヒポクラテス(古代ギリシャの医師)]

・遠ざかるほどに=遠ざかるにつれて、ますます。


慢性の先延ばし病に苦しみながら、なんの手も打たない人たちは、目標に向かっていく努力や、目標の設定すら、難しくなっていく。

[リンダ・サバディン(アメリカの臨床心理学者)]

 



 休息・ゆとりのこと

琴の弦は、張り過ぎると切れてしまう。しかし、緩過ぎては綺麗な音は出ない。適度な状態が一番良いのだよ。

[釈尊]


弓は使う時にはひきしぼるが、使わぬ時にはゆるめておくもの。

[ヘロドトス『歴史』より。]


休息する時間がなければ継続できない。

[オウィディウス(古代ローマの詩人)]


人には余裕というものがなくては、とても大事はできないよ。
[勝海舟]


一生懸命になっては、とても根気が続かん。

[勝海舟]


長生きするためには、ゆっくり生きることが必要である。
[キケロ]


学問でも仕事でも決して急いではならない。
[吉田松陰]


ムダに見える時間も人生には必要らしいよ。
[
さくらすみれ(テレビアニメ「ちびまる子ちゃん」のまる子の母)]


我が為すこと九十九は無駄なりと思うべし。

[佐賀 潜(推理小説作家)]
※、父の言葉を人生訓とした。



日本では、一時間も無為でいると、何かせねば、と気がせいてくる。インドでは何時間のんびり過ごしても、落ち着いていられたのに。こんな焦燥に駆り立てる文明は、病んでいるというほかない。
[
藤原新也(作家・随筆家・写真家)]


できる人は上手に休む。

[猪俣武範(医師)『最強の休息法』より。]



 
ユーモアのこと

ユーモアの重要性をおたがいに忘れてはならぬ。現代人は、あまりにも生活を深刻に考えすぎる。
[
林語堂(中国の言語学者・評論家)]


ユーモアのない一日は、極(きわ)めて寂(さび)しい一日である。
[
島崎藤村(詩人・作家)]


ユーモアがなければ、人生は悲劇になってしまう。
[
スティーヴン・ホーキング(理論物理学者)]


ユーモアはある種の温かさの代用になる。
[
ギュンター・グラス(作家)]


ユーモアもまた、自己維持のための戦いにおける心の武器である。
[
ヴィクトール・フランクル(精神科医)]


ユーモアと言うものは機知や滑稽(こっけい)と同じく何かしら我々の心を開放するものを持つのみならず、何かしら魂を抑揚(よくよう)させるようなものを持っている。
[ジークムント・フロイト(精神科医・心理学者)]

・機知=その場に応じてとっさに働く鋭い知恵。ウイット。
・抑揚=調子が下がっている状態から調子を上げること?


ユーモアのセンスはリーダーシップに必要なものであり、処世術であり、物事を上手く運ばせる方法である。
[
ドワイト・アイゼンハワー(アメリカの陸軍軍人・第34代アメリカ合衆国大統領)]

 
元気とユーモアのない社会に明るい未来はやって来ない。

[ルミリオン(マンガ『僕のヒーローアカデミア』の登場人物)]



 
前向き・心の明るさのこと



人生をより良くするためには、心の状態を前向きの状態にする事が先決です。

[デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


どんな時にも人生前向き、肯定的になったら、いい事ばかりです。
[
田中信生(牧師・カウンセラー)]

 


常に明るさを失わず努力する人には、神はちゃんと未来を準備してくれます。

[稲盛和夫(実業家)]


心暗きときは、すなわち遇()うところことごとく禍(わざわ)いなり。眼(まなこ)明らかなれば途(みち)にふれて、目にふれるものはみな宝なり。
[空海]

・途(みち)にふれて=道すがら。


人は心が愉快であれば終日歩んでも嫌になることはないが、心に憂いがあればわずか一里でも嫌になる。人生の行路もこれと同様で、人は常に明るく愉快な心をもって人生の行路を歩まねばならぬ。
[
シェークスピア]


上機嫌というのは、ある意味、最大の美徳じゃないかなぁ。 
[
糸井重里(コピーライター)]



 笑顔があること

笑う門(かど)に福来(ふくき)たる

・笑う門=笑いが絶えない家には。
・福来たる=自然と幸いが訪れることよ。)
[
]



人は幸せな状況にあるから笑うのではなく、笑うからこそ、幸せが生ずるのです。
[アラン(フランスの哲学者)]


鏡に向かって微笑(ほほえ)みなさい。毎朝微笑(ほほえ)みなさい。そうしたらあなたの人生が大きく変わっていくのに気づくでしょう。
[オノ・ヨーコ(前衛芸術家・ジョン-レノンの奥様)]


笑顔には、不思議と挫(くじ)けそうな心を癒()やし、新たな勇気と意欲をわき立たせる力がある。難しいことだが、つらい時ほど、笑顔を忘れないようにしよう。笑顔は心を癒(いや)す万能薬。
[松下 幸之助(実業家)]


終始一貫(しゅうしいっかん)、笑顔でとおすようにしてごらん。不運な人、体の弱い人は、ひとしお、笑いに努力するんだ。笑うにつれて、人生の幸福と幸運がどんどん開けてくるから‥‥。
[中村天風(実業家・思想家)]

・ひとしお=いっそう。


笑顔を忘れないでくださいね。憂うつな悲しそうな顔をしてると、悲しいことが寄ってきます。いつも朗らかに明るくしていれば、いいことが寄ってくるんですよ。
[
瀬戸内 寂聴]



 好きなことを持つこと

学校の成績なんて気にすることはありません。何か好きなことが一つあって、それを一生懸命できるということが人生の一番の喜びなんです。
[
瀬戸内 寂聴]


好きなことには、魔法があります。それは人生を変える「魔法の杖(つえ)」なのです。一日五分でも、好きなこと、楽しいことをやってみましょう。そこから人生は飛躍的に変わっていきます。
[
本田 健(作家)]


いちばん大切なことは、自分が好きな分野で、好きなことをやることです。私はいろんな人を見てきましたが、成功している人というのは、好きなことをやっている人なんです。好きなことをやっている人というのは、かなりの確率で成功している。
[
中村修二(青色発光ダイオードを開発した技術者)]


素晴らしい仕事をするには、本当に好きなことをやるしかない。
[
スティーブ・ジョブズ(アメリカの実業家)]


自分のやりたいことを一所懸命にやり、それで人を助けることができれば幸せだ。
[
野口英世(医師・細菌学者)]



 得意なこと・向いていること

人生は「得手(えて)に帆()あげて」生きるのが最上だと信じている。

・得手=その人の得意なこと。
〔本田宗一郎(本田技研工業創業者)


成功する人は、好きで得意なものを毎日しているから成功している。
[
石井貴士(ココロ・シンデレラ代表取締役・作家)]



 適材・適所のこと

幸福とは、自分の分(ぶん)を知って、それを愛することである。

・分(ぶん)=身分・性質・能力・責任など、各人に分け与えられたもの。身の程。分際。
〔ロマン・ロラン(フランスの文豪)



真の意味における自由とは、全体のなかにあって、適切な位置を占める能力のことである。
〔福田恆存(評論家)


適材適所というのは、戦略を立てることよりもはるかに重要なことだ。
〔ジャック・ウェルチ(アメリカの実業家)



 幸福について

[
幸福の価値のこと]

幸福とは、最高の善である。
[アリストテレス]


[
幸福は人生・生活の目標・目的であること]

幸福は人生の意味および目標、人間存在の究極の目的であり狙いである。
[アリストテレス]

 
私たちの人生の目的は、幸せになることなのです。
[
ダライ・ラマ14世]


人間がこの世に存在するのは、 金持ちになるためでなく、 幸福になるためである。
[スタンダール]


幸福は人間の生活目標である。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


[幸福になる方法・秘訣のこと]

幸福になりたいと思い、幸福になろうと努力を重ねること、これが幸福への一番の近道である。
[
トルストイ]

 
幸福以外のものを目的として生きるとき、人は幸福になれる。
[J
S・ミル(経済学者)]

 

幸福になる偉大な技術とは、上手に生活する技術にほかならない。
[デュシス(フランスの劇作家)]


快楽を得ようと努力するのではなく、努力そのもののうちに快楽を見出すこと、それが私の幸福への秘訣である。
[
アンドレ・ジイド]


[活動・仕事・善行と幸福]

自然の休息による中断以外は、絶え間なく有益な活動をしている状態こそ、地上で許された最上の幸福である。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


人間の幸福の最大部分は、たえず継続される仕事から成り立つ。人間の心は正しい仕事を見いだしたときほど、晴れやかになることはない。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)

 
幸福はその人が真の仕事をするところに存(そん)す。
[マルクス・アウレリウス(古代ローマの哲人皇帝)]


誰だって、ほんとにいいことをしたら、いちばん幸せなんだねえ。
[宮沢賢治『銀河鉄道の夜』より。]


本当の幸福とは善行がもたらす喜びである。
[ベルグソン(哲学者)]


(とく)を行うことの快感が幸福である。
(
語注: ・徳を行う=人の内に備わる人格的能力にしたがって善行や正義を行う。)
[
アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)]



[幸福に対する感受性・気付き]


心が明るいから、幸せへの感性も鋭くなる。しあわせを容易に発見するから、心がまた明るくなる、という循環をくり返すわけである。幸福な人とはみなそういうものなのであろう。
[桜木健古(著述家)]

 
幸福とは、身辺のあらゆるものに興味を感じ、よろこびを感ずることである。
[石川達三(作家)]


幸せを数えたら、あなたはすぐに幸せになれる。
[
ショーペンハウエル(哲学者)]

幸せを手に入れるんじゃない。幸せを感じることのできる心を手に入れるんじゃ。
[
甲本ヒロト(ミュージシャン)]

 

 

幸せとはなるものではなくて、既にそうであることに気づくこと。
[
伊藤 守(著述家)]


生きていることそのものが幸せです。
[エミリー・ディキンソン(アメリカの女流詩人)]


[幸福についての価
値基準を持つこと]


身近な幸せに気づくにはどうすればいいか。それは、自分自身の価値基準をしっかりもつことです。

自分の幸せが定義付けできない人は、何も手に入らない。大事なのは、自分にとって何が幸せなのか、どうすればドキドキできるのかを、しっかり理解しておくことです。

[
以上、秋元 康(音楽プロデューサー)]


何を幸福と考え、不幸として考えるか。その考え方が幸、不幸の分かれ目となる。
[
デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


しあわせは いつも自分のこころがきめる
[
相田 みつを(書家・詩人)]


自分が幸せかどうかは、自分で決めるしかないのよ。 

[マツコ・デラックス(タレント)]


[愛と幸福]


いつの時代も変わらぬ幸福感とは何か。それは愛です。人を愛し愛されることは、人間にとって一番大切なことです。私たちは人を愛するとき、人生の真の喜びを感じるものです。愛ほど強く大きな幸福感は他にはありません。
[ドロシー・ロー・ノルト(家庭教育コンサルタント)]


愛とは、孤独な人間が孤独を癒そうとする営みであり、愛こそが現実の社会生活の中で、より幸福に生きるための最高の技術である。
[
エーリッヒ・フロム(社会心理学者)『愛するということ』より。]


[様々な幸福観]

幸福というものの真の名は満足である。
[アミエル(スイスの哲学者)


幸福は満足する人間に属す。

[アリストテレス(古代ギリシャの哲学者)]


幸福というものは受けるべきもので、求めるべき性質のものではない。求めて得られるものは幸福にあらずして快楽だ。
[志賀直哉(作家)]


不幸のないことが、何よりも大きな幸せである。幸せを手に入れようとあくせくするのが、何より大きな不幸である。
[
呂坤『呻吟語』より。]

 
一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることだ。

[ウィリアム・サローヤン(作家)]


[幸福がもたらすもの]


幸福になりなさい――そうすれば、あなたは、立派になれるし、成功できるし、健康にもなれる。そして、他人に対しても、もっとやさしく感じ、やさしくふるまうことができるようになる。
[
マックスウェル・マルツ(アメリカの美容外科医)]


幸福な人たちは、決して邪悪ではない。

[オランダの諺]


 
幸せな人は誰でも、他の人をも幸せにするだろう。
[アンネ・フランク『アンネの日記』より。]


幸せな人はエネルギーにあふれている。
[
サイモン・レイノルズ(カナダ出身の俳優・作家)]

 

 

[幸福を妨げるもの]

人間の幸福の敵は、苦痛と退屈である。
[
ショーペンハウエル(哲学者)]


忘却なくして幸福はありえない。
A・モロワ(フランスの作家)


[人格・人柄と幸福]


幸福とは、人格のことである。
[ゲーテ]
※、幸福は人格の形成の中にある(形成された人格の中にある)、ということ。


人生の幸福にとっては、我々のあり方、すなわち人柄こそ、文句なしに第一の要件であり、最も本質的に重要なものである。
[
ショーペンハウエル(哲学者)]



 
生きがいについて

若い人たちはよく、「生き甲斐がない」と言います。しかしそれは当たり前です。孤立した人には生き甲斐はない。生き甲斐とは人間関係です。
[
石川達三(作家)]


生きがいとは、自分を徹底的に大事にすることから始まる。
[
日野原重明(医師]



 快楽、快について

本当に私は幸福でした。もし快楽が幸福であるならばね。
[オスカー・ワイルド(イギリスの作家)]


快こそ第一の、生得的な善であり、快が浄福なる生の初めであり、終わりなり。
[エピクロス]


快楽は肉体のある一点の幸福にすぎない。真の幸福、唯一の幸福、まったき幸福は、魂の全体の平穏な裡(うち)に存する。
[ジョセフ・ジューベル(仏のモラリスト)の『パンセ』より。]



 美について

美はあらゆるところにある。決してそれが我々の眼前に欠けているわけではなく、我々の眼がそれを認め得ないだけである。
[ロダン(彫刻家)


美しい景色を探すな。景色の中に美しいものを見つけるんだ。
[
ヴィンセント・ヴァン・ゴッホ(画家)]

 
美しいものを見る機会を逃してはなりません。美は神様が自らの手でお作りになったものですから。路傍にも神秘的なものがあります。全ての美貌、晴れた空、そしてきれいな花の中に美を感じ、喜びましょう。そして恵みの一杯として神様に感謝しましょう。
[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


美しい人の存在は偶然ではない。
[
キューブラー=ロス(アメリカの精神科医)]


美は幸福を約束するものにほかならない。
[
スタンダール]


 
綺麗なお姉さんはそこにいるだけで周りを幸せな気持ちにさせてくれます。もはや存在が社会貢献(イケメンも同)
[RIMIKO(
トータルビューティープランナー)]


自分が幸せだと思っていれば、それだけで美しい。
[RUMIKO(メーキャップアーティスト)]



 音楽について

[
音楽のこと]

音楽は人の心を照らす光。

[アニメ『takt op.Destiny』より。]


音楽には人を楽しませたり感動させたりと、言葉では表現しきれないエネルギーがあり、人類が誕生してから現代に至るまで人々の心には欠かせない「良薬」となっています。
[
羽根佳祐(RAG MUSIC編集長)]


言葉で表現できなくなったとき、「音楽」がはじまる。
[
ドビュッシー]

 

音楽だけが世界語であり、翻訳される必要がない。そこにおいては魂が魂に働きかける。
[J
S・バッハ]


つらいとき、困ったとき、いつでも音楽はそばにいます。さみしかったら、嵐、聴()いてください。俺も聴()きます。
[
松本 潤(「嵐」のメンバー)。音楽活動を休止することになった2021年の「嵐」の最終ライブでの発言。]



 芸術について

[
芸術のこと]


人間の心の奥底へ光を送ること。これが芸術家の使命である。      

[ロベルト・シューマン]   



 苦痛・苦悩について
 
最高の善は快楽、最大の悪は苦痛なり。

[エピクロス「目的について」より。]


賢者は快楽を求めず、苦痛なきを求める。
[
アリストテレス]


苦悩を乗り越えるための聖なる道は8つの部分からできている。すなわち、正しいものの見方、正しい決意、正しい言葉、正しい行為、正しい生活、正しい努力、正しい思念、正しい瞑想である。

[釈尊]

仏教で言う八正道を説いた箇所である。



 
苦労について

幸福は夢にすぎず、苦労は現実である.
[ヴォルテール(18世紀の仏の哲学者)]


人生とは困難で、複雑で、誰もコントロールすることはできません。それを謙虚に理解しなければ、人生の浮き沈みを生き抜くことはできないのです。
[JK・ローリング(イギリスの作家)]


痛みや苦労もなく順調な人生を歩める人はいません。
[細木数子(作家・占術家)]


どうせ生きているからには、苦しいのはあたり前だと思え。
[芥川 龍之介(作家)]



 苦難、不ついて

人間は誰ひとりとして、つつがなく煩いなき一生を送りえまい。
[アイスキュロス(古代ギリシャの劇作家)の戯曲『供養する女たち』より。]


不幸ばかりがつづくと、人はみんな狼になる。
[
ストリンドベリ(スウェーデンの劇作家)の戯曲『父』より。]


一つの不幸にとらわれて、すべてのものを、不幸な眼で見ようとするのはいけない。
[
黒岩重吾(作家)]


冬来たりなば、春遠からじ。

・冬来たりなば=冬がやってきたら。
・春遠からじ=春は遠くは無い。
[
シェリー(英の詩人)]

この世に明けぬ夜はない。
[シェークスピア『マクベス』より。]


黄霧四塞すといえども、蒼天なきにあらず。

・黄霧四塞=
黄色が四方にいっぱいに満ちること。
・蒼天=青空。

[
吉田松陰]


苦難はたいてい未来の幸福を意味し、それを準備してくれるものであるから、私はそうした経験を通じて、苦難のときには希望を抱くようになり、逆にあまり大きな幸福に対しては疑念を抱くようになった。

[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)(スイスの法学者)]

 
すべての不運は、未来への踏み台に過ぎない。

[ソロー(アメリカの作家・思想家)]


逆境は最良の教師である。

[ディズレーリ(イギリスの政治家)]


逆境には、人間のなかの強さや資質を引き出す力がある。逆境がなければ、それらはいつまでも眠ったままだ。

[ヘロドトス]


すべての困難は、あなたへの贈り物を両手に抱えている。

[リチャード・バック]

 
世界は苦しみがあふれているが、苦しみを克服した人たちも同じくらいたくさんいる。
[
ヘレン・ケラー]

 
神様は乗り越えられない試練は与えない。目の前の辛いことを乗り越えて、その先何か大きなことをやりなさいという意味が込められている。だから、不幸だと思わずに見込まれていると思いなさい。

[神谷宗幣(政治家)]


困難に直面した際、その課題や問題は、お前を打ち負かすために送られてきたのではない。お前を発展させ、向上させ、そして強くするために送られてきたのだ。

[ジョエル・オスティーン(米のプロテスタント宣教師)]

 
どんな場所でも苦難はある。人はそれによって不幸を幸福に変え、災いを転じて福(ふく)としなければならない。

・福とする=自分の利益や幸運とする。
[
サミュエル・スマイルズ(イギリスの作家・医者)の『自助論』より。]


終わりよければすべてよし。

[シェークスピアの戯曲『尺には尺を』より。]

 
人間には不幸か、貧困か、病気が必要だ。でないと人間はすぐに思いあがる。

[ツルゲーネフ]



 心配、不安のこと


人の生涯に憂(うれ)いの伴わないことはありえない。憂いと共にありながら、それどころか往々にしていくたの憂いを持ちながら、しかも憂いなしに生活していくこと、これこそ我々の修得すべき生活の技術なのだ。

・憂い=心配や気かがり。
・往々にしていくたの=しばしば多くの。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


どんなことでも来るなら来い、時と時間(time and the hour)とはどんな荒々しい日でも経って行くものだ。
[シェークスピアの戯曲『マクベス』のマクベスの言葉。]


活動だけが恐怖と心配を追い払う。
[ゲーテ]


あちこち動きまわらねえと、あれもこれも考えはじめるもんだぜ。
[スタインベック『怒りの葡萄』より。]


もし不安を克服したいのなら、家で座って思いに耽っていたりするな。外に出て走り回れ。

[デール・カーネギー(米の産業企業家・慈善事業家)]


知者は惑(まど)わず、仁者は憂(うれ)えず、勇者は懼(おそ)れず。

・知者=知恵のある人。
[孔子]


「心配はしても心痛はするな」という言葉があります。しかし心配もしてはいけません。心配するとは「そうなるかもしれない」と想う事です。『そんな事があってたまるか!もう心配なんかしない。』 自分に何ができるかだけ考えてそれを実行しよう。大丈夫。何とかなる。
[サイト「建設業許可サポートセンター」より。]


心配するのは、時間の無駄だ。心配は、問題解決の邪魔になる。
[
ドナルド・トランプ(元アメリカ大統領)]


尊敬すべき幸福な人は、逆境にいても、つまらぬことはくよくよせず、心配しても始まらないことは心配せず、自分の力のないことは天に任せて、自分の心がけをよくし、根本から再生の努力をする人である。

[武者小路実篤]


いやなことは、その日のうちに忘れろ。自分ではどうにもならんのにクヨクヨするのは阿呆だ。
[
田中角栄]


過ぎたことで心を煩わせるな。
[
ナポレオン・ボナパルト]


世の中に無神経ほど強いものはない。

[勝海舟]


心配とは、行動の不足から起こるものである。

[野村克也(故・プロ野球監督)]



 執着のこと

執着心(しゅうちゃくしん)は、人の苦しみの原因となる。執着心から起こる災いをよく知って、自分本位の執着心から離れるように心がけること。
[
仏陀]


わたしたちは、自分自身の心の内を知り、執着の鎖(くさり)を断ち切っていくことで、完全な自由へと向かうことができます。 
[
ジェームズ・アレン(イギリスの著述家・詩人)]



 悪・善について

[
善悪の基準・区別]


善とは何か。後味の良いことだ。悪とは何か。後味の悪いことだ。

[ヘミングウェイ]


善い行いをすれば気分が良いし、悪いことをすれば気分が悪い。それが私の信じるところだ。

[エイブラハム・リンカーン(16代アメリカ合衆国大統領)]


[悪の原因のこと]

世には悪のために悪をなす者はいない。みんな悪によって利益・快楽・名誉をえようと思って悪をなす。
[フランシス・ベーコン『随筆集』より。]


金銭の欠乏は諸悪の根源である。
[バーナード・ショー]


金がないのは諸悪の根源だよ。
[マーク・トゥエイン]


悪とは善の欠如である。
F.・ペレス(哲学者)の『悪の形而上学』より。]


悪を原因によって知る人は決して人を呪いもせず、絶望もしないことを学ぶであろう。
[
アラン(フランスの哲学者)]


[悪を思いやること]


罪を憎み、人を憎まず。
[
]


罪は事件にあって人にはない。
[
吉田松陰]


彼を裁くまえに彼を理解しようと努めるべきである。
[
サン=テグジュベリ(フランスの作家)]


悪い物事にも何らか善の本源がこもっているのだから、それを心して抽出(ちゅうしゅつ)すべきだ。

[シェークスピア]


[正義(光、善)
(邪、闇)のこと]


たとえ正義が踏みにじられることがあっても、悪が勝利することは決してない。

[ヘレン・ケラー]

 

未だ曾(かつ)て邪(じゃ)は正に勝たず。

[菅原道真『菅家文章』より。]


闇は光には絶対に勝てない。
[
横石 集(ハーモニーズのリーダー)]


人生の行路は様々で、時に善人が悪人に敗けたごとく見えることもあるが、長い間の善悪の差別は確然とつくものである。悪いことの習慣を多く持つものは悪人となり、良いことの習慣を多くつけている人は善人となる。

[渋沢栄一(実業家)]


善の究極は悪であり、悪の究極は善である。
[ラ・ロシュフーコー(フランスの箴言作家)]


[()いことを行うこと]

人はただ善い事をしようと心がけるべきである。考えがその方向へ向けられていれば、常にその機会は見つかる。このようにすれば人生は大変楽になる。特に逆境にある時ほどそうである。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)]


()きことを思い、善()きことを行えば、人生は好転する。
[
稲盛和夫(実業家)]


[自身の悪への対処のこと]

善をなすには努力が必要である。しかし、悪を抑制するには、さらにいっそうの努力が必要である。
[
トルストイ]


人間は善悪両方を持っています。それを、自分の勉強や修行によって、善悪の判断をし、悪の誘惑に負けずに善行を積んでいくことが人間の道なのです。

[瀬戸内 寂聴]


[他人の悪への対処のこと]

悪に対して悪をもって報いることは、幸福を失うことである。悪に対して愛をもって報いることは、幸福を得ることである。
[
トルストイ]


(うら)みに報いるに徳を以(もっ)てす。

・徳を以てす=ゆるしの心を持ってあたたかく対処する。
[老子]


(うら)みに報いるに直(ちょく)を以(もっ)てす。

・直を以てす=公平無私な態度で対処する。
[孔子]


[悪魔のこと]


悪魔は我々を誘惑しない。悪魔を誘惑するのは我々である。
G・エリオット(女流作家)


悪魔は招かれぬ所へは出向かぬ紳士である。
[
エイブラハム・リンカーン(アメリカの大統領)]


[善意、正義の害のこと]

善意、純情の犯す悪ほど困ったものはない。
[中野好夫(英文学者)


地獄への道は善意で舗装されている。
[ハイエク(経済学者)

力を伴わない正義は悪にも劣る。
[
テレビアニメ『ふたりはプリキュア』より]


元来、共産主義の如くに、理想を知って、現実を知らず、その自らの反現実性に批判精神の欠如せるものは、専制、ファッショの徒()にほかならぬである。


・ファッショ=ファシズム。全体主義。
[坂口安吾(作家)]

 
気をつけろ。理想主義者は悪漢より始末が悪い。

[オーソン・ウェルズの映画『黒い罠』より。]

 
自分の考えだけが何時も正しいと信じている者、自分の思想や行動が決して間違っていないと信じている者、そしてそのために周りへの影響や迷惑に気づかぬ者、そのために他人を不幸にしているのに一向に無頓着な者――それを善魔という。

[遠藤周作]


悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない

ここで言う善人は、独善や誤った善や適切でない善の押しつけ等により人や社会に害毒を及ぼす善人のこと。
[
ニーチェ]


場所ちがいの善行は悪行だと私は思う。

[エンニウス(古代ローマの詩人)]


[
悪や善が来るということ]


大悪来(きた)れば、大善来(きた)る。

・来れば=大きな悪がやってくると。
・大善来る=大きな善も、その前後に、一緒にやってくることよ。

この世においては大悪ばかりが永遠に進行することはありえない、というこの世界についての信頼が洞察されている言葉。
[仏典の中の言葉]

 
善も悪も永続することはない。悪が長い間続いたから、もうすぐ良いことがあるに違いない。

[セルバンテス]


人間万事塞翁(さいおう)が馬

世には幸福幸運が不幸不運を招いたり不幸不運が幸福幸運を招いたりすることがあるという中国の昔の話に基づき、人の幸・不幸は定めがたいものだということ。

〔故事成語〕


神がわれわれに悪を送るとともに、悪を征服する武器をも送る。
[カロル(イギリスの聖職者)


悪人=人類の進歩にもっとも重要な要素。
[
-ビアス『悪魔の辞典』より。]


どれほどひどい状況の中にあろうと、いつでも必ず、希望の歌声は聞こえてくるものだ。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]



 自由について

[
人間が持つ自由のこと]

我々に生命を与えた神は同時に我々に自由を与えた。

[ジェファーソン]



一人ひとりの人間が究極の絶対的な自由を持っている。

[サルトル]


人間は生まれながらにして自由である。しかし、いたるところで鎖につながれている。自分こそが主人だと思っている人も、実は奴隷であることに変わりはない。
[ルソー]


[自由と仕事・行為の選択]

自由とは、より良くなるための機会のことだ。

[アルベール・カミュ]


自由ということは、無為閑散ということではない。それは時間を自由に用い得ることであり、仕事と行為とを選択し得ることである。
[ラ・ブリュイエール]

 
自由とは字のとおり、「自らを由(よし)」とすること。いろんな岐路に立ったとき、よく考えて自分の行動を選ぶこと、それが自らを由(よし)とするということです。

[明星学園校長]


[自由の不自由さのこと]

吾人は自由を欲して自由を得た。自由を得た結果、不自由を感じて困っている。

[夏目漱石(文豪)]


人はあらゆる自由を許されたとき、自らの不可解な限定とその不自由さに気づくであろう。
[坂口安吾]


すべての人間が、自由を得るや、その欠点を発揮する。強い者は度を超え、弱い者は怠ける。
[
ゲーテ]


あまりに自由なのは、よくない。
[パスカル『パンセ』より。]



絶対的な自由は非人間的である。
[バートランド・ラッセル]


私は孤独で自由だ。だが、自由はどこかしら死に似ている。
[サルトル『嘔吐』より。]


[自立と自由のこと]

自由とは、自分以外のなにものからもコントロールされないこと。

[トム・ラスク(著述家)]


ほんとうの自由とは他人に振りまわされない芯(しん)の強さである。

[ウェイン・ダイアー(アメリカの著述家)]


自立した人だけが自由を享受できる。

[マリア・モンテッソーリ(イタリアの医師・幼児教育者)]


[結果としての自由(
的自由)のこと]


自由とは必然性の洞察である。

エンゲルスが著書『反デューリング論』の中でヘーゲルの考えを要約して述べたもの。

ある対象の必然性(=法則などのこと)を知れば知るほど、その対象を支配でき、その対象に対して我々は「自由」になれる、ということ。科学の役割・価値について述べているとも言える。
[エンゲルス(経済学者・哲学者)


賢い人間だけが自由である。すべての愚者は奴隷である。
[]


我々に自由を得させるものが真理なのである。
[
椎名麟三(作家)]


[不自由のこと]

自由が失われたとき、生命は無味乾燥になってしまった
[ジョーゼフ・アディソン(イギリスの政治家・文学者)]


不自由を常と思えば不足なし。
[徳川家康]



 物事の因果について

すべてのことに契機と根底の原因とがある。

[シェークスピア]



 運命・宿命について

ふだんの言葉と行いが運命になっている。
[
吉田松陰]


心が変われば行動が変わる

行動が変われば習慣が変わる

習慣が変われば人格が変わる

人格が変われば運命が変わる


星稜野球部に掲げられている監督・山下智茂の言葉。



人間は毅然として、現実の運命に耐えていくべきだ。そこに一切の真理が潜(ひそ)んでいる。

[ゴッホ(画家)]

 
運命が甘いものにせよ、苦いものにせよ、好ましい糧として役立てよう。

[ヘッセ]


運命に定められた道を進むとき、なすべきことを愛するとき、人は内に秘められたすばらしい力を発揮する。

[マーシャ・シネター(米国の女性自己実現コンサルタント)]


必然に随順する者、これ賢者にして神を知る者なり。

[エウリピデス 「語録」より。]


己の分を知り、なるに任せて、それを愛せば、心の平穏は保てます。

[ロマン・ロラン]



 孤立・孤独について

[
孤独の苦しみのこと、
孤立は死であること]

 
孤独はこの世でいちばん恐ろしい苦しみだ。どんなに激しい恐怖にも、みんながいっしょなら、堪()えられるが、孤独は死に等しい。
[
ゲオルギー・ジューコフ(ソ連の政治家・軍人)]

 
「ああ寒いほど独りぼっちだ!」

[井伏鱒二の小説『山椒魚』より。]


ただ一人でいること、神々なしにいること、それこそが死である。
[ヘルダーリン(ドイツの詩人)


あんまりひとりぼっちの人間は、しまいには病気になるもんだ。
[
スタインベック]


[一人では虚(むな)しいこと]

自由でもヨユウでも/
一人じゃ虚(むな)しいわ
[宇多田ヒカルの
曲「Prisoner Of Love」より。]


[一人ではほんとに欲しい
ものは見つからないこと]


ほんとに欲しいものは/
ひとりじゃみつからない
[中山美穂の曲「セミスウィートの魔法,」より。作詞:松井五郎。]


[孤立しているようで
孤立でないこと]

 
完全に孤立した人間は存在しない。
[
サン=テグジュベリ(フランスの作家)]


あなたは決して一人でやっているのではない。必ず何かしらの力が応援してくれている。

[ジェームス・スキナー(米の経営コンサルタント)]



 出会いについて

すべて真の生とは出会いである。
[
マルチン・ブーバー(オーストリアの社会学者・宗教哲学者)]


もしこのとき、この人(あるいは書物)に会わなかったならば、自分はどうなっていたであろうと思うことがある。そこに生ずるのは謝念である。人生に対する謝念とは邂逅の歓喜である。たとい貧苦病身災難のうちにあろうとも、邂逅の歓喜あるところに人生の幸福があると私は思っている。私はそれ以外の人生の幸福を信じない。

邂逅(かいこう)=出会うこと。
[
亀井 勝一郎(評論家)]

 

歴史に刻まれた/
切ない愛が /

時を超えて/
又めぐり逢うよ

[倉木麻衣の
曲「Can't forget your love」より。]


宇宙の片隅で/
めぐり逢えた喜びは/

うたかたでも/
身をやつすの


・うたかた=水面に浮かぶ泡。泡沫。
・身をやつす=やつれが現れるほど心を悩まして熱中する。
[
曲「朝陽の中で微笑んで」(歌詞:松任谷 由実)より。]


運命のひとは必ずあらわれる。ただ彼は今頃アフリカあたりにいて、しかも徒歩でこっちに向っているにちがいないわ。

[オプラ・ウィンフリー(米国の女優)]

 



 人と共に生きること

他人のために他人と共に生きること、それだけが生きることだ。
[
ハイベルク(ノルウェーの劇作家)]


人間は孤立すると、自己を見失う。すなわち人間は、広い人間関係の中に、自らのより大きく、より真実な自己を見出すのである。

[タゴール(インドの詩人)]


人間は、ひとりでは人間ではない。
[テニスン(イギリスの詩人)


他人と会話すれば、人生がよい方向に展開していく。
[
蓮如(浄土宗の僧)]


常に良き友と話し、意見をしてもらえ。
[
藤堂高虎(戦国時代の武将)]


自分のためにでなく、人のために生きようとするとき、その人は、もはや孤独ではない。

[日野原 重明(医者)]

 
一人で生きようとする者は人として成功することはない。他人の心と通じなければ、心は枯れてしまう。自分の考えだけを聞き、他人からインスピレーションを得ることがなければ、心はしぼんでいくのだ。

[パール・バック]

 
光の中を一人で歩むよりも、闇の中を友人と共に歩むほうが良い。

[ヘレン・ケラー]

 
人間的感動の大部分は人間の内部にあるのではなく、人と人との間にある。

[フルトヴェングラー(指揮者)]

 
人を幸せにすることが自分の幸せと思える人は、幸せになりやすい。

[本多時生(著述家)]


人生は他人を幸せにすることじゃない。自分の幸せを他人と分かち合うこと。

[パリス・ヒルトン]



 
人や社会に尽くすこと

人生の唯一の意義は、人のために生きることである。
[
トルストイ(ロシアの文豪)]


誰かの為に生きてこそ、人生には価値がある。
[
アインシュタイン(物理学者)]


他人のための行いにこそ価値があり、それが人生の重要な秘訣のひとつだ。

[ルイス・キャロル(イギリスの作家)]


人生の目的は奉仕であり、慈悲と他者を助ける強い意志を示すことである。
[
シュバイツァー]


人のために生きる時、人生はより困難になる。しかし、より豊かで幸せにもなれる。

[シュバイツァー]


人生は刺激に満ちた仕事ですが、もっとも刺激的なのは、人のために生きるときです。

[ヘレン・ケラー]


人のために生活して、己のために生活せざるを医業の本体とする。
[
緒方洪庵(江戸時代の医者・蘭学者)]


善をなせ、人は人を幸せにするために生まれてきたのだから。
[トルストイ]


人々のために曲を書くときのほうが、そうでないときよりも、ずっと美しい曲を書くことができる。

[ベートーベン]


奉仕を主とする事業は栄える。利得を主とする事業は衰える。
[
ヘンリー・フォード]


人生における、全ての失敗の原因は、自分の事しか考えていないことにある。

[アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の心理学者)]

人にしてもらいたいと思うことを、人にもしなさい。

[『新約聖書』の「コリントの信徒への手紙」より。]


わたしたちのつとめは、この素晴らしい世界になにか貢献すること。

[イブ・アーデン(アメリカの映画女優)]



 
与えることのすすめ

聖人は積()まず、既(ことごと)くもって人のためにしておのれいよいよ有(ゆう)し、既(ことごと)くもって人に与えておのれいよいよ多し。

既くもって=すべてを。
[『老子』より。]


我々は得ることで生計を立て、与えることで生きがいを作る。

[ウィンストン・チャーチル(イギリスの政治家)]


何も与えない者は、何も得ることがない。最大の不幸は、愛されないことではなく、愛さないことだ。
[
カミュ(フランスの作家)]

 
たくさんもっている人が豊かなのではなく、たくさん与える人が豊かなのだ。
[
E・H・フロム]


他人の利益をはかるように努めていると、苦しみの世界に行く因縁が消える。

[空海]


人を思いやる気持ちと、人に利益をもたらす行動をすることが全ての根本である。

[空海]


仏の教えは一言で言えば、自分の利益と他人の利益を一致させることである。

[空海]

 

 

自分だけでなく仲間の利益を大切にすること。受け取るよりも多く相手に与えること。それが幸福になる唯一の道だ。
[
アルフレッド・アドラー(オーストリア出身の心理学者)]



 
人を喜ばすこと


人を喜ばせると、自分も喜べる。誰かを喜ばせることは、自分をも喜びでいっぱいにする。どんなに小さな事柄でも、人を喜ばせることが出来ると、私たちの両手も心も喜びでいっぱいになるのだ。
[
ニーチェ]


幸福になりたいのだったら、人を喜ばすことを勉強したまえ
[
マシュー・プリオール(イギリスの詩人・外交官)]


安らかで幸福な気持ちを得たいと思うのであれば、誰か人を喜ばせるようなことをするのが、一番の方法である。そしてそれは、ほんのちょっとした小さなことでも構(かま)わないのである。
[
植西 聰(カウンセラー・著述家)]


喜ばせるってそんなに難しいことじゃないよ。「いつもありがとう」「おいしかったよ」って、相手が笑顔になるような言葉をかけるだけでいいの。
[
斎藤一人(実業家・著作家)]


成功の秘訣(ひけつ)は、人を喜ばせたい、人の役に立ちたいという気持ちをいつも持つことです。そして、それを仕事に反映させることです。
[
リチャード・ブランソン(イギリスの実業家)]


最も多くの人間を喜ばせたものが、最も大きく栄える。
[
徳川家康]


多くの人々に幸せや喜びを与えること以上に、崇高で素晴らしいものはない。

[ベートーベン]


この世のもっとも純粋なよろこびは、 他人のよろこびを見ることだ。
[
三島 由紀夫(作家)]



 愛のすすめ

[
愛を行うことの大切さ]


愛なしに真の幸福はありえない。愛があれば完全な永続する不幸というものは決してないのだ。愛において最も感謝すべき点は、相手もまた愛をもってこたえてくれるということだけではなくて、愛し始めたとたんに自分自身の本質が強められ活気づけられるということだ。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


諸君がからだを病み、心弱く、打挫(うちくじ)かれ、生活の幻滅を感じ、意気を喪(うしな)い、苦悩と孤独に陥る時、その時にこそ、諸君は愛への決意をとれ、その決意を新しくせよ。―――愛はすべてを克服する。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


どんな信念・信仰の人にとっても、およそ人間を生涯見捨てず、あらゆる不幸に際して常に慰めてくれるただ二つのものがある、仕事と愛、これである。
[カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)


愛せよ。人生においてよいものはそれのみである。
[ジョルジュ・サンド(フランスの女流作家)


どこにいたって、愛がありゃあ、天国なんじゃないの? そういうもんだよ。
[
映画『男はつらいよ』第33作の寅さんの言葉。]

 
愛なき人生は暗黒なり。
[
蓮沼門三(社会教育家)]


愛なくて人は生きねばならなかったら、人生は遂に地獄のなかの地獄である。

[武者小路実篤(作家)]


愛に住(じゅう)すれば人生に意義あり、愛を離(はな)るれば、人生は無意義なり。
[
二葉亭四迷の小説『平凡』より。]


愛の関係の中において決断する時、人間は自由である。
[八木誠一(キリスト教学者)

 
大きな愛のあるところ、常に奇跡がある。

[ウィラ・ギャザー(アメリカの女流作家)]


心に愛がある女性は常に成功する。
[ヴィッキイ・バウム(オーストリアの作家)


天にありては星、地にありでは花、人にありては愛、これ世にて美しきものの最(さい)たらずや。

・最(さい)たらずや=最高のものではないか、最高のものである。
[高山樗牛]

 
たしかに、この世で人を欠くべからざる存在にするものは、愛以外にはない。

・欠くべからざる存在=欠くことができない存在。
[ゲーテ『若きヴェルテルの悩み』より。]


人間は、愛そうとすることによって成長していく。
[加藤諦三(著述家)]


生きることが辛い人は、やさしい人になろうとすることが幸せへの道である。
[加藤諦三(社会心理学者・著述家)]


[愛の強さのこと]

愛は忍耐強い。すべてを忍(しの)び、すべてを信じ、すべてを望み、すべてに耐える。
[
『新約聖書』の「コリント信徒への手紙」より。]


[
愛と知のこと]

知は愛、愛は知。

対象をより知っていくことによって対象への愛がより増していくものだ、また、対象への愛があってこそ対象をよく知っていくことができるものだ、ということ。
[西田幾多郎(哲学者)


[一人の人間を愛すること]

一人の人を愛する心は、どんな人をも憎むことができません。
[ゲーテ]


ひとりの人間を心の底から愛すれば、ほかのすべての人にも好意をもてるようになる
[
ゲーテ]


確実に幸福な人となるただ一つの道は、人を愛することだ。
[トルストイ]


[愛と悲劇のこと]


愛の悲劇というものはない。愛がないことのなかにのみ悲劇がある。
[テスカ(フランスの作家)


まことに仁(じん)に志(こころざ)さば、悪()しきことなし。

・誠に仁に志さば=思いやりと愛の心を確かに持って相手に接するなら。
・悪しきことなし=相手との間によくないことは起こらない。
[孔子]


[許すということ]

許すことは最も高貴で、最も美しい愛の形です。

[ロバート・ミュラー]


弱い人は復讐する。強い人は許す。賢い人は無視する。
[
アインシュタイン(宇宙物理学者)]


弱い者ほど相手を許すことができない。 許すということは、強さの証(あかし)だ。
[
マハトマ・ガンジー]


[その他(愛のこと)]

愛はそれが自己犠牲であるときのほかは、愛の名に値しない。

[ロマン・ロラン]



私たちはどうやって滅ぶか。愛なきため。

[ゲーテ]


仕事とは、「愛」を目に見えるかたちに表現することだ。

[ジブラーン(アメリカの詩人)]


人生で最もすばらしい癒(いや)し、それが愛なのだ。

[パブロ・ピカソ]


他人のことを必要以上に大切にする。 それが愛ってやつだと思う。

[アラン・アレクサンダー・ミルン(『くまのプーさんの作者)]


愛の欠如こそ、今日の世界における最悪の病です。
[
マザー・テレサ]



 思いやりの態度


思い合う心があれば、かならず幸せに近づけると存じます。

[ふみ(NHK大河ドラマ「花燃ゆ」のヒロイン)の言葉。]

 
日々の暮らしにある、ほんのささいな親切や思いやり。それこそが大いなる幸福につながっていく。

[ドロシー・ロー・ノルト(アメリカの女流作家)]

 
お互いが少しでも思いやりを持つように努力すれば、この世界はずっと良くなるでしょう。

[エリオットペイジ(カナダの俳優)]

 
他人に対しても自分に対しても親切であること。人の生きるのを助け、自分自身の生きるのを助けること。これこそ真の思いやりである。

[アラン(フランスの哲学者)]



 
愛することと愛されること


どんな人だって、愛するものや愛されるものを一人も持たなければ、心は死んでしまう。
[田辺聖子(作家)


人を愛せずして生きることはできず、また、愛されずして生きることはできない。

[徳富蘆花(小説家)]


私がこの世で何をおいても求めているものは、愛し愛されること。

[マリリン・モンロー]


相思相愛
[
四字熟語]


愛し合ってるかい?
[忌野清志郎(ステージ上でのお決まりのフレーズ)]


「人を愛する」「人から愛される」体験を通して、人生は意味で満たされ「生きがい」を感じられるようになるのです。
[
松山 淳(企業研修講師・心理カウンセラー)]



愛というものは、愛されることによりも、むしろ愛することに存する。
[
アリストテレス]


愛されることが幸福ではなく、愛することが幸福である。
[ヘルマン・ヘッセ]

 
愛する者は、愛される者より愛の近くにいる。

[ジャン・ジロドゥ]


愛することができる人は幸せだ。
[
ヘルマン・ヘッセ]


ああ、愛されぬことは不幸なり、愛することの出来ぬは猶更(なおさら)なり。

[徳富蘆花(小説家)]

 
難しいのは愛することではなく、愛されることである。
[
ゲーテ]


幸福は、自分は何ものかに絶対的に愛されているのだという確信の中に存する。
[ヴィクトル・ユーゴー]


宝石。愛の代弁者。
[S・ダニエル(英国の詩人)]


愛されなかったということは、生きなかったことと同義である。
[
ルー・ザロメ]


明日を疑って戸惑う夜には/瞳を閉じてあなたを想う/遠く離れていても/君だけだよって言って 愛してるって/あなただけのメロディーで/近くに居ることを確かめたい/いつでも あなただけを

[国分友里恵の曲「憧憬」より。]


君がいるとどんなことでも/乗りきれるような気持ちになってる/こんな日々がいつまでもきっと/続いてくことを祈っているよ

[中島美嘉の曲「雪の華」(作詞・
Satomi)
より。]


なんて人生は素晴らしいんだ/君がこの世にいるのなら

[エルトン・ジョン(ミュージシャン)
の曲「YourSong」の一節。]



 
愛と憎しみについて

愛する事は憎む事を知る初めである。

[永井荷風]


男女の間では、憎しみは愛の裏返しです。嫉妬もまた、愛のバロメーターです

[瀬戸内寂聴]


ほれているから憎いのよ

[森進一の曲「女のためいき」より。]

可愛さ余って憎さ百倍

[]



 男、女について

やっぱり女っていいこと言うもん。俺以上に俺のこと見てるもん。それはすごいと思うね。男って、女を通して世の中を見たり、自分自身を見たりするわけでさ。女ってそういう才能あるからね。うん、だから恋愛をたくさんこなしたヤツは強いよ。
[
桑田佳祐]



 恋、恋愛について

人間は恋をすると、かぎりない豊かさを自分のうちに見いだす。すなおさとやさしさにあふれてくる。

[チェーホフ]


あの人が私を愛してから、自分が自分にとってどれほど価値のあるものとなったことだろう。
[
ゲーテ『若きウェルテルの悩み』より。]


いつだって恋だけが/素敵なことでしょう/いとしいあなたの心の中/のぞいてみる/誰だって恋だけじゃ/愛にたどり着けない
[MY LITTLE LOVERの曲「ALICE」より。]


恋は炎であるとともに、光でなければならない。

[ソロー(アメリカの作家)]


自分は愛されていると思っている女性は、いつも魅力があるものだ。
[伊藤 整(作家・文芸評論家)]


女は、男に見つめられていると思うと、自然に綺麗になっていく。
[
内海 隆一郎(作家・文芸評論家)]


恋愛は永遠である――それが続いているかぎりは。
[
アンリ・ド・レニエ(仏の詩人・作家)]


僕はあなたを幸せにする自信はありません。でも、僕が幸せになる自信はあります。

映画『釣りバカ日誌』の浜ちゃん(西田敏行)のプロポーズの名セリフ。




 結婚、夫婦について

女――それは男の活動にとって、大きなつまずきの石である。女に恋しながらなにかをするということは困難である。だがここに、恋が妨げにならないたった一つの方法がある。それは恋する女と結婚することである。
[トルストイ]


美婦は目を楽しませ、良妻は心を楽しませる。
[ナポレオン・ボナパルト]


夫婦は、性生活さえ順調であれば、たいていの場合、ほかの少々の摩擦は問題にならない。

[GV・ハミルトン]


家庭とはいついかなるときにおいても女房が亭主を尻に敷くにきまっている。

[尾崎士郎(昭和期の小説家)]



 家族、家庭について

人生最大の幸福は一家の和楽である。円満なる親子、兄弟、師弟、友人の愛情に生きるより切なるものはない。

[野口英世]

家族が一緒にいること。みんなが健康で、そこに温かい笑顔があること。それこそが人間の本当の幸福ではないか。
[
黒柳徹子]


王様であろうと百姓であろうと、己の家庭で平和を見出す者が一番幸福な人間である。

[ゲーテ]



 
対人関係について



愛される人は愛する人である。
[山口洋子(作詞家)


もし君が人に愛されようと思うなら、まず君が人を愛さなければならない。
[セネカ]


人を愛しなさい。そうすればあなたも愛されるのです。愛というものは、方程式の両辺のように、つり合っているのですから。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


我よく人を愛すれば、人また我を愛す。
[
伊藤仁斎(江戸時代の儒学者)]

 
人は尊敬するがゆえにのみ、尊敬される。

[エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]


相手の態度は自分の鏡。

自分が相手を心で嫌っていると、相手もそれに気付いて自分を嫌ってしまうことが多いということ。
[諺]


他者は鏡である。
[小林秀雄]


愛にあふれた人は、愛にあふれた世界に住みます。敵対的な人は、敵対的な世界に住みます。あなたが出会う人は、あなたの鏡です。

[ケン・ケイエス・ジュニア]


徳は孤ならず、必ず隣りあり。

徳のある人は孤立という状況に置かれない。必ず同行者や慕ってくる隣人がいるものだ、ということ。
[孔子]


ザマ見ろぃ、人間はね、理屈なんかじゃ動かねえんだよ。

[映画「男はつらいよ」の寅さんの言葉。]


仁者は常に人の是()を見る、不仁者は常に人の非を見る。


・是=良い面。長所。
[
伊藤仁斎]


他人(ひと)を傷つけない範囲で正直でいられることをやっと学んだよ。
[バート・ランカスター(男優)


心に迷いある時は人を咎(とが)む、迷いなき時は人を咎めず。

[手島堵庵(江戸期の心学者)]


教養ある人間は、他の人格を尊重し、したがってつねに寛大で柔和で腰が低いものである。

[チェーホフ]

 
神は人間に孤独を与えた。しかも同時に人間に孤独ではいられない性質を与えた。

[佐藤春夫(詩人・作家)]


負い目を作らない
[
矢沢永吉(ミュージシャン)]



 
礼儀、マナーについて

私たちがみんなで、小さい礼儀作法に気をつけたなら、この人生はもっと暮らしやすくなる。

[チャップリン]


(おのれ)に克()ちて礼に復(かえ)るをとなす。

・礼=社会において守るべきマナーやルール。
・〜となす=〜とみなす。
[孔子]


 
言葉について
 
幸福な人生を歩んでいる人は、言葉の使い方を知っています。言葉は選んで使いなさい。言葉の選択一つで、人生は明るくも暗くもなるのです。

[ジョセフ・マーフィー]

 
いい言葉を使う習慣が、いい現象と共鳴していきます。「嬉しいね、楽しいね、ありがたいね」 どんな小さなことにもこうした言葉を口にしていると、嬉しいことや楽しいことやありがたいことが、どんどん起こっていきます。
[
佐藤 伝『魔法の習慣』より。]


心の奥底に達してあらゆる病を癒せる音楽、それは温かい言葉だ。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]

 
優しい言葉一つで冬じゅう暖かい。

[日本の諺]


私の言語の限界は、私の世界の限界を意味する。
[ウィトゲンシュタイン]


()は達するのみ。

言葉というものは、その伝えたい内容が正確に伝われば、それで十分だ、ということ。
[
孔子]


生活にゆとりがなく、お金や物を与えることができなくとも、言葉で人を救うことはできる。悩んでいる人や困っている人に出会ったら、一言(ひとこと)、優しい言葉をかけるだけで、彼らを悩みや苦しみから救うことができるのだ。これもまた大きな善行である。
[
洪自誠(中国明代の著作家)の『菜根譚』より。]


いい言葉は、いい人生をつくる。
[
斎藤茂太(精神科医・随筆家)]



 会話について

[話を聞いいてあげること]
 
他人への気遣(きづか)いで大切なのは話を聞いてやることだ。人間は(とし)を取るとどういうわけかこれが苦手になるらしい。むしろ、自分の自慢話ばかりしたがるようになる。だけど、自慢話は一文の得(いちもんのとく)にもならないしその場の雰囲気を悪くする。それよりも相手の話を聞く方がずっといい。
[
北野 武(タレント)]



 迷いと悟りのこと

自己を運びて万法を修証するを迷いとす。万法すすみて自己を修証するは悟りなり。

・自己を運びて=自己が万法の方へと働きかけていって。
・万法を修証する=この世のあらゆるものを修め、明らかにしていくこと。
・迷いとする。=迷いというのだ。
・万法すすみて=万法の方が自己の方にやってくることにまかせて。
[道元]


ドストエフスキーは矛盾の中にじっと坐(すわ)って円熟していった人であり、トルストイは合理的と信ずる道を果てまで歩かねば気が済まなかった人だ。

[小林秀雄]



 
生と死について

万緑や/死は一弾を/(もっ)て足る


・〜を以て=〜を用いることで、〜によって。
・足る=充分だ。確かに行われる。
[
上田五千石の詠んだ俳句]


生死の相にあづからずといはば、実の理を得たりといふべし。

・生死の相にあづからずといはば=生と死の姿の区別が無くなったならば。
[吉田兼好。『徒然草』第九十三段より。]


人間は生きている間に、充分仕事もし、充分生活も楽しんで置けば、安心して死なれるのではないかと思う。
[
菊池 寛]



 道徳、倫理について


それを考えることが、しばしばにして、かつ、永ければ永いほど、常に新たにして、いや増す感激と畏敬(いけい)とをもって、私の心を充()たすものが二つある。それは、わが上なる星輝く空と、わが内なる道徳律である。

・いや増す=ますます盛んになる。
・畏敬=おそれ敬うこと。
・わが内なる道徳律=自己の内に道徳的な生き方をしようとする心があること。
[カント]


理想無ければ道徳無し。

[黒岩涙香(ジャーナリスト)]



 
宗教・信仰、神・仏について

[宗教とは何か]

宗教――人間をこえた絶対的なものを信仰し、それによって、なぐさめ・安心・幸福を得ようとする働き。

[『考古学がわかる。』(朝日出版社刊

)より。]


宗教とは、人が、自己の個人的人格と無限の宇宙もしくは宇宙の根元とのあいだに、打ちたてる一定の関係である。
[トルストイ『宗教とは何か』より。]


真の宗教とは、人間が彼らをとりまく無限の大生命に対して彼らの生活を、この大無限に結合させ、それによって自己の行為を指導するという関係を確立することである。
[
トルストイ『宗教とは何か』より。]


宗教とは、永遠に生きている神を信じることである。いいかえれば宇宙を支配し人類と道徳的関係を保持している神的精神と意志を信じることである。
[カルロ・マリ・マルティーニ(大ローマ布教所長)]


あらゆる価値ある働きは、信仰にもとづいた行為である。


その信仰が間違った誤った信仰でなくて価値ある正しい信仰である場合、そう言えるのではないかと思う。
[
シュバイツァー]


神の存在を信ずること、人間の幸福はこの一語につきる。
[トルストイの戯曲『生ける屍』より。]


信仰の果実は愛である。
[
マザー・テレサ]


それでよいのじゃ。みな助かっているのじゃ……善い、調和した世界じゃ。

倉田百三著『出家とその弟子』の末部の親鸞上人の臨終の言葉。
[
倉田百三]


[科学と宗教のこと]


宗教なき科学は不完全であり、科学なき宗教は盲目である。
[アインシュタイン]


[神秘のこと]
 
我々に味わえる最も素晴らしい経験は、神秘だ。それは、真の芸術と真の科学を生み育てる基本的な感情である。これを知らず、もはや不思議に思うことも驚くこともできない人は、死んだも同然で、火の消えた蝋燭でしかない。
[
アインシュタイン]


考える人間の最も美しい幸福は、極め得るものを極めてしまい、極め得ないものを静かに崇(あが)めることである。
[
ゲーテ]


[祈るということ]

普通の人々はお祈りしない。ただ、お願いするだけだ。
[
バーナード・ショー(イギリスの劇作家)]


祈る=取るに足らないことが明々白々(めいめいはくはく)なたった一人の嘆願者のために、宇宙の全法則を廃棄(はいき)してくれるように頼む。[-ビアス(アメリカのジャーナリスト)の『悪魔の辞典』より。]


祈りは老女の無駄な繰り言ではない。正しく理解され使われれば、行動の最も力強い道具となる。
[マハトマ・ガンジー]


心からの祈りによって、成し遂()げられないものは、この世に無い。
[マハトマ・ガンジー]


祈るんだ! しかし祈りは天に願いごとをする儀式ではない。祈ることで、自分に力を呼び、その力で現実を切り開いていくんだ!
[吉田 聡(漫画家)の漫画『ジナス』より。]


祈りは宗教を行動に表したものだ。つまり、祈りこそ真の宗教である。
[
ウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者・心理学者)]


祈りの時、信じて求めるものは、みな与えられるであろう。
[
『新約聖書』の「マタイによる福音書」より。]


[天を相手にすること]


人を相手にせず天を相手にせよ。天を相手にして己を尽くし、人を咎(とが)めず、我が誠の足らざるを尋ぬべし 。
[
西郷隆盛]


[神のこと]

すべて存在するものは神のうちにあり、神なくしては何ものも存在しえず、また理解もされない。

[スピノザ 『エチカ』より。]

正しく考えるとき我々は神の中にある。正しく生きるとき神が我々の中にある。

[アウグスティヌス]


[仏のこと]


凡夫は体の三身にして本仏ぞかし。仏は用の三身にして迹仏(しゃくぶつ)なり。


普通の生身の人間こそ本仏が内在しているので本仏であり、史上に出現した偉い仏は本仏が姿を現した仮の姿の仏に過ぎない、ということ。
[
日蓮上人]


[無神論のこと]

無神論は馬鹿げています。太陽系を見た時、地球は太陽から適切な距離に置かれており、ちょうどいい熱や光を受け取っています。これは偶然には起こり得ないことなのです。
[
アイザック・ニュートン(自然科学者)]


神を捨てる者は、ちょうちんをもって歩きつづけるために、太陽の光を消すようなものである。
[
オスカー・モルゲンシュテルン(経済学者)]



 書物、読書について

広い世界への鍵となるのは本である。もし他に何もできないのなら、出来るだけ本を読みなさい。

[ジェーン・ハミルトン(アメリカの小説家)]



読書っていうのは冒険の一種なんだ。読むのは新しい場所への旅だ!
[
チャーリー・ブラウン(アニメ『スヌーピーとチャーリー・ブラウン』の主人公)]


僕は読書が大好きだ。もっと多くの人に本を読むようアドバイスしたい。本の中には、まったく新しい世界が広がっているんだよ。旅行に行く余裕がなくても、本を読めば心の中で旅することができる。本の世界では、何でも見たいものをみて、どこでも行きたいところに行ける。
[
マイケル・ジャクソン(ミュージシャン)]


あらゆる良書を読むことは、過去数世紀の最高の人々と会話するようなものだ。

[デカルト]


書物を読むということは、他人が苦労して成し遂げたことを、容易に自分に取り入れて、自己を改善する最良の方法である。
[ソクラテス]



よい本を厳選して毎日継続して読めば、その国で一流の教養人になれる。
[
カール・ヒルティ(スイスの法学者・思想家)]


真の教養とは、人類の有する偉大な著作に親しむことによって得るものです。

[安岡正篤]


読書の時間を大切にしなさい。一冊の本との出会いがあなたの生き方を変えてくれることだってあります。
[
ジョセフ・マーフィー(アイルランド出身の宗教家・著述家)]


覚えておこう。1冊の本、1本のペン、1人の子供、そして1人の教師が世界を変えることができる。

[マララ・ユスフザイ(パキスタンの人権運動家)]


(ことごと)く書を信ずれば則(すなは)ち書無きに如()かず。

・則ち=漢文でAすればBとなるを述べる場合に、ABの間に添える語。
書無きに如()かず=その書物を読まなかったことに及ばない。読まない方がましだ。
[孟子]


 
思考の尊厳について


空間によって、宇宙は私を一つの点のように包み、呑()みこむ。思考によって、私は宇宙を包む。
[パスカル『パンセ』より。]



 哲学について

世界や人生の究極の根本原理を客観的・理性的に追求する学問。とらわれない目で事物を広く深く見るとともに、それを自己自身の問題として究極まで求めようとするもの。

[『精選版 日本国語大辞典』より。]


哲学者たちにとって最も難しい仕事のひとつは、思想の世界から現実的な世界の中へ降りていくことである。

[マルクス、エンゲルス『ドイツイデオロギー』より。]


哲学というものは、たしかに結構なものだよ。ひとが若い年頃に、ほどよくそれに触れておくぶんにはね。しかし、必要以上にそれにかかずらっていると、人間を破滅させてしまうことになるのだ。

[プラトン]



 
物事のとらえ方・見方のこと
 
「よし、朝だ!」と言うのも、「あ〜あ、朝か…」と言うのも、あなたの考え方次第だ。

[ウェイン・ダイアー(アメリカの心理学者)]


 

何についても言うな、「無くした」と。「返した」と言え。
[
エピクテトス]


 
アイデアを考えるときは、柔らかい頭が必要です。柔らかい頭とは、思考に柔軟性がある状態のことをいいます。知識や常識にとらわれず、偏見や固定観念といった先入観をなくし、視野を広げて考えることが大切です。思考がしなやかになると、視点や考え方を変えるのがスムーズになって、豊かな発想ができるようになります。

[水口貴博(経営者)]


ものの見方によってすべてが変わる。

[荘子]


 
考え方を変えれば、世界を変えたことになる。

[ノーマン・ビンセント・ピール(アメリカの牧師)]

 
世の中には幸も不幸もない。 ただ、考え方でどうにもなるのだ。
[
シェークスピア]


自分の苦痛も他者の苦痛も、減らすには受け止め方を変えればいい。あなた方は、外部の出来事を変えることは出来ない。だから、内的な経験を変えるしかない。これが、生きることの「王道」である。
[ニール・ドナルド・ウォルシュ(「神との対話」シリーズで知られるアメリカの作家)]


事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。

[ニーチェ]


物事を正しく見るたった一つの方法がある、それは物事の全体を見ることだ。
[ラスキン(イギリスの評論家)


達人は大観(たいかん)す。

広く物事の道理に通暁(つうぎょう)した人は、些細(ささい)なことにはとらわれず全体を正しく観察するから、判断を誤ることがないこと。
[『韓非子』より。]



 
楽観主義のこと

グラスに半分ワインが残っているのを見て、「ああ、もう半分しか残っていない」と嘆くのが悲観主義者。「お、まだ半分も残っているじゃないか」と喜ぶのが楽観主義者である。

[バーナード・ショー]


物事は楽観的に考えよ。
[
大隈重信(政治家)]


大丈夫だ、心配するな、なんとかなる。
[
一休宗純(室町時代の禅僧)]


辛いときこそ、悲観的な気分に流されることなく、楽観的であろうとする意思を強くもって行きたい。
[
森田裕之(J-VAC創業者・会長)]


悲観主義は弱さへ、楽観主義は強さへと導く。
[
ウィリアム・ジェームズ(アメリカの哲学者)]


悲観主義者はすべての好機の中に困難をみつけるが、楽観主義者はすべての困難の中に好機を見いだす。
[
ウィンストン・チャーチル(英の政治家)]


悲観的な考え方は、成功を遠ざける。楽観的な考え方は、成功に導く信条である。
[
ブルース・リー(武術家・俳優)]


悲観主義者は風にうらみを言う。楽観主義者は風が変わるのを待つ。現実主義者は、帆を動かす。
[
ウィリアム・アーサー・ウォード(米の作家)]


楽観主義は心身の健康を増進し、仕事と人生の成功に大きく貢献する。
[
アレクサンダー・ロックハート(自己啓発家)]


楽観的になりたいなら、客観的になることだ。
[
斎藤茂太(精神科医・随筆家)]



 知ることについて

すべてを知ることは、ひとを寛容にさせる。
[スタール夫人(フランスの作家)


人は他の何ものを知るよりも先に、自己自身を知ることを学ばなければならない。

[キェルケゴール]


汝自らを知れ。
[
ソクラテス]


『汝自身を知れ』はよいことだが、他人を知るのはもっとよいことだ。
[メナンドロス(古代ギリシャの喜劇作家]


敵を知り、己を知れば、百戦危(あや)うからず。

[孫子『孫子』より。]


唯一の真の英知とは、自分が無知であることを知ることにある。
[
ソクラテス]


知るを知るとなし、知らざるを知らざるとなす、これ、知るなり。
[
孔子]



 
真理の獲得のこと

真理はあなたに自由を得させるであろう。
[『聖書』より。]


(あした)に道を聞けば夕(ゆうべ)に死すとも可()なり。

・朝に=ある日の早朝に。
・道=人としての真の生き方。
・聞けば=聞くことができたら。
・死すとも可()なり=死ぬようなことがあってもかまわない)
[孔子]


自分の思索で得た真理の価値は、本の中の真理の百倍以上である。

[ショーペンハウエル(哲学者)]



 
学ぶこと・考えることについて

[
学ぶということ]


どんな賢明なことでもすでに考えられている。それをもう一度考えてみる必要があるだけだ。
[ゲーテ『格言と反省』より。]


故きを温ねて新しきを知る(温故知新)

昔のことを研究して、新しい知識や道理を見つけだすということ。
[孔子]


自分の思索で得た真理の価値は、本の中の真理の百倍以上である。
[
ショーペンハウエル(哲学者)]


学んで時に之(これ)を習う、亦()た悦ばしからずや。

・習う=その学んだことを自分で繰り返し復習、練習し、実践し、それが身についていくことがわかる。
・亦()た悦ばしからずや=とても嬉しいものだ。

[
孔子]


20歳だろうが80歳だろうが、とにかく学ぶことをやめてしまったものは老人である。 学び続ける者は、みな若い。人生において一番大切なこと は、頭を若く保つことだ。

[ヘンリー・フォード]


すべてのものには、学ぶべきことがある。
[ヘレン・ケラー]

 
人間を賢くし人間を偉大にするものは、過去の経験ではなく、未来に対する期待である。なぜならば、期待をもつ人間は、何歳になっても勉強するからである。

[バーナード・ショー(イギリスの劇作家)]

 
有能な人は、常に学ぶ人である。

[ゲーテ]


[学ぶことと考えること]


学びて思はざれば則(すなは)ち罔(くら)し、思いて学ばざれば則(すなは)ち殆(あやう)し。

罔し(その学んだことを)よくわかっているということにならない。
・殆し=独善に陥って危険である。

[孔子]


新しい知恵が浮かばなかったら、古い知恵を上手に使う方法を見つけよ。
[
エマーソン(アメリカの思想家・詩人)]



 
知識・知恵について

知識は力なり。

[フランシス・ベーコン]


知識は愛であり光であり、未来を見通す力なのだ
[
アン・サリヴァン(アメリカの女性教育者・ヘレン・ケラーの家庭教師)]


知恵はいかなる富にも勝(まさ)るものだ。
[ソポクレス(古代ギリシャの劇作家)]


我々の幸せはいつも知恵次第だ。
[
ソポクレス(古代ギリシャの劇作家)]



 教えることについて

人は、教える間に教えられる。
セネカ(ローマの哲学者)


人は、教えることによって、もっともよく学ぶ。
セネカ(ローマの哲学者)



 
衣食住、生活環境のこと

本当に気持ちのいい服は、人を自由にする。
[ユニクロのテレビCMより。]


きちんと髪型を整えて、素敵な靴を履けば……なにも怖いものはないわ。

[アイリス・アプフェル(米の女性インテリアデザイナー)]


表面を作るという事は内部を改良する一種の方法である。

[夏目漱石]


生きるために食べよ、食べるために生きるな

[ソクラテス]


君がどんなものを食べているかを言って見給え。君がどんなであるかを言ってみせよう。

[サヴァラン『味覚の生理学』より。]


居心地よい家は幸福の偉大な源である。これは健康と良心に次いで重要である。

[シドニー・スミス(イギリスの提督)]


恒産(こうさん)なくして恒心(こうしん)なし。


生活の経済的基盤がしっかりしていなければ、信念に貫かれた安定的な精神を保つことはできない、ということ。

孟子の言葉をもとにした格言。

衣食足りて礼節を知る。

・礼節=礼儀と節度。
[
『管子』より。]


人間の意識がその存在を規定するのではなくて、逆に、人間の社会的存在がその意識を規定するのである。

その人が日頃どういう考えや思いを持つか(=意識)は、その人の生活環境や身分(=存在)によっていることが多い、ということ。
[カール・マルクス『「経済学批判」の序より。]


 
お金、経済について

真に重大な自由はただ一つです。それは経済的な自由なのです。

[サマセット・モーム(イギリスの作家)]


よーく考えよー。お金は大事だよー。
[
アメリカンファミリー生命保険のCMソングより。]


ともかくお金を持てば、人も世の中も恐ろしく思わぬものだ。逆に一文なしになれば、世の中も恐ろしいものである。

[前田利家(戦国時代の武将)]


お金は、ほとんどの人を操るわ。

[ヒッチコックの映画「泥棒成金」より。]



金をつかい、かつ貯金する人は、もっとも仕合わせな人である。
[サミュエル・ジョンソン(英国の文学者)]


持っている金は、自由への手段であり、求めている金とは、隷属への手段である。
[
ルソー]


借金は自由な人を奴隷とする。
[
メナンドロス(古代ギリシャの喜劇作家)]



 戦争と平和について


平和は人類最高の理想である。

[ゲーテ]

 
いかに必要であろうと、いかに正当化できようとも、戦争が犯罪だということを忘れてはいけない。

[ヘミングウェイ]


良い戦争や悪い平和なんてあったためしがない。"

[ベンジャミン・フランクリン(アメリカの政治家・学者)]

戦争は地獄だぜ!
[
映画「フルメタル・ジャケット」中の台詞]


人類は戦争に終止符を打たなければならない。それでなければ戦争が人類に終止符を打つことになろう。

[JF・ケネディ]

 
戦争が始まった。海で陸で野獣のように殺し合う。安全な場所にいる者が他人をそそのかして戦わせる。

[トルストイ]

 
金持ちが戦争を起こし、貧乏人が死ぬ。

[サルトル]


平和――国際関係で、戦争と戦争との間のだましあいの期間。

[-ビアス『悪魔の辞典』より。]


プラトーンのラストシーン。何のための、誰のための戦争なのか?

・プラトーンのラストシーン=映画「プラトーン」の末部で上の曲が流れたことを言っている。

YouTubeの動画「サミュエル・バーバー「弦楽のためのアダージョ」のコメントより。